【Step.5】もがいた先に、得た学び。
この数日、本当にギリギリだった。
色んなことにこだわって、
自分の理想とは違う…という理由で、
note にアップするのも止めたなら、
多分また挫折していただろうな。
写真という選択肢を、私はカットすることで、
連続投稿を繋いでみた。
同時に、目標としていた学習アプリを、
優先順位をつけることにした。
*
挑戦し始めの頃には、
想像以上にサクサク進む楽しい時期がある。
それが進むにつれて、
ペースが落ちていく…。
よくありがちのパターン。
何故だろうかと考える。
この山を乗り切るヒントは、
「仕切り直し」なのではないかと思った。
積み上げてきたものを、手放す。
「今日から、始まる」
そう、思うだけ。
*
不思議なもので、
そう思っても、思わなくても、
過去が消えるわけでもないし、
覚えたものを忘れる訳でもない。
それなのになぜか、いつの間にか、
「継続」
という意識にとらわれ始めるのだと思った。
でも、「継続」は結果であって、
今踏み出す一歩が無ければ、
続けてはゆけない。
つまり、継続するけど、継続しない。
それでも結果的には、継続する。
何だか、哲学問答みたいになってきたけど、
継続しようと意気込み過ぎても、
継続出来るとは限らない。
何とかして解きたい!覚えたい!
そう思う時には、
まだ覚えられない、という焦りの方が、
クローズアップする気がした。
焦り…プレッシャー…
継続出来なかったら、
どうしようという不安。
確実に前に進んでいるはずなのに、
後退している気までしてくる。
*
だから、それをリセットする。
忘れるなら、忘れてしまおう。
また、出会えば良いのだから。
今は、今。
そしたらSection 9の山を、越えられた!
やったー!!!!
学び進めていくうちに、見えてきたのは、
漠然と「わからない」と決め込んでいた中に、
既知のものと、未知のものが、
混在していたということだった。
よく、基本が出来るまでは、
先に進まないという学び方をして、
完璧にわかるまで次に進めないと、
思ってしまいがちになる。
でも、例えば、漢字検定でも、
1級のテキストに出てくる漢字は、
3級のテキストを勉強していても、出てこない。
つまり、
北海道旅行に行ったからといって、
沖縄旅行まで体験したことにはならない。
1級とか2級とか、
連続性のある名前がついていると、
それを踏まえた上でないと進めないと
思いがちになるけれど、
もちろんそれはある意味その通りで、
ある意味では違うものだったような気がする。
念のため補足しておけば、
具体的に○級取得とか、
何の試験がどうという意味ではない。
ただ、「語彙幅」というものについて考えてみると、
考えてわかるというよりも、
出会わなければ永遠にわからないもの
なんだと思う。
それは英語も日本語も同じこと。
だから、いつかどこかで出会ったけれど、
暗記まではしていないというレベルと、
全く聞いたことも無い単語というものがある。
考えてみれば当たり前のことだけど、
勉強が苦手で躓くタイプの場合には、
あるあるパターンにも思える。
まだうろ覚えなのに、
先に進むのは申し訳ない気がしてしまうから…。
きっとそれも、
育った環境とか、思考パターンなんだろう。
まだ、1つのお菓子を食べ終わってないのに、
新しい袋を開けるのは、良くないと教わるように。
それも一理あるかもしれないが、
場合によっては味が違うなら、
必要なときもある。
学びもお菓子も、臨機応変。
そして、今日からまた
気持ちを仕切り直して、
進めるようにがんばろう!
いつか、この日々の学びが、
確かなものだったと言えるためにも、
歩みだけは止めない。
止めたくない。