映画「それでも夜は明ける」を観て
こんにちは、kazです。今回は、映画「それでも夜は明ける」を観たので記事にしていこうと思います。
内容
奴隷制度がはびこっていたアメリカを舞台に、自由の身でありながら拉致され、南部の綿花農園で12年間も奴隷生活を強いられた黒人男性の実話を映画化した伝記ドラマ。主人公が体験した壮絶な奴隷生活の行方、そして絶望に打ち勝つ希望を描き出す。
見どころ
見どころというべきか躊躇われますが、アメリカのみならず世界的史実である奴隷制度がいかなるものであったか、それがいかに残虐で非人道的で、目を背けてはいけないことだということをまざまざと表現されているので、その点が本作の最たる見どころだと思います。
感想
これほどまでに胸糞悪い、目を背けたくなる作品に出会ったことはありませんでした。本当に物語が進めば進むほど、自分の中のモヤモヤとする気分がふつふつと湧いてくるのがわかりました。正直本作を観て、本当に不快な気分になりました。実際に起こった出来事で、小学校や中学校などの歴史の教科書ではアメリカ南部で黒人を奴隷に農耕や金鉱作などの労働力としていたことを学びはしました。伝記映画として、キャストを使ってかつてのリアルを描いたからこそ真に分かることなのかなと思います。自由の身であった主人公はある日突然自由だけでなく、金や家族、名前まで全てを奪われることの絶望。本当にあったことなのかと疑いたくなりますが、事実であることを受け入れ、今後社会がどのように変化していこうとも絶対に奴隷制度などという自由を奪い、人を人で無くならせるようなことは絶対に起こってはいけないと考えさせられたと思います。
終わりに
中々映画の中でもハードな作品ではありますが、その分非常に学びの多い作品だと思います。グロテスクなシーンもありますので、それでも大丈夫な人はぜひ一度観てみてはいかがでしょうか。これで終わりたいと思います。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
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