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人間が見える方がいい


その昔、とある保育関係の事業所の
面接を受けた時のこと。

冒頭に
「聞かれたことだけに答えてください」と
言われたことがありました。

確かに面接という限られた時間で
適切に話を進めていくことは大切ですし
無駄は必要ないとは思います。


私は、その面接の際に
聞かれた問いに繫がる思いがあったので
その '思い' を言いかけてしまいました。

私は '答えを一言で' というのがあまり得意ではなく、つい '思い' が出てしまうのです(笑)


すると
「聞かれたことだけに答えてください」と
上から被されるように話を遮断されてしまいました(笑)


関西弁に訳しますと
「余計なこと言わんでえぇねん」ということなのでありました(笑)


それが '普通' と言われてしまえば
それまでなのですが(笑)


事業所、会社それぞれの考え方
面接官の方の考え方にもよりますし
仕事も本当に '縁' のものだなぁとつくづく思います。
どこが正しくてどこが間違っている
というものでもないな〜とも思います。


私の場合
面接を受けさせていただく立場でありましたし、もちろん感謝の気持ちは持ちつつも
マニュアル一色でガチガチで
実に事務的で機械的なやりとりだけの面接はやっぱりおもしろくないな〜と思ったのです。


聞かれたことへの回答から
少々、話が広がったとしても
その人の中から出てきた言葉の中に
人間性や人間味のようなものが垣間見えてくることもあると思うのです。

もちろん、的外れなことをダラダラと話したり、全くもってポイントがズレているのはNGですし、そこは '自分が何を伝えたいのか' ということが明確でなければなりません。


でも、真剣な話の中にも
余韻や遊びがあることで
'その人' が見えてくるということもある。

人との会話や、やりとりの中でも
相手の発したちょっとした話の 'ズレ' や '逸れ' が笑える時もあるしね。
それが場を和ます、ホッコリするなんてこともあるし。

もちろんこれも、場やタイミングにもよりますけれど。


'思い' は言葉にのりますし
それを聞いてみることって
人間が垣間見えて楽しいなぁと思うのです。私も人の '思い' を聞いてみたいなぁと思うのです。


だから人間っておもしろい!



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