シェア
いぐちゃん
2018年7月6日 00:29
2014年大晦日。私は時間の止まったような国にいた。 キューバ最南端の町、サンティアゴデクーバ近郊のビーチ。数人の観光客と地元の物売り。寝転がったら壊れてしまいそうなビーチチェア。遠浅の海に浅黒い砂浜。波打ち際を豚が歩いている、奇妙なビーチであった。 今日が大晦日だということを忘れてしまうくらいゆったりとした時間が流れていた。 日本は真冬で、多くの人が足早にどこ