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教員から民間にジョブチェンした話

限界OL  元教員・産休中・営業女子MEGANちゃんです。
今でこそ限界OLですが、元々は限界教員でした。そんな私が民間への転職を決めた話と、転職するに当たってしたことをお話します^^

教員の仕事に興味がある方、転職1、2回目の方に読んでもらいたいです。

簡単なプロフィール▶︎▶︎▶︎
MEGANちゃん(27)。2017年に新卒で都内小学校で講師を務め、2年目2019年に大手営業会社に転職。丸2年間働き「仕事辞めたい」が口癖だったが、2021年現在、晴れて産休中。


そもそも教員を辞めたわけ


小学校講師をしていたので、小学校全科の免許はもちろん、中学高校の国語免許も持っていました。しかしめちゃくちゃ教員をやりたかったわけではなく、上京する手段として講師を選んだ、というのがスタートでした。


元々教員志望ではなかった私は、教育実習期間はイベントとして楽しんでいたため、毎日朝8時〜夜21時まで指導案のフォロー、授業計画、1日の振り返りに付き合ってくれる担当の先生のことを、シンプルにありがたいな〜〜程度にしか思っていませんでした。

教員を辞めた理由はそもそもここなんですが、とにかく「業務外労働」が多いことでした。

教員としてスタートした新卒時代は、とにかくなぜそこまでやらないといけないか??と疑問に思う仕事のオンパレードでした。

例えば
・朝学校に来られない子を家まで迎えに行く
・↑電話をかける
・そもそも始業開始に来る=遅刻
・給食時間は指導、休み時間は指導、放課後は指導、夜はまた電話
・問題を起こした子の保護者対応
・研修の強制参加や、当番制の研究授業準備

これらをみて、きっと読者の方の中には当然の業務だろ、と思われる方もいるでしょう。しかし、どこをどう考えてみても新卒に務まる仕事ではないし、それ以前にその体制が確立されてない故の負担感は計り知れないものでした。

忘れ物ないかチェックしてたそうです。(ガチ)

業務以外の精神的な苦痛


私の中で2番目の大きな理由はズバリ「教員、まじで社会人スキル無さすぎる問題」でした。

これは年々深刻な問題だな、と感じているのですが。
そもそもの教員の仕組みとして労働に対する際限が皆無であることに加え、これを善意でやること=常識として考えてきている中堅〜年配教員の害すぎることこの上ないのです。

・判断基準が個人の判断に委ねられている現状
・そもそもの人手不足
・近年の教員の質の低下
・メール、電話の仕方、商談の仕方、当たり前マナーをインプットする機会がない
・パワハラ、モラハラの根源みたいなやつの首が切れない


おわかりでしょうか。まず話が通じないという壁を越えなければ、まともな議論ができないという現実があります。

そのため、児童間のトラブルのやったやらない問題や、保護者への対応など、すべての判断基準が曖昧かつ場合によっては確実に誤った判断のもと遂行されているケースが往々にして起きてしまっている現実です。

正当でない判断、根拠のよくわからない議論に対してめちゃくちゃにストレスを感じて
しまう私は、この現状に対し常に「辞める選択」「よりまともな職場」を求めるようになったのでした。


転職するに当たってやったこと


とはいえ、私も大学時代は部活に明け暮れ、アルバイトもろくにせず遊んでいた身。社会人スキルのしの字もないので、どうやったら転職できるのか?自分の価値ってなに?状態で、民間の方とまともなお話ができるレベルではありませんでした。

そんな私が、まずやったことは、身近な転職アドバイザーに、自分の過去の経験や強みを一緒に深掘りしてもらうことでした。

その時におすすめされた本で、転職初心者にはもってこいの1冊がこちらです。

転職に必要なのはズバリ「成果の言語化」「自己理解」「相手への伝え方」ですが、1冊読めばHOW  TO まで導いてくれるのでまじでおすすめです。

それから、とにかく面接を受けまくって場慣れする訓練もしました。いわゆる「相手への伝え方」と「自己理解」で自分の見せ方の実践になりますが、とにかく数をこなして合格基準がわかるまで受け続けました。

多い日は1日3面接、1週間で7面接、ESは5−10本出す、という数打ち作戦を遂行してました。

合計80社くらい受け、最終面接まで通過したのが30社。1月から始めた転職活動は、5月に今勤めている本命に内定をもらって終了しました。(今となってはどこに受かってどこに落ちたのかも覚えてない)


まとめ

とにかく、教員→民間へのジョブチェンは民間→民間より一層やる気、根気、勇気が必要だと感じました。
そして、そもそも自分が圧倒的に世間で通用するスキルがないことを自覚するメンタルブレイクが必要なのと、そのために一から学ぶことが超大事だと思います。

今、民間で限界まで働く私ですが、実際は教員の仕事の方が楽しいなと感じる瞬間がたくさんあります。今では教育業界での起業を目標にするくらい。

毎日生きるなら、より楽しい方がいいし、より生き生きできる方がいいじゃないですか。まじで、転職してよかった。先生がいかに尊い仕事かも、いかに民間で働く人が素晴らしいか、めちゃくちゃ実感しています。

ぜひ過去記事も参考にしてもらえると嬉しいです^~^

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