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脳の働きが麻痺するとお喋りになる人たち

オーストラリアに行っている間、語学学校と専門学校で英語を話す必要性に迫られた日本人を見てきました。

彼らの英語力がどんな状態かは、クラスだけでなく、プレゼンでよくわかります。そのプレゼン中、その後の自由に先生が質問を投げかけてくる時間に、態度やどれだけ答えられるかでよく可視化されるんです。

普段、静かな人で必要に迫られた時も思ったように英語で答えられない人は多かった。そんな人は大抵は、プレゼンでも苦労しています。

用意したものを読み上げ、声が小さくて聞こえない。また、緊張しているので周りを巻き込めないし、理解する人も少ないそんな風になります。

ただ極稀に、普段全く英語を使えないし周りから喋りかけられても言葉一つ口から出なかった人が急にお喋りになる。そんな事を目撃する事がありました。。

彼らは、脳の働きが麻痺しているんです!

大脳新皮質で理性が抑制されているため、何にも考えず、英単語や英語表現を組み合わせて話せてるんです。

信じられないかもしれませんが、こんな人を何度か目撃した。

彼らは、話すのが苦手すぎて困って酒の力に頼っていたのです笑。

普段との差がありすぎるので、先生が不審がって尋ねたら、昼休みに酒飲んできたとか中には水筒に入れてきていた人もいました。。。

そういえば、私の知り合いで以前ですがよく海外出張して営業していた人がいます。その人は普段かなり無口で、日本語でも殆ど話さない人なので、アメリカとかでどうやって商談してるのか不思議でした。
聞いたところによると、アメリカはパーティー文化でまあまあ度数高いお酒も出るし、、との事でした。なんか自然と口から出るんだよねとの事。

その話もワインをかなり飲んだあとに聞きました笑。酒が強い人なので、酒に頼ってたのかと…

こういう話は、よく聞きます。

普段はどう喋ったらいいか分からなくて言葉が出てこないのに、お酒飲むとなんか話せるんだよねとか、そういう話です。

そして、日本語でもそんなに言葉が多くない口下手でも他言語を話せる人さえいる不思議です。

アルコールは先に言ったように、脳の一部を麻痺させます。

分かりやすく言えば、バカにしているんです

私が、英語を使いこなしたければ染みついた常識を時に破り、不真面目になれとかバカを自覚して受け入れる方がいいと書いた事にもこれは通じている。

頭を使い周りを見て考え、理性的に振る舞おうとする。理性が動く事は、良い事です。しかし、理性を使い判断する土台とやらがあなたが長年過ごしてきた環境により培われた”常識“や”ルール“そして”マナー“であるとしたら、、

それらは、時と場所によって状況によっては邪魔でさえある可能性を秘めている。

一旦、常識、ルール、マナーを適度に忘れる事。

それによって英語を使える事ができるようになる人がいる。普段より、コミュニケーションできるようになる人がいるのは事実なんです。

脳の働きが麻痺するとお喋りになる人たちを見ると、どれだけ考えすぎていて口から出ないかがよく分かるし、勉強量と英語が使えるかは決して比例しない事も分かります。

一歩踏み出すには、真面目だけでもダメ。

時に考えを手放し不良になれ!

英語話すときは、酒を飲めと言ってるのではありません。

考えすぎず、バカになるのも必要という事です。

英語に向き合うときの考え方なんか、いろいろ

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