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映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

ブラックパンサーの2作目、今日観てきましたよ!

ともかく、これ3時間近い上映時間でした。長いですよね。。フライドポテトとコーラを買ってしっかり準備しました笑

わたし、前作は結構気に入ってました。単純に娯楽作として面白かったです。

しかしその後、ブラックパンサーを演じる主演のチャドウィック・ボーズマンが突然亡くなってしまった。ずっと、癌を隠していたので突然に感じる人も多かったのでは。。しかし、彼は生きている時間を全うし素晴らしい作品を残しました。

そして今作、大幅に内容が変わったとの事。少々、心配しながら劇場へ…。

感想は、可もなく不可もなくで3時間近くの上映時間が長く感じました。なんだか、ダラダラ単調な作りだなと。わたしは、正直たまに睡魔がきました。いびきかいてる人も数名いたとの報告しておきます。

ただ作るの難しかったと思います。
全体的な作りとして言えるのは、この映画自体がチャドウィック・ボーズマンの追悼をしているのかなという感じだった。だから、あまり批判もしたくないです。ファンへの配慮もあったのかなと…。

しかし、その一方で彼の死をあまりにも引きずる描写が賛否両論あるだろうなとも思ってしまった。私はわざわざ病気を隠しながら、毎日を懸命に作品を残すために前を向いて生きてきた彼がこの作品をもし観たらどう思うだろうとの事。

次に後を継ぐヒーローをもっと魅力的に見せる。そして娯楽作として明るく華を持たせて飾る。そんな感じの方が私的には楽しめたと感じる。スッキリしない作りでした。なんとも退屈に感じる場面が多かった。

彼と同じようなブラックパンサーを目指しても、それは不可能だし果たしてそうすべきなのか?

ある意味、封建主義的なワカンダ王国だからその描写はあるかもだが、一方で最先端の科学技術を用いそういった事を行う事が正解なのか?一種の問いかけでもあるだろう。

私自身、大好きだった祖父を早く失った。人は死ぬのだというのをとても早く実感して覚悟した。だからこそ後悔しないように生きていく事が大事と思った。

残されたものは、前を向いていくしかない。引きずるのと、受け継ぐ事。それは大きく異なっている。

そして状況や時代は目まぐるしく変化する。先人から学べる事は多いが、コピーする事が正解とは限らないし、決してその人の色を濃くする事だけが正解でもあるまい。

そんな失敗は歴史上で繰り返し繰り返し起こっている。

正解は変動するからだ…。

なんだか、死について合間合間に考えてしまった。

こういう鑑賞の仕方で良かったのか?

私がこんなちっぽけなどうでもいい事を映画館で考える事自体、娯楽作としては不正解だろう。

しかし、制作陣はきっと故ブラックパンサーを追悼していたんだろう。そう感じた。

人は必ず死ぬ。しかし、それは大きなことのようでも宇宙からしたらとてもちっぽけな事だ。

続編があるらしいので、ぜひ次はもっと前を向きドキドキする画面に没頭できる新しい成長したブラックパンサーを見せて欲しいなと思う。

まあいろいろ書きましたが、マーベルスタジオは毎回予算をかけるので映像なんかはすごく迫力あるシーンもある。
こういった大作はスクリーンの大きさで映えるから、劇場で観るのをおすすめしたい。
そこまでハズレではないと思うので、時間がある人はどうぞー!

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