見出し画像

デッドプール&ウルヴァリン

楽しみにしていた映画『デッドプール&ウルヴァリン』(Deadpool & Wolverine)を観てきた。

お喋りでお下品なことも言うけど、なぜか憎めないキャラのデップーことデッドプールと、X-MENに登場するミュータントのウルヴァリンが一緒に活躍する。思い浮かべただけで、なんだかどんな風に暴れるのかな?とワクワクする。

さて、今回のデップーの過激度はどうだったか…

R指定つきなので、とてつもない暴れ方かと思ったら意外とそうでもなかったかなという印象を持った。もちろん、過激表現はあるとはいえそれだけではなかったという感じ。

今まで、マーベルシリーズを追っかけてきた人はおそらくしんみりするシーンもあるだろう。意外や意外、ホロっと感動した場面もあった。

今回は、作品の中に風刺ギャグが散りばめられていた印象もあった。ふざけていると見せかけて、真面目に批評する。デップーのように、型破りキャラに似合う絶妙な感じが良かった。

そして、主役を演じるライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)と、ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)には目を見張るものがあった。彼らは、年齢的にもう40代と50代であり、別に若者でもない。なのに、あのからだづくりと見せ方は素直にプロだなあと感心する。並大抵の努力ではないだろう。

マーベルシリーズで有名な、デップーとウルヴァリン。この2つは別々でも十分な作品ができる。なのに、融合させたら、もしかしてとっ散らかってしまうのではないか?そんな心配もあったけど、カオスな感じを一個にまとめ上げていて飽きなかった。

作風としては、ひとつに絞るのがとても難しい。

コメディ、ブラックコメディ、アクション、SF、ヒューマンドラマなど!?とてんこ盛り状態。

大作!!

R指定らしく、まさに大人向けのマーベル作品という感じがした。

そして、映画好きな人ならクスッと笑える映画の小ネタも散りばめられている。

全編に、過去の作品を敬い大切にする温かい雰囲気が立ち込めていた。それが作品に、命を吹き込んでいる。

ふざけているようで、大切なメッセージが込められている良い映画でした。

トレーラーを貼っておきます!

英語学習中の人は、映画も英語慣れに役立ちます!レビューも、たまに書いているのでまとめています。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?