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環境問題について
私が住んでたオーストラリアは、環境問題については意識高い系に属する国だった。
と、言ってもヨーロッパの影響が強いのかな?そんな気がする。
私自身、プラスチックについてとか深く考えた事もなかったけど、持ってるだけで大勢の人に
「なんでそんな物持ってる!!(怒)」
と、詰め寄られ正直めんどくさいレベルだった。
本気で私に対し怒っている人も多かったのは事実でしかない。怖いレベルの人もいたんだよね。
聴いてみると、私の知らないレベルの事をたくさん知ってる人も多く心から恥ずかしかった。
今でいう、SDGs というやつだろう。
それ自体が良い悪いそういう話ではなく、プラ持ってるだけで怒ってくる人も多い。
因みに私はその言葉は嫌いなんだけど 笑。
人は生きてるだけで自然に迷惑をかけている。工業製品作るだけで、環境破壊。どれをしたって自然をいじっているんだけれど私達はそうしなけば殆どの人が生きていけない。
新たなイノベーションが起こる事は夢があり、雇用も生み出し豊かになる。近代社会の縮図である。しかし、必ず自然に迷惑をかける事になっているのは理解せねばいけない。
しかし、環境の名のもとに騙して環境を悪くする事は避けなければいけない。
例えば、オーストラリアは観光で儲けている国である。そして、日本ほど科学技術分野は強くはない。私がいた西オーストラリア州は、工業製品の原料を輸出したり留学生や移民そして観光で儲けている場所。
会計を学んでいる時、国のデータ見たけどそういう構造だった。
環境を守る。環境が綺麗アピールを積極的に行い、生物に敬意を払うことが必然となっている。
そうやって、人の感情に強く訴えて分かりやすいスローガン。例えば、「プラスチックはダメ」などの単純な言葉を使い環境意識を高める必要がある。
私がシェアハウスしている時に、ハウスメイトがよくゴミ拾いボランティアをしに行っていた。学校の行事だ…。(ま、学生がなんでタダでやってんだとかは置いておきます)
驚くほど、海にプラスチックゴミやペットボトルが転がっていると私に話しかけてきた。結構、聞いてショックだったし、写真見てビックリした。
ものすごい量で大変だから、観光客来るシーズン前に一生懸命拾わせてるのかもしれないなとちょっと思ってしまった。
あれだけありゃ、マイクロプラスチックの問題も嘘とは言えないだろう。
それから、私は環境ファッションアピールのためにマイバックを持ち、マイフォークやマイカップなど揃えた。
そもそもポイ捨てしなきゃ良いじゃないかという話なんだけど、プラスチックを悪に仕立てあげない限り、持つ人がいるから捨てる人もいる。
持たない事をクールとする事そのものが良いという単純思考で成り立っている。
理屈で人は動かない。みんながみんな利口ではない悲しいけど事実だ…。
しかし、その一方で環境に優しいと太陽電池をゴリ推ししたりする勢力も跡を立たない。
「環境に優しいもの」と良い事言われれば信じてしまう土壌ができてしまう事も一方で確かだ。
ゴミ問題や、作るまでの過程の電力問題、そして基板のエッチングに使う薬品問題。天候による耐久性は、変わるだろう…。
現に、私がホームステイしてた時のお宅も「環境に優しい」からと設置していて、ストームで一発でやられた。
火が吹く兆候まであって大騒ぎだった。
私は半導体分野や材料機能工学やってたので太陽電池は良くない面もあるのを知っている。もし設置するのでも、向かない場所もあるし、環境破壊するのも知っている。
その事を指摘したら、私は頭がおかしい悪魔に支配されてるとハッキリ言われてしまった。逆に良さを説き説得されて恐ろしいレベルだった。
しかし、そのストームの後に私の言ってた事が正しいと分かり話を聞いてくれるようになった。
科学を理解する人は案外少ない。理系でさえ、現場から見ていないとそうなる。
私はゼロから新しい技術を作る事をやってたから前提がちょっと異なっている。本来はそれを理系だったら意識すべきだ…。
これが100%環境に良いとか悪いとかそんな物はない。どれがこの場所に最適だろうか?その解を突き詰めていく事くらいしかないんだろうというのが本当のところと思う。
随所随所で何を選ぶのが、最適な妥協点か選ぶのみだと思う。そしてより良い社会を作っていく。
そもそも論で人間は生きてるだけで、自然から見たら環境破壊で迷惑だ。
何したって環境を壊している事は変わらないし、自然から言わせたら全部悪だろう。
現代社会は、もう十分に科学的恩恵を受けている世界。発展させなければ夢もなく豊かにもならない。
しかし、人の心を弄んで利益のためだけに「環境に優しい」とかいうのは良くない事と思う。
発展させるのは素晴らしい事だけど、常に注意深くいなければいけない。
私はオーストラリアがファッション的に環境に良い物を持とうみたいにしているのは必然と思っている。けれども、その反面とても変な事も多い。
どこの国も極端なんだよなと思っている。正解ない事は極端になりやすいのかも…
けれど、現実環境保護の名の下での国際的集まりはとても多く加わると足並み揃えないと無理な事が多いんだろう…。
この構造をもとにマネーゲームしているし、現にそれから逸れると上手くいかない事もあるのは事実だ。そんな事を実感した経験もある。
いろんな国の人達は、とてもいろんな環境に対する意見が多かった。語学学校でも意見がとても活発に飛び交っていた。
英語に興味があるならここら辺の事も理解しとくべき場面も多いかと…。
ディスカッションさせられるし、どうすれば良いか意見を出す系も多かった記憶。
正解が簡単に得られないことが科学であり、その延長線上にある環境問題。だから、世界の人達は結構コロコロ意見を変える。
誰かの言った事に単純についてく思考だと、ここの所がさっぱり分かんないと思うし、ついていけないだろう。
英語以前にこういうのテーマにされたら、お話する事もできない。
まあ、そんな話題を英語学校でするのもどうかなって話でもあるんだけれど、だって英語力と別の話じゃんとも思う 笑。
環境問題はネタとしてありなんだろうな笑
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