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タイ滞在に関する備忘録①

2023年8月タイ6泊7日で経験した、「どうにかならんかったんか」をまとめる。未来の自分🐻‍❄️のために。

タイにはビールがいっぱいある。海外でも売られるシンハーやチャーンが有名だけど、それ以外にドメスティックな会社がとても多い。特にチェンマイビールはいっぱい種類があって、繁華街のバーやニマンヘミンのモールで飲んだり買ったりできる。日本でお留守番の彼氏🐻にリクエストをもらったので何本か買った。490mLのロング缶。日本に持って帰る分に加えて自分がホテルで飲む分も多めに買った。が、日中暑すぎて夜に軽い熱中症で疲労もやばくて一本も飲めなかった。結果、52Lスーツケースに大量の缶ビールを詰め込み移動し帰国することになった。ふつうに関税はらった。酒、こわい。

タイには香水とかスパグッズがいっぱいある。日本ではなかなか手に入らないもしくは高値で売られるせいで、ここでいっぱい買わなきゃと思う。だいたいの人類はみなそういう購買の仕方をする。ニマンヘミンのHARNNで3000バーツ以上購入で10%offだと店員に言われた。そんなに買わんよと笑ったが気がついたら5000バーツ使っていた。バンコクのサイアムにあるセントラルワールドのショップで買い回った時はなお危険だった。友人JBとRTとのディナーの約束がなかったら、ずっと店を回り続け大量に買っていた思う。あぶない。スーツケースは缶ビールの他に香水とスパグッズでいっぱいになった。しかもパッケージが凝っていて非常にかさばった。香水、こわい。

あまりなにも決めていない旅だった。チェンマイからバンコク行きの飛行機を、出発3時間前にチケットを購入したら、エアアジアのくせにべらぼうに高かった。LCCが出発日に近づけば近づくほど高値になるのは当たり前だ。もっと早くちゃんと旅程を組めばよかった。でも、しかたない。不器用なんだもん。

旅の最後に訪れたバンコクですることをちゃんと見つけられなかった。学生時代からバンコクは3回くらい来ている。累計で1か月間以上滞在している。現地の学生につられてナイトマーケットでしこたま酒をあおり翌日に少しだけ二日酔いで学会発表したり、学会が終わってたまたま日本に来ていたゲイの友人と一緒にDJ STATION(シーロムにあるゲイクラブ)で深夜26時のクローズまで飲んで踊って他の男とイチャついたりした。酒、こわい。タイ人の友人家族にクレット島に連れて行ってもらったり、バンコク郊外で大学のプログラムでフィールドワークしたり、いろいろやることはやったと思う。今回はチェンマイ滞在ののち、バンコクで友人JBとRT、RNと会う以外は特になにもすることがなかった。今さら寺巡りもするつもりもないし、アユタヤに行く体力も残っていなかった。だから、最近できたカフェに行ったり香水みたりするくらいしかしなかった。今思えばものすごくもったいない時間の使い方だったと思う。バンコクには古いミニシアターがあるのだ。ここで映画を見ればよかった。劇場の箱の闇に覆われた状態で映画を見ることが好きだ。箱の中の音と闇と光と匂いと温度と湿度。箱の中は一つの世界であり宇宙だ。次回は自分にバンコクで観光地を回る必要はもうない。バンコクにある小さな宇宙へ。

(つづく)


チェンマイビール、ほかにも
Jam Factory、併設の書店で小説を買った


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