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生きづらくならないように見守る。

現代の子供達を見ていて、私たちの時代とは全く違った
環境下
で生きていると気づかされます。

私はTwitterもInstagramもFacebookも登録していません。
以前ブログを開設したことがありましたが。。。
ネット環境下で発信しているのはこのnoteだけです。
noteには安心感があって使わせてもらっています。

私たち世代(50代)は、若い頃にはポケベル、PHS、携帯電話と個人と個人を結びつけるものが出始めた時でした。
それまでは、家に1台ある固定電話で友達と長電話して怒られたり、
(かけた方には通話料金がかかるし、割り込み電話を知らせるキャッチホンがない時代は長電話は他の電話を受け付けられないから怒られました)
他校の同級生と手紙のやりとりをしてみたり。
電話やお手紙でのやりとりは、家族に隠すことができない状態でした。
その当時は、家族(一緒に住んでいる人)に監視?!されている状態でした。

でも現代の若者は、SNSで自由に発信できる代わりに、
みんなに監視されています。

自由に発信できる代わりに、
自由な発言が出来ないって感じもします。
本当の本音、っていうか。

それでもその環境に慣れている若者たちは、
うまくSNSを使って暮らしています。
でも、私はこの環境に慣れることが難しいです。

若かりし頃、喧嘩別れした友達や、自然消滅した彼氏、
今の私の生き様を知られたくない相手。
やっとの思いで付き合いを絶った人。

今の若者は、そのような相手さえ作れない。

そういう相手がいたからこそ、私は人を大切にできるようになったし、
自分を大切にできるようになったのです。

真剣に相手とぶつかった結果だったり、
当時の状況がそうさせてしまったり、
色んな要因はあるのですが、
過ちさえ、今の若者はおかせないのかもなぁと思うのは
私だけでしょうか。
経験できない、というか、
知識で押さえられてしまうというか、
なんていうんだろう。

そういう時代なんですね。

インターネットの普及は世の中をとっても便利にして、
今の私にもなくてはならないものだけれど、

なんか、心配。

娘を含め、今の若者たちが私たちの老後を支えてくれるんだから、
色んなことで生きづらくならないように見守りたいと思います。

余談ですが、うちの娘は高校生になった時にスマホを預けました。
当時中学生ですでに部活の連絡はLINE。
でも我が家ではGmailを娘用に一つ作り、部活のみんなより情報が遅くなったけれどメールに連絡をもらうようにしていました。
家で使わなかったタブレットを預けて。
娘だけ知らなかったこともあったけど、疎外感は感じずに過ごせたようです。
まだ連絡網がクラスにも部活にもあったので、練習試合がなくなった時などは、
早朝4時くらいに電話が回ってきたものでした。
今は、小学生でもスマホを持っているのでしょうか?
数年であっという間に変化していきますね。

娘を見ていてこれじゃしんどいと思ったのは、バイトの連絡がLINEで来ていたのですが、バイトが休みの日でも連絡が入りそれの返信をしなければならなかったことです。
初めは返信しなければ、と言って対応していましたが、のちに
娘は「休みだから」と既読もつけずにいました。
休日のLINEへの対応にはバイト代は出ませんから。
塾講師のバイトだったのですが、急な連絡ならまだしも、まるっきり時給発生事案のLINEでした。
今って、それが当たり前なんですかね。

時代は変わっていくので、昔のやり方では通用しないところってあるけれど、自分が無理、とか変、とか思った時には、自分に正直に行動していいんだよと伝えています。




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