Netflix映画『マチルダ・ザ・ミュージカル』 物語は自分で書き換える
『マチルダ・ザ・ミュージカル』
Netflixで気になっていた『マチルダ・ザ・ミュージカル』をやっと見ることができた。
シンプルな感想文になってしまいそうだけれど、観た後にふつふつと湧いてくるものがあって、ついnoteを開いてしまった。
原作は『チャーリーとチョコレート工場の秘密』などの児童文学で知られるロアルド・ダール氏の作品、『マチルダは小さな大天才』とのこと。
原作は知らずに観たものの、どことなくチャーリー感があったので納得。
ここにもだいぶ偏屈な大人と、特徴さまざまな子供たちの人間模様がファンタジーを交えて描かれている。
読書家のマチルダの視点で、自分の今いる世界がひとつの物語だったら?という考え方が話の軸にあって、絵本や児童書を読んでいる感覚に引きずり込まれる。そのおかげでつらいシーンもギリギリ耐えられた。
勇者マチルダのおかげだ。
素敵な歌詞たち
何より子供たちをはじめとするキャストの歌やダンスの数々がどれも素晴らしすぎて感動。
その効果は鬱屈したシーンも違う視点から見させてくれたり。はっとすることが多々あって。
そしてその歌詞は子供の世界だけの話ではなくて、ささやかな日常も自分で変えて行かなくちゃ自分の物語は何も変わらないよ!と何度も言われているようでグサグサ刺さった。
大好きなシーンはマチルダが家でひそかな?反抗をしかけるところ。そのなかで「人生は不公平なの 笑顔で耐えてちゃだめなの 我慢をしてたら認めるのと同じよ そんなのへん!」と歌うマチルダが可愛くてくすっと笑えるんだけど、ふと考えると逞しくて。
どんな時も物語を書き換えられるのは自分だけだと信じているって強い…。ハリーポッターのハリーより強いんでないだろうか。違うかな。
マチルダ表情豊かで可愛かったー。
なんだか不思議な力をもらった気がしてほわほわ。
…といいつつも、結局ささやかな日常に小さな幸せもあるのよね〜と思いながらコーヒーを淹れて友人から頂いたおやつを食べて余韻に浸る。
おうちで見るのもいいけど、歌やダンスのスケールがすごいので映画館で是非やってほしいなと思う作品です。
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