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沖縄離島めぐり④〜西表島のウミガメと泳いだ日〜

はじめての八重山諸島。石垣島、西表島、竹富島へ。
透き通る海、星やマングローブ林…離島だからこそ見られるもの、その場所で流れている時間、風、匂い。
ひとつひとつを体感したかった。
そして実際に、この旅で奇跡みたいな出来事をいくつも目にすることとなった。

前回はこちら…

旅行3日目、西表島。
星空ウォッチングから帰ってきて1時間弱。

私は星が見れた喜びで目が冴えてしまったので、
ベランダにあるベンチに横になり波の音を聞いたり、
朝ごはん会場の準備の様子を眺めていた。

3日目は申し込んでいたシュノーケリングツアーへ。
朝ごはん後、準備を済ませてバスに乗り込む。その後、船に乗り換えてイダの浜へ行く。
ここは綺麗な魚が見れるだけではなく、日によってはウミガメも見れるシュノーケリングスポットとのこと。
船内で「岩みたいなのが動いたなと思ったら、それがウミガメですよー」と教えてもらう。

浜で荷物を開けていると、早速ウミガメが2頭、海から顔を出して息継ぎをしているのを教えてもらう。
かわいい。。無意識でなぜか手を振ってしまう。

泳ぐ準備をしないとだけど、今度はヤドカリを見つけて夢中になる。かわいい。。
しかも、ヤドカリによって性格が違うんだよ〜って教えてもらって余計に夢中になる。
警戒心が強い子や、活発な子、のんきな子。

おしゃれなヤドカリたち
その貝は住みたくなるよねと納得

気がつけば他の人たちはもうウェットスーツを着て泳ぎはじめていた。
私たちも泳ぎますか、と楽しくお魚ウォッチング。
しばらく泳いでると、少し離れたところにいた親友が「ふたりのすぐそばでウミガメ顔出してる〜!」と。
相当近くにいるらしい。

ただ、ふたりで何度見回しても見つからない。

じゃあ海の中を探そう、と泳いでいたら、、
岩みたいなものがなにか動いたのを見つけた。
船でお兄さんに言われたことが脳内をこだまする。
『岩みたいなのが動いたなと思ったら、それがウミガメですよー…ですよー……ょー………』
私もウミガメ同じく顔を出し、興奮のあまり叫ぶ。
「なんか(=ウミガメ)いる〜〜!!」
海の中でも叫ぶ。
「そこそこ!」
不思議とふたりにもちゃんと声が届く。
そして3人で叫ぶ。
撮影した動画にも、言葉にならない謎の叫び声が残っていた。亀さんごめんね。一緒に泳げて嬉しくて、つい。

私たちの興奮をものともせず
ウミガメさんは海藻を食べ続けていた

人間に慣れているのか、ウミガメもちょっと近寄ってきてくれて、親友の娘ちゃんと1メートルちょっとの距離感で海から顔を出してくれた。
(その奇跡的な瞬間も動画におさえることができた。)
奇跡としか思えない素敵な瞬間を残せて幸せ。

近寄ってきてくれたウミガメに感謝して、イダの浜をあとにする。身体を流してすっきりしたあとは、月ヶ浜でお昼ごはん。この景色があればなんでも美味しい気がするけど、タコライス美味しかった。

あぐー豚のタコライス。
サラダ、ドリンク、この景色付き

西表島の上原港から石垣島に戻るフェリーでは、全員爆睡。おかげで船酔いせずに済んだ。
(実は行きのフェリーは相当な揺れで、大人2名船酔い。到着後の港でしばらく横になる始末だった)

石垣島のホテルで夜ごはんの時間までオセロ、トランプを5戦ほど熱戦する。時間になったので予約していたホテル近くの焼肉屋さんへ。
石垣牛の焼肉。お肉はもちろん美味しかったのだけど、茄子のナムルの美味しさに震えた。
一度茄子を煮浸しのようにして中に和風出汁をしみさせてからナムルの味をつけているような。

ここでも相当な量を食べたのに、お手頃価格に驚き。石垣島のグルメはすごい。

石垣牛の厚切り牛タン
【蔵下】

旅も3日目を終えた。
翌日の最終日は竹富島へ。小浜島も行けたらと思ったけど、旅の疲れもありゆっくり竹富島の景観を満喫しようと決めた。

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