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沖縄離島めぐり② 〜西表島上陸〜

はじめての八重山諸島。石垣島、西表島、竹富島へ。
透き通る海、星やマングローブ林…離島だからこそ見られるもの、その場所で流れている時間、風、匂い。
ひとつひとつを体感したかった。
そして実際に、この旅で奇跡みたいな出来事をいくつも目にすることとなった。

旅の2日目。
石垣港からフェリーに乗り、西表島へ向かった。
約50分ほどの移動。港に着いてからホテルに向かい、レンタカーを借りておでかけ。

スケジュールは以下の通り…
道中でピナイサーラの滝を遠くから眺める

由布島

ンママキーやまねこパーク

西表野生生物保護センター

星砂の浜でシュノーケル…の、予定だった

西表島は90%が原生林に覆われていて、車で走るだけでもマングローブ林を眺めることができる。
自然が野生味あふれて伸び伸びと育ち、木の幹がうねうねしていたり、見たことのない花ばかり。
猪と道路脇に対面したり、山羊がガードレール脇で昼寝してたり、シロサギは割と普通にいる。
そんな感じなので、どちらかというと人間の方がお邪魔してる側なのかなと思ったりした。

ピナイサーラの滝
西表島で有名な落差の大きな滝で、マングローブ林の中をカヤックやトレッキングをして近くまで行く事もできる。今回はのんびり旅と心がけていたので、遠くの橋から眺められるだけで満足できた。
遠くからでも水の流れが見えたから、近くまで行ったら大迫力だろうな。いつか探検してみたい。

ピナイサーラの滝

由布島
西表島から水牛車に乗って向かうことができる小さな島。潮が引いていると自力でも歩けそうな距離感。
※歩いて行っても入島料が発生するのでご注意を…

水牛車から三線の音色と島唄が風に乗って流れてくる。
聴こえる音はほぼそれだけ、静かな風景だった。

由布島から向かってくる水牛車


ンママキーやまねこパーク

イリオモテヤマネコの滑り台が可愛くて行ったけれど、遊具がどれも素敵で小さなアスレチックみたいになっているものも。
汗流すくらい本気で遊んだ。

ボルダリングやジャングルジムみたいなネットなど
子供がわくわくする工夫がたくさん


そしてお目当てのイリオモテヤマネコの滑り台。

尾の方から階段を上って、滑り落ちるつくり

しかし可愛い顔してなかなか強烈な滑り台だった。
外見で油断するのだろうか、予想よりはるかに速い。
さらに猫の手の先にあるジャンプ台みたいなところで一瞬軽く体が浮き、急加速。ただものではなかった。
怖かった。笑った。久しぶりの滑り台楽しかった。

滑り台を眺めながらポークたまごのおにぎりを食べ次の場所へ。そこでびっくりするようなハプニングが起きる。。

西表野生生物保護センター
西表島の野生生物の生態系についての展示や、保護のための活動を知ることができる。
イリオモテヤマネコやカンムリワシ、リュウキュウコノハズクといった野生動物、鳥だけでなく虫についても展示があって見応えがあって満喫。
動物保護のための運転シミュレータもあり、子供も大人も楽しみながら動物保護の大切さを知ることができた。

最後に運転シミュレータを体験し交通事故は気をつけようーと話して、募金して外に出たら、駐車場に停めていた私たちの借りたレンタカーが他の車にぶつけられてしまったまさにその時だった。

相手側が駐車場から出ようとしてバックした時に、車が停まっているのを見落としてしまったらしい。
こんなことってあるのか…
幸い、ぶつけられた時に車に誰も乗っていなかったし、相手側含め怪我人はなかった。車はちゃんと駐車スペースに停めていたので全て相手側での対応となった。
ただこちらもレンタカー屋さんへの連絡や駐在さんが来るのを待って、帰してもらえるまで1時間ほど待機。
時間的に星砂の浜でのシュノーケルは諦める事に…
残念なことがあった分、代わりに何かいいことがあるといいねと言いながら、星砂の浜は見に行くだけにした。

星砂の浜の洞穴からの景色
タイトル画像も星砂の浜


西表島の旅はまだ序章。
そしてこのあと本当にいいことが待っていた。

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