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沖縄離島めぐり① 〜石垣島〜

会社を退社して次が始まるまでの一週間は、はじめて体験する何にも縛られていない自分。
ふと実感する不思議な感覚に心がどきどきする。
ただ思い切り羽根を伸ばそう。
そんなタイミングで沖縄離島へ旅をした。

はじめての八重山諸島。石垣島、西表島、竹富島へ。
透き通る海、星やマングローブ林…離島だからこそ見られるもの、その場所で流れている時間、風、匂い。
ひとつひとつを体感したかった。
そして実際に、この旅で奇跡みたいな出来事をいくつも目にすることとなった。

今回の旅は中学時代からの親友と、親友の娘ちゃんと。
ふたりは沖縄離島経験者で、ずっと一緒に行きたいと誘ってくれていた。やっと実現できる幸せ。

早朝に空港で待ち合わせして7時前の飛行機で出発。
飛行機では当然のように全員眠りに落ちる。
それでもJALのコンソメスープは忘れずいただく。

石垣島に上陸してまず向かった先は、やっぱり海、と言いたいところだけれど、やっぱりごはん!

ちょっと贅沢な定食
【ばんちゃん】

お店の人が丁寧にお料理の説明もしてくれて、その土地の素材で大事に作られていることを聞き、ほっこり。
右上は、ふわふわの玉子焼き。
そのまま食べてもおいしいけれど、おすすめされた食べ方、ご飯にのせて少しお醤油をたらして卵かけご飯風に食べるのも美味しかった。

お庭から見える景色と、流れてくる風の心地よさ。
食後のデザートを食べながら、ぼんやり。
「時間の流れが違う」親友と同じタイミングで言う。

秒針が0.1秒くらいはゆっくり動いてるような錯覚。
世界のどこにいたって同じはずの1秒が、自分がいる場所によって僅かに違っているように感じて、それに気づければこれから自分がどこにいても、いつだってその場所を鮮明に思い出すことができるような気がする。

食後、近くにある白保海岸へ。砂浜いっぱいに広がるサンゴの中からシーグラスと貝探し。
地元の制服を着た少年たちが、浜から少し入った大きな岩でゲームしたり話したり思い思いに過ごしていた。
あの岩は彼らの大切な溜まり場。素敵だなぁ。
いつか彼らも島から出ることを夢見るのだろうか。
私たちがこの島に来たいと思ったように。
そんなことを話してると、海で遊んでた親友の娘ちゃんはキラキラ目でナマコを手に戻ってきた。
ナマコをなでなでさせてもらう。良い。。

石垣港近くのホテルに向かい、近隣をぶらりお散歩。
予約した夜ごはんのお店の時間まで地元のスーパーに入ったり、お買い物やおやつを食べて過ごす。

ドラゴンフルーツ&ジャージーヨーグルト(両サイド)
石垣島の塩ミルク(真ん中)

夕方、人気で予約できなかった居酒屋さんにダメもとでぶらり立ち寄ってみると、今入って18時すぎに席空けてもらえればOK!とのありがたいお言葉。奇跡。
迷うことなく夜ごはんのハシゴが決定。

シャコ貝。コリコリでめちゃくちゃ美味しかった。
石垣島近海で獲れた本マグロの軍艦
【ひとし石垣巖島店】

他にもお刺身盛り合わせ(シャコ貝追加)、イカスミ炒飯、ジーマミー豆腐の揚げ出し。
どれもこれもびっくりするほどの美味しさだった。
なかでも一番感動したのはシャコ貝。
ほのかな磯の香りとシャキシャキ、コリコリの食感。
3人で唸って思わず目を瞑る。

次は予約していたお店へ。

ジーマミー豆腐のフライ
ゴーヤとチキンのグラタン
【大野商店】

ここでもマグロ料理やその他色々食べて大満足。
食べたごはんの話をしながら歩いてホテルへ帰る。
美味しさだけでなくて、見た目の素敵さや、お手頃価格に完全にノックアウト。

石垣島は海や空気が綺麗なのはもちろんのこと、美味しいものがたくさん。行きたいところを他にたくさん知れたので、今後の楽しみにしよう。

翌日は西表島へ。
ここでは感動の奇跡が。
ちょっとびっくりなハプニングも添えて。。

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