有給休暇が自由に取れない?そんな現実の話
こんにちわ!
miiiです。
いきなりですが皆さんは有給休暇をきちんと取れていますか?
有給休暇は、労働者の健康と福祉を守るための重要な権利です。
しかし、実際はその取得が難しい状況が多くの職場で見られると思います。
ご多分に洩れず私が人事として勤務している会社も定期的にそのような社員からの訴えがあります。
どうして自分で有給休暇を決めてはいけないのだろう?
会社も人事も有給は取ってもいいと言ってるのでなんで私だけダメなんですか?と聞かれることがありますが、答えは明白です。
「あなたの上司の意識が低いからですよ」
<倉庫スタッフのAちゃんの場合>
有給休暇を毎月2日取得していたら上司から「有給休暇は毎月1日以上取らないで」と注意を受ける
<事務スタッフのBさんの場合>
子供の学校の用事で有給休暇申請しても9割却下される
却下の理由は上司自身の自分勝手な都合によるものだが認めてもらえない
<営業のCさんの場合>
有給休暇を取得するたび上司が「なんの用事で休むの?」と申請理由を詳しく聞いてくる
問題を問題と思わない
有給休暇の取得理由を毎回聞くなんてあり得ない!と思いますよね?
でもCさんの上司は私に「なんで有給休暇を取る社員に理由を聞くことがダメなんですか?」と聞いてきました。
その上司にとってはきっと有給休暇は「社員の権利」という基本が抜け落ちているんでしょう。
もちろん時季変更権といった会社の権利として認められているものもありますが、今回の例は「毎月」「毎回」というとても業務に差し支えるとは思えないシチュエーションで起こっています。
50代の方がおっしゃる「昔は〜」という話は本当にそうだと思います
今よりも休みが少なく家庭との狭間でご苦労もあったと思います
だからこそ部下のプライベートを尊重してあげてもいいのではと
個人的には感じています
自分をアップデートし続ける
地道なことではありますが、マネジャーが集まる会議で有給休暇取得についてのポリシーをアナウンスし続け、
拠点を回ったときは上記3名のようなことが起きてないか働いている社員から聞き取りをしたりしています。
とにかく上司自身に従業員のプライバシーを尊重し、休暇取得をサポートする姿勢を持つこと、今の時代にあった考え方にアップデートしてもらうことを促し続けるしかありません。
皆さんの職場ではどうでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!
今日1日が素晴らしい日になりますように。
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