船橋屋のくず餅、美味しいな【芥川龍之介】
仕事で疲れて頭がぐるぐるしていた日。
何か気分転換しないと家に帰っても気持ちが休まらない…何か好きなことをしたい…と思っていろいろ考えた。
あ!そうだ
芥川龍之介が食べてた「くず餅」、食べてみたい!
帰り道に買えそうなところあるかなと探したら、なんとめちゃくちゃ近くにあった。
今まで全然気が付かなかった(というか知らないから興味がなかった)。
認識とは恐ろしいものです…。
船橋屋「元祖くず餅」
1人分が食べやすくなっている、パックのものを買って帰宅。
原材料を見てみたら、小麦という文字が見えた。
え!そうか小麦でできてるのか?!と思ったら、なんと、グルテン質を取り除く工程を経て作られているらしい。
グルテンフリーにチャレンジしている私には有り難い。
味は、とにかく素朴!
芥川龍之介が大好きだったくらいだから、めちゃくちゃ美味しいのか?と期待していたが、それほどの感動はなく。
でも、よく考えてみたら、ポテチとかチョコレートとかクッキーとかそういうお菓子がある時代ではないから、こういうのを皆食べてたんだなあ。
私の舌が、今の時代の濃い味のお菓子たちに慣れすぎている。
私も甘いものが好きだから、当時生きてたら、おしることかくず餅とか、桜餅とか…そういうのが好きになったのかもしれない。
それはそれで何だかよい。今からでも和菓子にシフトしようかしら。
素朴で優しい味、
また食べたい。
あと、芥川が通っていた本店に行ってみたい。
最後に、「本所両国」で船橋屋について言及されていた箇所を抜粋しておきます。
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