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なぜ2022年にNew Kids On The Blockにハマったのか【KPOP経由で80年代にタイムスリップした話1】

はじめに

だいぶ前に「KPOPにハマったら80年代にタイムスリップした話」というタイトルでnoteを書き始めたんですが、書きたいことがとっ散らかりすぎて途中で止まっていますww

そこで、まずはその中からひとつだけ取り出して試験的に書いてみることにしました。選んだのは1984年にデビューして一世を風靡したアメリカのボーイバンドNew Kids On The Blockです!

普段は年齢非公表(?)でMOA(TOMORROW X TOGETHERのファン)としてキャッキャッとtwitterやってるわたしですが、80年代は主に小学生として過ごしました(内緒ですこの記事読んだら忘れてください)。ということは、 New Kids On The Blockも当時聞いていたのではないかと思われるかもしれませんが、実はほとんど知りませんでした。80年代の田舎にまで伝わってくる海外エンタメといえば、それこそマイケル・ジャクソンやスタンド・バイ・ミーレベルの超ギガ級人気コンテンツだけだったからです。New Kids On The Blockも相当人気でしたが、ファン層が若い女性に特化していたためか、そこまで浸透してなかったと思います(※)。

※わたしの住んでいたところが本当のど田舎だったので、ある程度の都市部はまた話が違うかと思います。また、子供のころのことなので記憶はかなりあいまいです。わたし自身が中2まで二次元しか興味なかったから知らなかっただけの可能性もあります。実際、中2以降に流行ったBackstreet BoysとNSYNCについては田舎にいてもかなり覚えています。

それでも、彼らの代表曲Step By Stepについてだけは、それこそめちゃくちゃ流行していたので覚えてました。でも歌っている姿は見たことなかったと思います。メンバーの顔と名前も全然知りませんでした。

ん?? 昔好きだったNew Kids On The Blockを思い出したっていうnoteじゃないんすか? と思われたかもしれませんが、実はそういう話ではありません。

BTSやTXTを通して、2022年に初めてNew Kids On The Blockを好きになったという話なのです(おそっ!!)。

なぜ2022年にNew Kids On The Blockにハマったのか

結論から言いますと、TOMORROW X TOGETHERの楽曲Thursday's Child Has Far To Goと、TXTのテヒョンがカバーしたLA.Girlsが収録されているチャーリー・プースのアルバムVoicenotesがきっかけです。そこからシンセポップ聞きたい病を発症し、記憶にある80年代シンセポップ探しの旅が始まりました。昔よく聞いていた曲をYouTubeであさりまくりました。

そうしてたどり着いたのがNew Kids On The BlockのStep By Stepです。昔は一番有名な部分しか知りませんでしたが、初めて最初から最後まで通して聞いてみました。いい曲だった。そして「5人の清涼イケメンとシンセポップとダンス」の組み合わせ。今のわたしがこの世で一番好きな組み合わせ。それを30年前にすでにこんなにかっこよくやっていた方々がいたの…。という衝撃を受けました。

しかも、とっくに解散してたと思ったニューキッズたちですが(実際1994年に解散してたんですけど)2008年に再結成してたんですよ。メンバーの平均年齢が38歳ころのことです。

しかも、しかも、全員が50代になった2022年のことし、大規模なライブもやってました。

ここまで調べて動画見て曲を聞いて、気づいたら完全に好きになってました。

さらに追い打ちをかけてきたこの曲

そうはいっても30年前の曲。いいなあかわいいなあとは思うけど、とにかくシンプルなんです。Step By Stepの歌詞なんて「お前のこと好きだから付き合おうぜぇ!」ということしか言ってません。これは、New Kids On The Blockに限らず80年代の歌の特徴の一つでもあるらしいのですが、もうちょっとひねりのある凝った歌も聞きたいわと思っていました。

そんなタイミングで聞いたのが、2019年にリリースされたこの曲でした。80s Baby。

曲自体は普通のアゲアゲパーティーソングなのでしょうが、歌詞が…歌詞がぁ…!! 30年という年月がそのまま全部曲のスパイスになってて、これはもうはっきりいっていくら才能があっても30代以下の人には絶対に歌えない歌なのです。

あの名作ドラマと同じ状態へ

80s baby 最高だわと思うもう一つの理由が、ファンをbaby/girl呼びしてくれるところです。♪ You’re still my 80s baby. You’re still my 80s girl. って何度もgirlって言ってくれます(喜)。

韓国では、年齢の上下によって呼び方が変化し、アイドルをオッパと呼べるかどうかは若いファンの間では大問題だし、わたしの年齢になればアジュンマではなくヌナと呼んでもらえるかがかなり重要な問題だということをKポペンになってから学びました。

実は英語でも呼称はかなり重要で、Ma’am/Madam呼びはけっこう危険なときがありますw。はっきりいって、わたしと同年代のNew Kids On The BlockのかつてのファンたちはとっくにMa’am付けられてもおかしくない世代に入ってると思いますが、そこをあえてbaby/girlと呼んでくるニューキッズたち(50代)。やっぱりちょっとうれしいです。そして、わたし自身も彼らを堂々とオッパと呼べるのです。

この状況、既視感あるなーってちょっと考えてたんですけど、鈴木京香主演の「セカンドバージン」ですね(?)。このドラマの中で、鈴木京香が若いハセヒロと恋に落ちるものの年齢のことなんかが気になって、一時はイケオジの布施明に傾きかけます。一般的に言えば、布施さん演じる医師で作家で金とイギリスの別荘持ってて一緒にいるとなんとなく落ち着く年上の「秋夫・ウィリアム・ターナー」と付き合ったほうがいいに決まってるけど、でも、結局若いハセヒロを選ぶんですよね。

わたしにとってNew Kids On The Blockは突然現れた秋夫・ウィリアム・ターナーなわけです。(そしてドラマ通りに進むならやっぱりトゥバちゃんたちのところへ帰るw。)

New Kids On The BlockとKPOPの接点

New Kids On The Blockよりちょっと若いグループにBackstreet Boysがいて2組はコラボもしているのですが、Backstreet BoysがARMYを公言していることは有名です。では、New Kids On The BlockとKPOPになにかつながりはあるのでしょうか?

答えは、80s babyと同じ年にリリースされたこちらの楽曲の中にあります。

この曲は、Boys In The Band (Boy Band Anthem)というタイトルのとおり、これまで世界で活躍した有名な男性グループについて歌っています。歌詞の内容はこちらの方が訳されていましたので是非ごらんください。

この中に実名のボーイバンドがバンバン出てくるんですけど、BTSももちろん入っております!

New Kids On The BlockとBTSの接点というよりは、両者ともボーイバンドという一つの悠久の大河の中に存在する素晴らしいグループなんだなあということを感じます。

ちなみにバンタンくんたち、去年のAMAでニューキッズ先輩のステージ見てたんですね。

おわりに

このnoteを書き始めてから、パン・シヒョク氏が2022年のブリーフィングで語った内容をFFニムがtwitterで共有してくれてて、それを読んでびっくりしました。「ファン自身も気づいていないニーズ」をこれからもつくっていくというようなことを言っていたからです。

もしかして、今のわたしのように「バンタンかっこいいね」「トゥバ曲いいね」で終わることなく、そこからちょっとでも気になったことをついつい調べてしまい結局ハマる…みたいなサイクルはもう初めからパン氏の計算済みなのかな?と思わざるを得ませんでした。

本当にパンPDニムおそるべしです。

(もともと世の中的にも今80年代が流行ってるんよという事実は今回はひとまず置いておいて…)

ということで、やっとひとつKPOP経由で80年代にタイムスリップした話が書けました。まだたくさんあるけど、そのうち少しずつ書いていきたいと思います。

読んでくださってありがとうございました。

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