セルフマネジメント
今日はティール組織の突破口となる「セルフマネジメント」の事例について深掘りをしたいと思う。
旧組織はピラミッド型で、情報を階層別に伝達していくながれだった。
そこで、ティール組織ではチームを越えた調整を行ってる。
役職(エゴ?)を取っ払い、全員が同じラインに立つ。
例として、FAVIで変革を起こしたゾブ・リストに着目していく。
以前のFAVIで変革は込み入ったシステムを取り入れて社員にルールを設けて統制していた。これはどこにでもある製造業者と同じだ。
ゾブリストが行った改革は主に2つだ。
①生産ノルマ・タイマーの破壊
②タイムカードをなくす
ゾブ・リストは大きな損害やミスをもたらす要因は「恐れ」としており、
ノルマやタイマーをなくすことで、生産性はUPし、タイムカードがなくなることで従業員は「責任を果たす」ために働くという考えにシフトすると考える。
ノルマがあることで従業員は精神的にも身体的にも追い詰められてしまい、
生産性が低下する傾向にあったところを、制限を取っ払うことでのびのびと作業に励み、生産性が向上したのだ。
そして、タイムカードがあった際には、従業員はタイムカードを切ったあとには作業の進捗状況にかかわらず、すぐ機械から離れた。しかし、タイムカードをなくすことで、作業が完全に終了してから機械を離れるように変化したのだ。
また、FAVIではチーム内で問題を並べ、誰でも自分がしたい問題に着手する。また、オフィスは敷居の低い作りで、誰でも気軽に話しかけることができる。=協力しやすいレイアウトの作りになっている。
まとめとして、誰もが決定権を持っていることによって
「個人の権限を大きくすればするほど、業務の改善余地が大きくなる」
「会社は自分のもの」
などの期待がある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?