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実現したいことに作戦名を。

気楽に書いた昨日のnoteに思いのほか多くの方からの反響をいただいたので、今日も「手帳×子ども」の切り口からもう一つご紹介。

▼昨日の記事はこちら


子どものこと、どれだけ見つめてる?

衝動的で、腰を据えてじっくり観察するということが得意ではない私。最近読んでいる本のサーベイでも、相対的に「察知力」が弱いという結果が出ました…まさに。
それは、子どもに対しても然り。さらに毎日見ている対象となると、言語化を怠ったり、変化に気づきにくかったりもするんですよね……。

私は「自分軸手帳部」というコミュニティに参加していますが、先日とても刺激を受けたのがこちらの部員限定イベント。

この中で、ある部員さんがお子さんの観察を日常的に行っていて、しかもとてもお上手!!!
私ももう少し子どもを意識的に観察して言語化する習慣をつけたいぞ……!

「子ども研究室」スタート!

いや、そんな着想を得たのは今回が初めてではありません。
実は、8月に同じく手帳部で開催された不定期イベント「習慣化チャレンジ」でも、「子どもへのポジティブな声掛け」「いいところ探し」などを項目に挙げていました。

▼習慣化チャレンジについてはこちら

ところが……イマイチ定着しない。

週の前半こそ意識は高いけれど……
全然書けない!

そこで閃いた!

やりたいことに「作戦名」を……!!!!!

手帳で3good thingsはしっくりこなかったけど、「my gokigen thing」だと楽しく続けられたように。

これまで億劫に思えたり、先延ばししてたアレコレも、年末までの「100日チャレンジ」って名前を付けるとムクムクやる気が湧いてくるように。

勝手に自分プロジェクト化しちゃえば、意識は高まるし、面白がって続けられるのでは!?

そこで始めたのが「子ども研究室」
日々気づいた我が子の特徴や変化、なんとなく感じていたけれど言語化していなかった長所や短所を気ままに記録。
週末に1週間の記録を見渡して、括れる要素があれば抽象化などもしながらメモを取るように。
気づけば今週で4週目。お、意外と続いてる!

ちなみに、昨日の記事では我が子のコンディションのログ取りにはカレンダー型フォーマットがよい、という気づきをシェアしましたが、「子ども研究室」はウィークリーに記録。定点観測して分析する必要性が低いし、傾向を把握というよりは、必ずしも連続的ではない気づきを記録していくものなので、今回はこのフォーマットで特に不自由していません^^

これまでとは何が違う?

ところで、習慣化チャレンジではイマイチしっくりこなかった「子どもへのポジティブな声掛け」「いいところ探し」とは何が違って今回うまくいっているのか?についても今回考えてみました。

1.「ポジティブ」に全振りしていない

前回の取り組みは、どちらも「ポジティブ」にのみフォーカスしているんですよね。つまり、「この子のうまくいかないパターンはコレ」的な記録がしにくかったり、変化を記録に残しにくい。
それに対して「子ども研究室」なら、もっと広い目線で子どもを捉えられるので、記録に残せる話題が多い!

2.目につきやすいフォーマットを用意している

前回もウィークリーに専用欄を設けていましたが、小さくラベリング。
ところが今回は、より大きな文字で「子ども研究室」を掲げています(まぁ、効果を意図したものではなく、お気に入りのマステを使いたい、というのが入り口だったのですが(笑))。

日々手帳を開くたびに「子ども研究室」の存在がリマインドされて、アンテナが立ちやすい気がします。

3.より小さな「ベビーステップ」にしている

過去「ポジティブな声掛け」ってものにもトライしたわけですが、そのイメージはこんな感じ。

1.いいところに目を向ける
2.そのいいところ/好ましい行いを言語化する
3.タイミングを逃さず、その場で声をかける

……こう見ると、結構ハードル高い気が。
「手帳に書き留める」より「その場で声掛け」の方がアクションは少ないように思えるのですが、そもそもファーストステップの「いいところ探し」が定着していない私に声をかけるところまで求めるのはなかなか……。
結果的に「子ども研究室」の方が、観察眼をもつ、というベビーステップに分解されているので、継続して取り組めているのかも!

始めて4週間、何か変わった?

毎日記録、とまではいかなくても、子どもを観察しようというアンテナが立ったこの1ヵ月。何か子どもから報告があった時に以前は「ほほー頑張ったね!」「そうなんだ!」で終わっていたところ、最近は「前回は○○だったのに、今回はどうして△△なの?」というような掘り下げる問いかけがちょと増えた気がします。

もちろん、子どもにしてみれば単純に褒めてほしい・認めてほしいということもあるでしょうから、その気持ちは大事にしつつ……過去とのつながりや変化、その要素を把握するために私がもう一段興味を持って話が聞けるようになったのは、研究室の喜ばしい成果かな、と!

そして結果的に、そうやって子どもを見られるようになると、以前うまくいかなかった「ポジティブな声掛け」の機会も増えて……なかなかにいい感じです!

おしまいに

昨日の話にも関連しますが……人間って、取り組みがうまくいくかどうかって、結局は仕組次第ってところが大きいんですよね。いやむしろ、仕組みで決まる、といっても過言ではない。

ベビーステップ×適したフォーマット(≒仕組み)を用意して、「自分プロジェクト」で面白がる。結構アリだと思います!

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