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「○○の秋」を掲げる効能

3年前(!)の2020年秋。
40歳だったこの秋を
私は「気づきの秋」と決めました。

今の私があるのは、
全て、この秋のおかげ。


40歳を「不惑の一歩」にするために

その少し前の6月に
不惑といわれる節目の誕生日を迎えて感じたのは
「人生折り返しじゃん!
 うだうだ言ってる場合じゃない!」
ってこと。

「今からどこまでいけるのかやってみよう」
と思ったものの、
行きたい先がなかった当時の私は、
まず気づくことから始めよう、と、
冒頭の「気づきの秋」を掲げました。

まだ黎明期だったstand.fmを始めたのはその年の9月。

このnoteを始めたのも10月だったなぁ……!

他にも
1回完結のコーチングを受けたり、
本のワークに取り組んでみたり、
1年後の自分にエールを送ってみたり……

▼当時WEBライターだった私が
 公私混同(笑)で企画して書いた記事がこちら。
 自分の取り組みレポですね(笑)。

そうそう、ライター・一田憲子さんの
オンラインライター塾に参加したのもこの時期。

ちょうどライター塾の2日目は
天赦日を口実に
腹を括って開業届も出したんだっけ。


結果、どうなった?

この秋から、しばらく手探りを重ね続けたけれど、
少しずつ気づき、行動を重ねることで
確かに見えるものがあって。

3年後の今、
私はあの頃思ってもいなかった
「インタビュー」が(一応)できるライターになれた。

なんてったって、
私のインタビューデビューは
いきなりの連載企画で
めちゃめちゃ戸惑って必死だった。
けれど、それも当時は自分が手を伸ばして掴んだもので
(転がり込んだという方が合っている気もするけれど)、
やっぱり振り返ると
「あの時の私、よくやった!」って褒めたいと思う。

▼インタビュー連載はこちらにまとめています


そこから、別媒体にもお世話になるようになり……

▼大宮・浦和経済新聞の取材記事

▼自分軸手帳部の取材・執筆記事


結果、こんな出来事も。

・取材に行ったらインタビュイーに
「ライターである私のことを知っていた」
「私の文章のファンでした」と言われてびっくり。

・偶然読者さんに出会って、
 記事の感想やお礼を熱弁されること多数。

・過去に取材したお店にプライベートで足を運んだら
 「美穂さんの記事を読んでここで働くことを決めました」
 という人に出会うこと数回。

・私が携わるメディアのライター面接にくる中に
「美穂さんのような記事を書きたくて」
「他のメディアで執筆する際、美穂さんの記事を参考にしていた」
という方がちょいちょいいるらしい。

――これ、「私すごいでしょ!」と
言いたいわけではなくて。
(むしろ、最上志向を持つ私は常に「私なんてまだまだ……」「こんな実力と実績でライターと名乗っていいのか」と思う故に、チャレンジにブレーキをかけがちですし……)

ただ、「気づきの秋」と決めたことが
まったくの迷子だった自分を
あのころなりたかった姿へと
近づけてくれたことがよくわかる。

「私なんて……」
「これからどうしたらいいものか……」
とその場で地面にぐりぐり指で落書きしながら
イジイジしていたような日々。
「ここにいるよ~!」と手は降ってみるものの、
失敗や道への不安と恐怖に縛られて、
その場から動こうとはしなかった日々。
誰かに今の私を定義付けてもらって、
さらにどこに行ったらいいか
目的地を決めてもらおうとしていた日々。

そんな毎日を一旦捨てて、
とりあえずここじゃない場所に動くことで
何が見えるのかを確認するために
3年かけて動き続けた。
その始まりがあの秋だったし、
この3年を私自身誇らしく思えている。

むしろその前の40年間はあまり覚えていなくて、
この3年の方がよほど鮮明。
それは記憶が新しいから、というだけではなく、
初めて「本当の意味で舵を握って生きた日々」
だからなんだと思うのです。

座る場所を変えなきゃ
新しい景色は見えない

――3年前に本で目にしたこの言葉を、
私はすっかり忘れていたけれど。
気持ちいい方向、心地よい景色へと
おしりをちょとずつずらす日々だったと、
今は思います。


2023年は「手触りを確かめる秋」に

さて、そんなこんなで
「○○の秋」の効能を実感している私。

今年は「手触りを確かめる秋」にしたいと思います。

新しいお仕事の案件や、
今後を見据えて設計図を描こうとしているサービス。
新しい出会いの場や
整え直そうとしている住まい。

そのどれもが
私の今後につながるもの。

これらを「こなす」のではなく、
肌触りや自分の直感にどう響くのかに
敏感でいたいと思っています。

あなたはどんな秋をすごしますか?

この秋だけでは何かを乗り越えられなくて
もしかしたら
一つのはじまりに過ぎないのかもしれないけれど。

それでも、あなたなりの
「○○の秋」を決めてみることは
何かのきっかけになると思うのです。

しかも、
いろんな「○○の秋」が
世界中で静かに繰り広げられているかもしれないと思うと
それもまたワクワクしませんか?

この秋が
あなたにとって忘れられない季節になりますように。
そして、世界のどこかで「○○の秋」を楽しむみんなが
幸せでありますように!


最後にちょっとだけお知らせ

ちなみに、10/1からスタートする
「#書くチャレ」というお祭り。

これもまた、「○○の秋」を
ちょっと後押しできたらいいなぁ、なんて
思いを込めて企画しています。

「○○の秋」が決まらない方は「書く秋」に。
「○○の秋」が決まっているなら、
その加速度を上げるために。

ぜひお気軽にご参加くださいね^^


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