見出し画像

2025。たぶん、ようやく、「私の使命」を見つけた。

40歳になった2020年から、「今から自分がどこまで行けるかやってみよう」という目的地のない「じぶん実験」をはじめました。

たとえば、こんな感じに。

●2022の漢字は「試(こころみる)」。
「実験」という感覚を大切に、じぶん実験を繰り広げました。
いろんな「こうあるべき」を手放し、自らの「快・不快」を把握することができました

●2023の漢字は、[紡」。
手にしたヒントやチャンスを次につなげることを意識しました。
自分の心地よさをしっかり握りしめつつ、「自分発信のサービスやコンテンツ」をたくさん実験した1年。さらに、行き渋り傾向のある子どもたちに寄り添いつつ、自分の「やりたい」を諦めず走りました。

●2024の漢字は「企」。
常に「一匙の企み」をもって行動することを意識しました。
不登校娘へのケアをかさね、サポートネットワークを広げる日々のかたわらで、自分のライティングの学びを深め、目標の一つとして掲げていた出版社WEBメディアでのレギュラーライターになりました。

そして迎えた2025。


今年の漢字は「徳」

今年は目先の損得に捉われず、人として1ステージ高い生き方を目指すことを土台に。思い通りにいかない瞬間も、「徳を積んだ」と、穏やかに、やわらかに受け入れたい!

そんな思いを込めて、今年の漢字は「徳」にしました。

セルフプロデュースを意識したい!

それから、今の私、ものすごく「セルフプロデュース」に長けた人に惹かれている。得意にはなれないと思うけれど、その視点を持って生きるという実験をしてみたい。そのためにも、本質的に自分を磨いて、人徳ある人間になって、メッキではない魅力や強みを堂々と売り込めるようになりたい。

たとえば、こんな道のりを歩みながら。

▼アイキャッチにもしているこの絵馬は、ライティングの師のお一人・さとゆみさん主宰のサイトに奉納したものです


ようやく見つけた「私ならではのお仕事」

そんなこんなで、自分を高めて、目論んで、やりたいことに邁進していく所存ですが……今年は一つ、特に注力して取り組んでみたいテーマがあるのです。

それは、「不登校の我が子が、そのままで笑える未来を創る仕事」をすること。

少し話はずれますが……。
数年前、これまた大御所ライターである某恩師に、「美穂さんの企画は、優等生過ぎる。美穂さんにしかかけないもの、美穂さんだから書けるものって、何?」(意訳)という言葉を受け取ったことがあります。

至極ごもっとも。でも、これが呪いにもなりました。

ライターとして展開していくのに、決定的なものが欠けている(恩師がそういったのではなく、私が曲解しているだけだけれど!)――そう自覚した後も、「あれもこれも気になる、けれど浅いまま興味が移ろってしまう」私にとって、テーマや専門分野は決められなかった(し、決めたくもなかったのだと思う)。

ところが、この1年と少し、娘の不登校と向き合う中で、「きっと私だからこその書きたいこと」が生まれたのです。それが先ほどお話した「不登校の我が子が、そのままで笑える未来を創る」というテーマ。

いままでは、「“学校に行けない我が子”を標準世界にできるだけ近づけられる接点」を探そうとしていました。でも、いろいろあって考えて、行き着いたのは「”行けない”のではなく“行かない”。その選択だって立派な方法」というあり方。

私が会社勤めで幸せな未来を描けなくて、フリーランスを選択したように。学校に行くことのみが唯一無二の正解ではないし、負け組でもない。
現に、私たち親子は、不登校に向き合ってからのほうが本質的に良い関係を築けるようにもなりました。圧倒的に「親」になったし、「子ども」として過ごしてくれている。

きれいごとばかりではないし、悩みも迷いも山ほどある。
それでも、我が子がそのまま笑える世界につながる可能性があるなら。
バタフライエフェクトを信じて、ライターとして文字を綴り、世に放ちたい。
――そんな思いを抱いている今。2025年、自分の仕事をはじめます。

今年もどうぞ、よろしくお願いします!

いいなと思ったら応援しよう!

矢島 美穂|本の言うことを聞くライター
最後までお読みくださりありがとうございます。SNSで感想・シェアを頂けたらとてもうれしいです(必ず読みに行きますね!)。いただいたサポートは、noteコンテンツにつながるような書籍購入に使わせていただきます。これからも気軽に遊びにいらしてくださいね!

この記事が参加している募集