振り返りで気づいた「快」と「不快」
こんにちは。
自分軸手帳部運営メンバーのあさです。
自分軸手帳部では、部員さん同士で手帳の使い方をシェアし合ったり、自分の手帳ライフに取り入れたりしています。
部員さんの手帳の使い方をインタビュー形式でお届けします。過去のインタビューはこちら。
今回お話を伺ったのは自分軸手帳部公式noteでライターをしてくださっている美穂さん。今年から自分軸手帳を使い始めたそう。
人から頼られ自己を犠牲にしがちだった美穂さんが自分軸手帳を通じて自分の「快」と「不快」に気づき、より自分らしく生きられられるようになった変化を伺いました。
ぜひご覧ください!
心地の良いものを選ぶための振り返り
あさ:
自分軸手帳を使おうと思ったきっかけを教えてください。
美穂さん(以下、美穂):
自分軸手帳はSNSで知りました。
2021年前半に受けたコーチングで「心地良い方を選んで良い」という気づきがあり、心地の良いものを選ぶため「振り返り」をしてみたいと思っていました。
自分軸手帳を見つけ、コンテンツをみて使いやすそうだと。
あさ:
「振り返り」にアンテナが立っていて自分軸手帳に出会われたのですね。振り返りはどのようにされていますか?
美穂:
使い始めた当初、手帳自体は真っ白なことも珍しくありませんでした。ですが、ウィークリーページでの振り返りだけは毎週欠かしませんでした。
いま見返してみると、自分にできることを確認して、ちょっとずつ心地良さに寄せて行ってました。
あさ:
振り返ることで自分のことがみえてくるのですね。
手帳で不測を予測に変えたい
あさ:
最初は手帳が真っ白だったと伺いましたが、現在の美穂さんの発信を拝見すると手帳を活用されているように感じます。手帳の使い方にどんな変化があったのでしょうか?
美穂:
2022年の5月頃から、小学生1年生の次女が学校へ行き渋りはじめたんです。学校まで同伴して教室前で90分話し合いということも珍しくなく、そうなると1日のスケジュールを変更しなくてはいけないなど、自分の予定が立たない…。
わたしも困ってイライラをぶつけてしまったりと、親子そろってメンタルが不安定になりました。
不測の事態を予測できるようになりたいと思い、子どもの様子を観察し、マンスリーに書き始めました。
子どものバイオリズムが見えてくることでこちらの心づもりができるようになり、自分の都合を調整する材料に。
はじめて手帳を使いこなしたと感じました。
あさ:
お子さまとの関係性も変わりましたか?
美穂:
お互いに歩み寄れるようになったと思います。メタ認知できるようになったので心が穏やかになりました。
手帳がフィードバックしてくれる
あさ:
他にも変化はありましたか?
美穂:
子どものパターンが見えてくると、自分の機嫌の取り方にも目が向くようになりました。
これまで予定を詰め込んで、やりたいことをパワーで押し切って、がむしゃらに「仕事で自己実現!!」を目指していたんです。
それより自分がいかにご機嫌に過ごしながらやりたいことをやるかを考え始めるようになりました。
あさ:
子どもの機嫌を観察するうちに自分の機嫌も観察していたのですね。
美穂:
7月くらいは自分のやりたいこと・子どもに経験させたいことを詰め込んだ結果、毎日予定にバツがつくようになり、「全部はやりすぎなんだ、マイナス1くらいが結局幸せなスケジューリング」と気づき始めました。
「こんな瞬間がいやだ」「こんな瞬間が幸せ」 というエッセンスを何気なく手帳に記録するようになり、後から見返してみて「自分の価値観」にも気づくように。
あさ:
自分の価値観が手帳に積み重なっていったのですね。
美穂:
手帳にフィードバックを受けている感覚があります。振り返りを続けていると手帳が自分のことを教えてくれるんです。
振り返りで「快」を増やし、「不快」を減らす
あさ:
手帳を使って良いことはありましたか?
美穂:
2つありました。
1つ目は、日々の瞬間に幸せを散りばめられるようになったことです。
これまでは、喜びや楽しみはやるべきことが終わってからと思っていたのですが、自分の幸せな瞬間を知ったことで、タスクを時間で切り上げて、休息やご褒美を毎日取り入れられるようになりました。
2つ目は、「やってみよう」と思えるようになったことです。
今年の漢字は「試」。
心配するあまりに石橋を叩いて渡る前に叩き割ってしまうこともあったのですが、自分が何に喜ぶかが見えてきたことで「進むのは怖いけど、向こう側に喜びが見えるから大丈夫。進んでしまおう」と思えるようになりました。
あさ:
どんなことを試してみましたか?
美穂:
自分軸手帳公式ミニブックの制作やインタビュー、自分軸手帳公式noteでのイベントレポート執筆です。自分の発信媒体をもちたいと思い、WEBサイト「じぶん実験室」も始めました。
足し算のワークに書いていた「自分の名前で案件をもらう」ということも叶いました。
試したことで自分の扉が自然と開いていったように感じました。
あさ:
嬉しい変化ですね。
美穂:
「不快」にも目が向くようになりました。これまで優等生タイプだったので、自分が我慢してまわりに嫌われないように選択していたことがありました。
優等生=心地良い状態ではないと気づきました。
自分の「快」と「不快」が見えてきて、
・他の人と比較するのではなく自分の心地よい働き方(&子供にも無理させない働き方)を目指したい!
・仕事だけではなく、そこからはみ出た興味もきちんと満たしたい!
と思うようになりました。
手帳では、最近はこんなマイルール化も。
自己犠牲精神を手放して
あさ:
もし自分軸手帳を使っていなかったらどうなっていたと思いますか?
美穂:
不機嫌のままでした。それも堂々と不機嫌だったと思います。
また「わたしの人生これでいいのかな」と迷っていたと思います。
まわりからみたらこれまでも「好きなことやっているんでしょ」と思われていたかもしれませんが、自分の中の「不快」を手放せたことがよかったです。
過去の自分へ
あさ:
自分軸手帳はどんな方にオススメしたいですか?
美穂:
もっと楽に生きたいと思っている人、もっとご機嫌でいたい人。
本質的に頑張り屋さんで人のために頑張ってしまう人、ついつい人に頼られてしまう人にです。
あさ:
つまり、過去の美穂さんみたいな方でしょうか?
美穂:
そうかもしれませんね。
そんな人には自分軸手帳で日々のモヤモヤに耳をすませて欲しいと思います。
インタビューを終えて
終始明るくテキパキとお話されていた美穂さん。1年前までモヤモヤや不機嫌が多かったとは思えず、そのことを聞いてみると「まわりから見れば、変化があったと思われていないかも。」との答え。
自分で変化を感じていてもまわりは気づかない。内面から変化するということはそういうことなのかもしれないと感じました。
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文責:あさ
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