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スコットランド旅行 - エジンバラ城とオールドシティ(Day 3)

今日はいよいよエジンバラ城のあるオールドシティに向かいます!

朝、ホテルでタクシーを呼んだのですが、呼んでから30分以上は来なかった。
タクシードライバーの話では、ピークシーズンでタクシーを利用する人が多いので、事前に予約しておいた方が良いよとの話でした。

エジンバラ城

さあ、今日のハイライトのエジンバラ城へ。

タクシーが停まれる場所に停めてもらい、坂の上を見上げると、そこにはエジンバラ城が!

下から見上げたエジンバラ城


この時点で結構スゴイ!

しかし、入口まで距離がありそうな気配。。。

目前の坂を登っていってしばらく行くと、“ロイヤルマイル”と呼ばれるエジンバラ城とホリルードハウス宮殿を繋ぐ道へ。

結構歩いて、ようやくエジンバラ城に到着。
この日のチケットはSOLDOUTと書いてあったので、この時期の事前予約はマストだと思います。

さあ、エジンバラ城に入ります

エジンバラ城の要塞。
お城自体がCastle Rockと言われているくらい、物々しいです。
こんな感じです。

古くからの要塞の後に作られたというのも納得


私がこのお城でとても好きだった場所は建物の中で最も古いとされている聖マーガレット礼拝堂です。
こじんまりとした礼拝堂なのですが、すごく特別な雰囲気を感じました。

中に入れるのは10人くらいが限度かなと思われるくらい小さな礼拝堂です
入口にマーガレットの花が植えられています


このお城のメインは、やはり王宮とグレートホール、アン女王の館。

グレートホールには、三種の宝器と、スクーンの石と呼ばれる運命の石が飾られているのですが、撮影禁止のため、見るだけにとどまりました。
スクーンの石には、数々の歴史があるようです。

左が王宮で右がグレートホール

伝承によれば、この石は、500年ごろ、スコット人(英語版)ファーガス・モー・マク・エルク(英語版)によってアイルランドから持ち込まれたとされている。ファーガスはキンタイア半島付近に上陸し、ダルリアダ王国を建国、ファーガス1世となった。以来この石は、スコットランド王家の守護石とされた。
846年にケネス1世がオールバ王国の王を兼ねるようになると、運命の石もダルリアダ王国の首都ダンスタフニッジより新首都スクーン(現在のパース近郊)のスクーン宮殿(en:Scone Palace)に移された。これ以降、「スクーンの石」と呼ばれるようになる。
スクーンの石は、1296年にエドワード1世によってイングランドに戦利品として奪い去られた。その後この石は木製の椅子にはめ込まれ、ウェストミンスター寺院に置かれることになった。その後、このエドワード王の椅子(英語版)は戴冠式に用いられるようになり、代々のイングランド王は、スコットランド王の象徴であるこの石を尻に敷いて即位することになる。

Wikipediaより

エジンバラ城で過ごした後、ロイヤルマイルと呼ばれる道にある聖ジャイルズ大聖堂とホリルードハウスにも行きたかったので、次は聖ジャイルズ大聖堂に向かいます。

この日はエジンバラとは思えない暑さで、30℃くらいの気温の中でひたすらロイヤルマイルを歩き、聖ジャイルズ大聖堂に到着!

このゴシック様式が厳かな風格です


全然ガイドブックを読まずに入ったこの大聖堂、とても素晴らしかったです。
ステンドグラスはもちろんのこと、大聖堂の中のレイアウトも独特。
すでに歩き疲れていたこともあり、椅子に座って、大聖堂で癒しの時間を過ごすという贅沢をさせていただきました。

入口付近から撮影した大聖堂

小休憩を終え、またロイヤルマイルを歩いて、ホリルードハウス宮殿に向かいます。

ここからの距離が予想以上に遠く、道を間違えたんじゃないかと思うくらい炎天下の中をひたすら歩きました。

観光客で溢れるオールドタウン

そして、ようやく到着したホリルードハウス宮殿!
この時点で全く想像していなかったのですが、まあ広いこと!

さすが宮殿という佇まい

中に入ると、部屋数が半端なく多く、また、庭園もとても広い。

ここでは、エリザベス女王やロイヤルファミリーをはじめ、大勢のゲストを招いてパーティが行われたりするそうです。

これは部屋の一部です

敷地内には、今は廃墟になっている修道院があり、この建物も一見の価値があります。
歴代のスコットランド王が埋葬されているそうです。

修復中ということで近くには行けませんでした

そして、この日は、もう一つ楽しみにしていた、ウイスキーの博物館的な場所“スコッチウイスキー・エクスペリエンス”へ。

前日にオンラインで予約したら、空きがないということだったのですが、エジンバラ城に行く前に寄ってみたら、予約出来ました。
予約の時間が決まっていたのでホリルードハウス宮殿を超特急で回り、ランチも食べずにひたすら、ホリルードハウスからエジンバラ城に程近い、この場所に競歩のようなスピードで戻ってきたのでした。


中に入り、アトラクションのような乗り物に乗せられて、ウイスキーの作られる工程について学び、さらにそれが終わると、スコットランドでウイスキーが作られている5大産地についての映像を見せられたり、あとは、どのようにウイスキーを飲んだら良いのかとか、フレーバーの表現の仕方などを学んで、最後にテイスティングです。

数々のビンテージなどレアなボトルが並んでいます


アイラ、ハイランド、ローランド、キャンベルタウン、スペイサイドのそれぞれが出されます(どの銘柄が出てくるかは、もしかしたら時期によって変わるのかもしれません)

最初に一つ(一番左の向こう側)渡されているので、計五種

アイラ島のウイスキーはピートが強く独特なものが多いので、すぐ分かるのですが、それ以外を当てていくのは結構難しいなと思いました。


そして、夕飯を食べてからホテルに戻ろうと思って、行きたかったパブ“THE LAST DROP”へ行ってみると、キッチンの故障で食事が提供できないとのこと。

一応、写真だけ撮ってきました。
ここは、死刑囚が最後に一杯だけウイスキーを飲んでいいよと言われて寄っていたというパブなんだそうです。

食べ物は提供されないのにかなり賑わっていました

こちらのkarakara.pepperさんのブログでもっと詳細があったので、引用させていただきます。

エジンバラ城から旧市街に下ったGrass Marketグラスマーケットにあるラストドロップに入りました。

通りに掲げられているパブ看板はどう見ても首吊りの縄ですよね。

このパブの前はかつて広場で、絞首刑の処刑場でもあったのだそうです。

ラストドロップが処刑台から滴る最後の血の一滴なのか、
死刑囚から最後に飲むビールの一滴だったかのかはわかりませんが。

簡単に調べてみると、エジンバラには3つの処刑場があったようで、この広場はそのうちの一つのようです。当時は見世物に近い娯楽のような雰囲気もあったようで、死刑執行の日は周りから人が集まって来たようです。魔女狩りで処刑された女性の慰霊碑もエジンバラ城の方にはあるみたい。

今は広場というよりここだけちょっと道が広い、という具合で、
昔からありそうなパブやレストランが多いエリア、といった感じです。
ホテルのレセプションのお兄さんに、地元で個人的に飲みに行くならどこ?って聞いたらこのエリアを薦めれました。

karakara.pepper


どこかで夕飯を食べようと思うにも、どこも本当に満席で入れる店がなく、ホテルに戻ることにしたのですが、またタクシーもつかまらない。

仕方なく、Google Mapを頼って、路線バスでホテルまで帰ることにしました。
結局、1時間くらいかかったでしょうか。

夏のエジンバラは今まで旅行してきたどの都市よりも賑わっていました。
それゆえ、タクシーも捕まらないので要注意です。
あと、ホテルもかなり早めに予約しないととんでもない値段のホテルか離れた場所にしか空室有りのホテルはないという事態になります。

マスク情報ですが、室内ではごくたまにマスクをしている観光客はいますが、屋外では皆無といっていいかもしれません。

旅の備忘録的な日記みたいで、とてもサクッと書いたので、後で色々加筆するかもしれません。

時間ができたら勉強にこの映画を見ようと思っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日からはいよいよアイラ島のウイスキーツアーが始まります!

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