20180718

人に勧めてもらった本を読んでいて、たまらなく淋しくなって、おい、この淋しさの責任をとれ!という気持ちになっています。でも帯にちゃんと書いてありました「読むほどに打ちのめされる」って、ああ、最後には救われることを望みます。

愛ってなんですかね、永遠の問いですが、わたしは今年上半期の観た映画のなかで「RAW ~少女のめざめ~」 というフランスのカニバリズム映画が大好きで仕方ないんですが、もうこの映画は”愛”なんですね、愛で溢れていて、それは異性愛も姉妹愛も家族愛も、骨までしゃぶって、骨の髄までしゃぶって、しゃぶり尽くしたいんだよ本当は、ねぇ、でもあなたが居なくなるのはいやだから、でもああ、もうたまらん、どうしようこの愛!って映画なんです。

もちろんそれ以外に、少女が性にめざめていくことだとか、生理へのオマージュだとか、なんだかもっとあるんですが、人にはなかなか勧められる作品ではないんですが、本当に大好きなんですよね、わたし個人ではサイコでもホラーでもなんでもなくて、深い深い愛の映画だと思っています。

でも、わたし自身が欲しい愛はどんななのかとか、これは一方的に愛を押し付けているだけなんじゃないかとか、愛ってなんなのってことはいくら恋愛を重ねようと、やっぱりよく分からないんですけど、よくわからないから、たまらんのでしょうね。
わたし、いつでも、愛を持っていたいなぁと最近よく思います。

要はいま、さみしいので誰か構ってっていうことなんですけど。
寝苦しい夜、読書の続きに戻ります。

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