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vol.2 ココロがさみしくなるのはこんな時

新型コロナの影響により自粛生活が続く中、オンラインでのカウンセリングルームのご予約がポツリポツリと入ります。

(オンラインレッスン&カウンセリング→4/15現在は Alba会員の皆様のみのご利用とさせていただいております)

一人で部屋に篭りっきりだとどうしても気分が重くなってしまう時もありますよね。この先のことを考えるとさらに…。

「よし、今日は元気に過ごせそう」

と思う朝があれば、

「なんだろう、もう嫌だな。なにもかもしたくない」

とネガティブに思ってしまう朝だって。
そりゃぁこんな時期にいつも、常に前向きなんて無理ですよ。
無理無理。

そんなタイミングで誰かの前向きな発信を見てしまったなら…。

「自分も前向きでいなきゃ!」
「なにか発信しなきゃ!」

と感じてしまうことも…。そしてその焦りは、

『なにもできていない自分』
『前向きでいられない自分』


を発見してしまい、ひどく落ち込んでしまうこともあるでしょう。

良いんです。
ダメな時はダメ。その時はもういろんなものを手放しましょう。
だらだら過ごせば良いのです。なにもしない。なにも負荷をかけない。
そんな日があっても全然良いのです。
ちなみにわたしも最近はそんな感じです。元気な時にばばっと仕事して、元気ない時はなにもしない。そのリズムを現在模索中(笑)

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こんな状況だからね、みんな家にいます。
家にいても仕事ができている人もいればできていない人もいます。
そして、家族と暮らしている人もいれば、恋人と暮らしている人もいるし、友達との人もいるし、一人の人もいます。
普段であれば、それぞれの生きる時間軸があるはずですが、今は殆どみんなが同じ条件のもと、生きています。
人と会わないこと、外に出かけられないことは、自分が関わる社会が狭くなることも意味します。

そうするとどうなるか?

比べてしまいます。

情報の窓口はインターネット。SNSが主流。
家族でワイワイ楽しそうにしている人を見て自分と比べてみたり、
発信に対してリアクションが多い人を見て自分と比べてみたり。
ライブ配信をしている人を見て自分と比べてみたり、
オンライン飲み会をやっている人を見て自分と比べてみたり。

みんな色々な状況下にあり、SNSで見る内容はほんの一部です。
楽しそうなシーンを切り取ったり、真向きな発信だけを心がけたり、
SNSの使い方はみんなそれぞれ。だから本当にことなんて分からないはずなのですが、

私たちは目に見える情報に、自分が思っている以上に左右されています。

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そして人は、

自分が誰からも必要とされてないと思ってしまった時』


ココロがさみしくなります。

「自分なんて誰からも必要とされていない」
「あの人はみんなから必要とされていて羨ましい」
「なんで自分は誰からも相手にされないんだろう」
「自分がいなくなっても誰も悲しまない」
「この人は自分のことなんてどうでも良いと思っている」

負のループはどんどん続いていきます。
負のループは顔に出ます。
言葉に出ます。
態度に出ます。
過ごし方に出ます。

「あぁ、こんな自分嫌だなぁ!」

と思ってもループが拡大しているとなかなか元に戻ることができません。

(今、ここまでこの記事を見てくださった方の中で、胸が痛くなってしまった方がいたら本当にごめんなさい。きっとそれは浄化作用です。よろしければ最後までぜひ見てくださいね。)

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20代の時、私は「人生苦しいなぁ」「生きづらいなぁ」と思って生きていました。

出れないトンネルはない。
止まない雨はない。

と言う言葉があるけれど、きっと今自分が入っているトンネルには出口がないし、今わたしに降っている雨は一生止まないだろうなぁと思っていました。

それから10年以上経ったから言えるのかもしれませんが、「頑張ればトンネルの出口を見つけられるけど、また違うトンネルあるけどね」し、雨に関しては「止んでいるけれど自分でそれと気がつかないだけ。傘捨てて雨に打たれる時があっても良いんじゃない?」
今はそんな風に思ったりもします(あまり前向きじゃないかな?笑)

そもそも天国みたいな人生なんてないから、それを夢見るのはやめにして、今の状況が苦しいならば「今よりちょっとマシな明日」にするよう心がけることが大切だと思うわけです(あぁ、全然夢がなくてごめんなさい)

でもね、それを続けていったら時々、夢見たいなご褒美をもらえたりもするからね。マインドフルネス、今ここにある。今を大切に生きる。それが一番大事。


はい。
それでね、世の中から必要とされていない!と感じた時にココロがさみしくなってしまうのですが、でもね、私は、

さみしくなるということはまだ求めている


のだと思うのです。


この負のループにかかってしまう人に質問します。

あなたは誰かを必要としましたか?
誰かに自分の弱さを見せて甘えましたか?
あなたのおかげ。ありがとう!
出会えて良かった!大切です!
あなたを愛してます!大好きです!
と伝えましたか??

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これはわたしが常日頃、みなさまにお伝えしていることですが、
自分がもし欲しい言葉や関係性あるならば、まずは自分が体現することが大切です。

好き、愛してる、大切、大事です。
感謝しています。あなたが必要です。
あなたに出会えて嬉しい。
ありがとう、ごめんなさい。

この言葉を宇宙の流れに投げてみましょう!
いきなり規模が大きくなったか(笑)

あなたの周囲の人に投げてみて。

体現してみて。

あなたの溢れる愛情を惜しみなく、恥ずかしがらずに伝えてみてね。
ぐるぐる渦巻く大きな波をイメージしたり、宇宙の流れなどイメージして、その中にポンと投げ込む感じですね。
そうするとかえってくるシステムになっています(笑)

あ、でも、

この人から貰いたい!
この人から必要とされたい!

これは叶わないかも。
なぜならこの辺になるともうエゴになってくるので。
でも、全然別のところから欲しい言葉が貰えます。
この時ね、別に望んでない相手からの言葉を勘定外にするのはやめましょうね(笑)

自分のエゴは手放し、もし欲しい言葉が貰えた時は素直に受け取ってください。宇宙の流れは素直な人が好きですよ(笑)

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ココロがさみしくなってしまった時、試してみてください。
言葉を投げてみてね。
こんな世の中だからこそ、ポジティブな言葉は誰だって嬉しいはず。
そして「嬉しい!」と思ったその人がまた誰かにポジティブな言葉を投げる。その誰かがまた別の誰かに。
そうすると、いつかあなたのところにも言葉のバトンは戻ってきます。

人は、社会の中で生きています。
社会の中で自分がどの位置にいるのか?を無意識に意識します。

『人々が抱えるほとんどの悩みは”人間関係”から発している。人と人との関わり方がうまくいけば、悩みの大半か解決する by エリック・バーン(精神科医)』

エリック・バーン博士の交流分析の中にストロークの重要性というものがあります。それは生きていく上で必要不可欠なもので、

「わたしはあなたの存在を認めています」

というメッセージのやり取りです。

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こんな世の中だから…
ココロがさみしくなってしまった時、ポジティブなメッセージのやりとりを是非自分から…。
はじめてみてくださいね。








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