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過去・現在・未来、同時に存在する時間について_成功法則がはまらない理由

誰かの成功法則はその人だけのもので、万人どころか多くの人にすら当てはまるものではない。

久しぶりにがっつり目のメッセージが降りてきたのでお伝えします。

このことは、知性、理性を人生の一番のガイドとして生きるのが得意な人にはピンと来ない話かもしれませんが、直感とかワンネスとか宇宙意志とか、そういうものを信じて使って生きようとしている人は、よくわかっておかないと頭と心と現実の乖離がおきて苦しくなると思います。

過去、未来、現在という時系列の時間は実はなくすべては今ここにある、ということを聞いたことがあるでしょうか?

ワンネスというのは人と人の根源をさすだけでなく、いま存在していると私たちが知覚しているすべてについて言うことができます。

だとすると、過去も未来も現在も、それはすでに存在しているし、これからも存在し続けるということ。

コピー用紙のたばを思い浮かべてください(分厚い本でもいいです)。その紙の束の側面にマジックペンで線を一本書いてみます。紙の表面ではなく紙(あるいはページ)が積み上げられることによってできた高さを作っている面です。そしてその束を一度崩します。

この線の始まりの下の点aから終わりの上の点bまでが現れるようにするには、このコピー用紙一枚一枚が下から積みあがっていく必要があります。そこに時間が発生します。でも線はもう書かれていて、積み上げる前からこの線はすでに存在しています。

すでに存在しているけれど、私たちには時系列として感知される時間てこんな仕組みです。

だから実は、b地点を現すために時系列は関係ないのです。私たちが順番に積み上げないとaからbへはいけないと思っているだけ。aもbもすでにあって、なんならaが縁に記された紙の次にbが来たってよいのです。

こうなると因果関係もないということがわかります。aがあるからbがあるわけではないから。aもbもとちゅうのさまざまな点もすでに存在しています。

ある人は横から見たら線になる順番でaからbにいったとして、他の人もその方法でなければ到達できないというわけではないし、その方法しかないわけでもないのです。

なので、一般的な方法がどうしても上手くいかない人や、心がむかない人は、それを自分や他人のせいにすることはないのです。

コピー用紙の束の横に描く線は、まっすぐ垂直なものもあるだろうし、斜めに伸びる線かもしれない。垂直な線なら時間はかからないでしょう。斜めの角度が緩やかであれば時間がかかります。

ただどんな線であれ、それを書いたのは自分。いや斜めの線なんか書いたおぼえがないよ、といっても、自分の人生の線は自分でしか書けません。斜めに描いたのなら、斜めに描いた目的があったのでしょう。斜めなのに垂直の線の現れ方を求めても、枚数が足りないのだからうまくいかないのは当然。

そしてきっと、この一枚を積みなさいよ、というサインが直感なのではないかと思うのです。ばらばらになった紙から次の一枚を選ぶのは至難の業。知性では不可能レベルです。

だいぶ不思議な話になりました。時間の話って考えているとぐるぐるしちゃいます。そして言いたかったのは時間のことではなく、上手くいく万能薬のような方法なんてないってこと。なぜなら自分の方法は自分しか知らないから。そして、因果関係はなくてすべてがすでに存在しているということ、でした。


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