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子どもと離れて、気づくこと〜夫婦の時間、親子の心

子どもらが空手の合宿に出かけ、夫とふたりの週末。

家の中がしんと静かで、耳が痛いくらいです。

自家農園のとれたて野菜を食べさせてくれるレストランで、ゆっくり時間をかけて食事をしました。

野菜の元気が体の中に入ってきて、心身をきれいに洗ってくれるみたい。


そうして、少し余裕が生まれた状態であたりを見回すと、ふだんとは違う景色が見えてきます。

春から新しい生活が始まって、夫も、私もそれぞれにあわただしく、子どもに対しても、どこかあせって余裕のない接し方をしていたと気づいたのです。

最近、子どもたちの心がざわついているように見えるのは、たぶん、親の心の状態を鏡のように映しているんだろうなあ、と。

目の前に起こってくる事象につい気をとられてしまうけれど、深呼吸して落ち着いて、子どもの様子に目をこらし、流れの中にある本質にちゃんと向き合ってゆこうと思います。

親子だから、言葉にしなくても自然と伝わってしまうものがあるし、同時に親子でも、ちゃんと目を見て言葉にしなければ伝わらないことがある。

子どもに育てられている、大切なことに気づくきっかけをもらっているなあと思います。

まだまだ暑いので、絞りの浴衣に、青りんごの半幅帯。

読んでいただきありがとうございます! ほっとひと息つけるお茶のような文章を目指しています。 よかったら、またお越しくださいね。