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市民主導のまち創りが始まろうとしている。~私と市民協働と政治~ パターン①

この記事でお伝えしたいこと

近藤みほは市民活動推進に関する仕組みづくりに貢献してきましたが、これからはさらに、市民が主導で動きやすいしやすい仕組みを創っていきたいと考えています。その仮説検証について、現時点での私の視点からの見解を共有しています。

市民主導のまち創りが始まろうとしている


私、近藤みほは、市民活動を推進する仕組みづくりに貢献してきました(詳細は以下をご覧ください)。

すると、最近は仕事上でのスキルを携えて提案してくださる方が出てきています。Groupの中島氏もその一人。駅に立つ私に提案書を持ってきてくださりました。デザイン思考できるファーストペンギンとして選んでくださったようです。
「行政にもっとデザインを」と考えられている中島氏との対話は、元建築学出身の私には楽しいものでした。

流山おおたかの森駅、駅前ひろばを取り巻く「自転車降りて問題」の提案については、沢山のコミュニケーションをしましたが、ほとんど中島氏が自走され、50ページもの提案書ができあがりました。経緯は「こちら」。市への提案書は「こちら」。

この提案書を基に本日4/1(土)13:00~@いざき義治事務所、しろでもくろでもないデザイン会議(台本無しの90分)を行いますので、ぜひ現地にいらしてください。詳細は(「こちら」)。

2023/4/1(土)13:00 しろでもくろでもないデザイン会議

この連携に関する私の整理(現時点)

私は議員としてこの連携の可能性について整理すると、これまで行政(市長率いる執行部)と議会中心で行われていた市政運営を、より専門性を持った市民を中心とした市民活動寄りに重心を寄せるもの、だと考えています。

現代は変化が早く価値観も多様化しています。そのスピードに、行政や議員があらゆるテーマに対応できる専門性・機動性を性質として持っているのか?というと難しい(あるべき理想論はいくらでも語れますが、現実問題難しい)。

例えば、議員であれば、調査の進め方で間違う可能性があります。
仮説整理の段階から地域の利害関係者(自治会長、後援会メンバー等)に意見を聞くので、現場で発生している真実が顕在化しないリスクがあるのです。

私、近藤みほは、なるべく現場調査に行ったり、マニフェストとの整合性を考え主張を整理することを心がけていますが(※)、無意識的に自分を支援して下さる方の意見を優先してしまう所は否定できません。人間ですから。

それを、もっとデザインの視点で街づくりをしてほしい、自分の専門性を活かして、という提案をもちこまれ、目が覚める思いでした。

(※)民意を第一にして、マニフェストとの整合性を整理したり、現場調査されず、市の職員に任せる議員もいらっしゃいます。私は議員の存在価値は現場の民意を整理して届けることだと思っているので、これはやりませんが、やり方に正解はございません。

これを図解したものがこちらです。まず私が議会を通じて政策提案する場合の手順。

議会を通じた市政への提案活動(通常)

次に今回の手順。
あくまで現在の近藤みほの見解ですので今後Group代表の中島氏や、しろでもくろでもないデザイン会議に参加していただいたメンバーとも意見交換し、市民主導型のまちづくりを推進するための仕組みづくりの仮説の精度を高めたいと思います(ちなみに現在並行して走っている活動はこのパターンとは異なります)。

市民主導 パターン①

Groupの私(市議)に対する期待は以下です。

①デザイン思考が分かる市民を集め、会議を主催
しろでもくろでもないデザイン会議(2/4)「こちら
しろでもくろでもないデザイン会議(2/15)「こちら
②調査の方向性が見えてきた時の最初の広報(発火)
4/1(土)の宣伝「こちら」。
3/24~4/1(事務所前 と 駅)

予想がつかない事業に伴走する


この提案がどう市政を変えていくのか、私自身、終着点の想像がつきませんが、もともとベンチャーで育ったので、むしろ、これまでとは違った市民協働のあり方が生まれるのではとワクワクしています。
ちなみに、こういった伴走には、これまで行政マンに求められているものとは違うスキルが求められます。人材戦略の修正も必要で、私はそれを次のマニフェストに掲げています。

さて、今日は楽しみます。皆様もぜひ目撃者になって下さい。

近藤みほからのお願い

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