弱さを見せることが関係性を創る
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンのワークショップを受ける機会がありました。その中で心に残った2つのメッセージを共有させてください。
1つ目は
「文化(Culture)」という言葉が出てきたら
「関係(Relation)」という言葉に置き換えること。
「文化」という言葉は
組織の言動特性であれ
共通の道徳観であれ
宗教であれ
いろいろな意味をあいまいに包み込んでしまう
「関係」という言葉に置き換えた瞬間に
私 と あなた
が浮かんでくる
私はあなたとどんな関係を結びたいのか?
目の前にいるあなたをリスペクトするにはどんな方法がいいのか?
宙にふわふわ浮いていた概念が、一対一の誠実な向き合いに変わるのを体感しました。
2つ目は
関係性を築く助けになるのは
恐れや痛みなど、自身の弱さを見せること。
私たちはみんな弱さを内包しています。
完全無欠なヒーローが、一瞬のスキもなく敵を倒していくストーリーより
ボロボロになりながら、泣きながら、恐れながら
それでも立ち止まらないヒーローに共感するのは
その弱さに共感するから
その弱さを超えた先にしかない、本当の強さに共感するから
リーダーは
ビジョンを示し続け
人を鼓舞し続け
どんな時もポジティブでいる
そんなイメージを求められることも多いです
でも私が心から尊敬しサポートしたいと思うリーダーは
心に何かを抱え、苦しみながらも前に向かう人
そんなことを改めて感じた、私の心の何かに共鳴したワークショップでした。
読んでくださってありがとうございました。
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