ピーラーのおすすめどれですか?
三保原屋本店は静岡の家庭用品専門店。創業は1687年といわれています。
普段お店ではキッチン雑貨をはじめ、陶器やタオル、傘、洋服、服飾、インテリアなども販売しております。
今回は、ずっとやりたかった企画の第二弾。
店頭でもお客様と盛り上がる「ピーラーどれがオススメ??」という話題。
(ずっとやりたかった企画の第一弾はこちら↓)
三保原屋本店で扱いのあるピーラーの比較をしていきます。
使用する材料は人参、皮むきや計測の力加減などは完全に私個人の程度により行わせていただきます。(ニンジンは全て同じものです。)
今回試すのは右から
①ritter皮むき器
②貝印セレクト100
③サンクラフト皮引き
④ツヴィリング ツイン キュイジーヌ
です。
持った時の好き嫌いが出るポイントは
●プラスチックか金属か?
●T型のピーラーか、持ち手が膨らんでいるか?
という違いがあります。
①ritter皮むき器
ロングセラーなのでパッケージを見たことがある方も多いはず。
●持ち手はABS樹脂(いわゆるプラスチック)
●刃はカーボンスチールで切れ味が良く、他製品に比べて安価です。
ただし、場合によりサビてしまうことがあります。
するすると人参の皮がむけていきます。
人参の上から下まで皮をむいたら、デジタルノギスで計測をします。
ニンジンの色がキレイでとてもいいです。
計測
リッターで人参の皮をむくと、
●薄さ1.0mm
●幅11.3mm
これが1つの基準となりそうです。
②貝印セレクト100
感触的にとても良い切れ。スルスルいきます。
持ち手も、刃もステンレスですね。
こちらは、刃が少しだけカーブしておりますが、そんなカーブは気になりません。
計測
貝印セレクト100の記録は
●薄さ0.5mm
●幅10.6mm
薄い!!
家庭から出る生ごみのうち、案外多いのが野菜の皮など。
皮をむかなくても調理できる野菜も多いですが、場合によっては皮をむく必要のある料理もあり、出来るだけ薄く向いた方がいいかな??と思うこともあります。
③サンクラフト皮引き
むけた野菜の皮がピーラーからきれいに剥がれやすいとパッケージには記載されています。
今回試したピーラーは全体的に皮がまとわりつかなかったのですが、強いて言えば一番皮離れが良かった印象です。
また、オールステンレスの持った感じが苦手な方は、ステンレスに比べると持ち手が柔らかく感じられるプラスチックのものがおススメです。
計測
●薄さ0.8mm
●幅10.4mm
これもなかなかな好記録と思われます。
④ツヴィリング ツイン キュイジーヌ
これもなかなかな切れ味。
するすると刃が進みます。
今まで一番薄く切れているかもしれない・・!
ただし、一番幅が細く、細い野菜などの皮をむく機会が多い方には圧倒的にオススメな印象でした。(太い野菜でも、薄く向きたい方にはオススメです。)
計測
薄い!!どれくらい薄いかと言うと・・
●薄さ0.4mm
●幅8.3mm
インテリア性も高く、水切カゴで場所をとりたくない!という方にも好評です。
薄くて皮をむくときに、皮が途切れてしまうこともあるので、大きな野菜を大量に使うというよりは、小さめの野菜の方が得意なのかもしれません。
総括
今回を含めてお伝えしたいのは・・
「道具に絶対的な正解はない」ということ。
個人的には「その時、その時の最適解」があると思います。
具体的には・・
①使う人(手の大きさ・力の有無など)
②使う環境(家族構成・野菜など)
で、最適解は異なります。
そして、結局何を選んでいいか分からない時のためにお店は存在します。
是非、三保原屋に限らず、近隣のお店で色々スタッフさんに聞いてみてください。
※今回はニンジンでの実験。
むく力や、計測の力は私個人での感覚とさせていただきました。
また、今回は2024年1月時点で三保原屋本店で取り扱いのあるピーラーを比較しております。
※家庭用品の選び方はコチラ。
家庭用品の選び方(お店でお問合せが多かったものをnoteで記載しています。)で、ご興味がある場合は、以下の記事もご覧ください。
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