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青森旅行 2023.8.18〜20 ③


前回👇


●3日目

日の出

十和田湖で日の出を見るため、朝4時には外に出る。金星が見えた。
太陽はまだまだ顔を出さないけど、気配だけ感じさせてくる。太陽以上に存在感のあるもの、この世にない。
少しオレンジがかっているこの光景がしばらく続く。同じく日の出待ちをしていた、十和田湖によく遊びにきてるというご夫婦に、ここからの眺めについて色々お話を聞けた。
朝5時。一部分だけオレンジが力強くなってきている…!
!!
太陽が上がってきた!
太陽が出る直前も明るいけど、しっかり顔を出してからは比べものにならないくらい眩しく、暖かい。太陽ひとつでこれだけ世界を明るくしてしまうってすごい。何回見ても感動する瞬間。
太陽に照らされ、オレンジに染まった十和田湖。
昨夜はおどろおどろしく感じられた森も、太陽の再会に喜んでいるよう。
良かったねぇ
トンボも目を覚ましはじめたのか、大量にいた。
光のおかげで、十和田湖の透明度がまた伝わってくる。
太陽光のおかげで、木々がいつもより様々な色を持ってるように見える。
イラストみたいに伸びる太陽光☀️
穏やかな時が流れています
美味しそうな雲


朝ごはん

うっとり日の出タイムを終えたら、観光最終日を元気に乗り切るべく朝ごはんをしっかり食べる。
せんべい汁。汁で柔らかくなったせんべいがお麩みたいで美味しい。
ホテル特製リンゴと豆乳の冷製スープ。これがとんでもなく美味しい! ヨーグルトほど酸味がなくて朝に飲みやすい。

出発(ホテル→奥入瀬渓流)

ホテル出発です。このネックレスがだんだんりんごみたいに見えてきて、青森に持ってきて正解だった◎
アート推しの十和田プリンスホテル◎
十和田市現代美術館に好きなアーティストの作品があるので、また今度必ず来たい…。
綺麗なホテルをチェックアウトするときは毎度寂しくなる。
まあ予定詰め詰めなので感傷に浸る間もなくバスに乗り込む。
雪に消火栓が埋もれてしまわないようポールがくびれた消火栓標識。
綺麗な川ですね
(川がありすぎてこれがどこの川だか分からなくなっている)
あまり車に乗る機会がないので、こういうぐねぐねした山道をバスで通るときがとても楽しい。
精霊の存在を信じてしまうくらい、自然豊かな場所だった。


三内丸山遺跡

観光3日目は、青森市観光。まずは三内丸山遺跡で縄文を知る。「あっこれ進研ゼミでやったところだ!」がたくさん生で見ることができる場所。
小学生が記念に作ったらしい竪穴住居(の入り口)。暑いのもあり臭いがこもっていたので、涼しい時期に来るのが良いかもしれない。
堀立柱建物(高床倉庫)。原始時代とはいえ、生きるための知性がいっぱい詰まっている。
大型竪穴住居。
考古学者じゃないとただの穴にしか見えないこちらは大型掘立柱建物跡。オリジナルの遺跡は涼しいシェルターで隔離・保護されている。
アクセサリー好きとしては見逃せない、縄文時代のペンダント。ケロッグのシリアル「チョコワ」に見えてくる。
発掘プレート。ご飯の中にハマグリの貝殻を見つけたら、ソフト栗夢プレゼントという特典つき。ホタテが大中小さまざまなサイズで大量に入ってる!
ソフト栗夢(くりーむ)。発掘プレートにハマグリ入ってなかったので、大人しく単品購入。モンブランをそのままアイスにしたみたいな味。


青森県立美術館

お次は青森県立美術館。白で統一されたミニマルなデザインの美術館。
常設展に入ってすぐ、マルク・シャガールによるバレエ『アレコ』の舞台背景画が並ぶ。こちらは《月光のアレコとゼンフィラ》。シャガールの代名詞的な浮遊する人物は、鑑賞者を夢の世界へと誘うよう。
青森出身の芸術家・棟方志功を初めて知る旅となった。青森出身の芸術家が多い理由を探りに、また旅に出るか——
石井康治のガラス作品。四季や自然をモチーフとした作品が多いなかで最も私好みだったのがこちら。ヴィンテージショップにありそうな、シックかつゴージャスなデザイン。
ランプの光が反対側の壁にも届いている、そこまで含めて一つの作品。
青森出身の芸術家で最も有名なのではないかと思う、奈良美智の作品。小屋の窓から中を覗くと、お花畑のようなドリーミー空間が広がっている。こんな秘密基地が欲しかった。
あおもり犬。人によって読み取る感情が違いそう。


青森駅近散歩(駅前ビーチ)

空港に向かうまで、残り2.5時間。青森駅周辺で力の限りを尽くして遊ぶ。
まずは駅前ビーチ。
素晴らしい透明度!太陽の光で黄金に輝いている。この海の先には北海道があると思うと、ずいぶん北に来たなあと感じる。駅前のビーチなのに、小魚が泳ぐほど清潔なのすごい。

青森駅近散歩(A-FACTORY)

ビーチのすぐ隣にあるカフェ兼お土産屋。小洒落たパッケージのお菓子がたくさんあって、レジは行列。
1日に2個アップルパイを食べるという目標を掲げた今回の旅。本日はまだ1つも食べてませんが、ここで怒涛の追い上げです。まずはスキップエッグで。
スキップエッグのアップルパイは、弘前総選挙(?)で3連覇したそう。それも納得の味。りんごを引き立てるパイのコーティングがとても美味しい。サクッサク。
A-BossA(エーボッサ)のりんご飴も食べておく。りんご飴はお祭で見かける度に食べたくなるけど、硬いしデカいしベタつくしで、いつも眺めるにとどまる。それがなんと、こちらのお店では一口サイズに切ってくれる!こんなに不快にならずりんご飴を食べられたのは初めてだ。あめの層が薄めで、りんごの味をしっかり楽しめる。



青森駅近散歩(アスパム)

青森観光物産アスパムでお土産を買う。分かりやすく「青森行ってきました!!」を伝えられるお土産が揃っている。
アスパム内のpam pamで、本日2個目のアップルパイ。青森旅行で食べた計6個の中で唯一しょっぱい系のチーズアップルパイ。生地はしっとりしてるかと思いきや、ちゃんとサクサクしてる。
アスパムの13階は展望台になっている。天気が良いと北海道が見えるそう。この日はそこまで天気が良くなかったけど、それでも先が果てしないと感じる広大な海を見ることができて満足。
アスパムの後は、青森駅の方まで繋る青森ベイブリッジを渡る。青森のAの形。
青森ベイブリッジからの眺め。旅が終わってしまう……。


青森駅近散歩(八甲田丸から夕日)

残り時間は全然ないけど、最後の悪あがき。青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を駆け足で進むことにした。
昭和30年代の青森駅前の様子が展示されている(人形がリアルすぎて怖かった)。みなとみらいの氷川丸みたいなものを想像していたけど、まったく違くて面白い。
時間がないので資料系は割愛させていただきました。煙突展望台に到着。
この素晴らしいオーシャンビューから日が沈むのを見届けよう。
山に沈んでいく太陽。今朝にも日の出を見ているので、この日は文字通り太陽と共に始まり、終えた。
欠けてきた😢
18:20、太陽が見えなくなった。


羽田空港へ

余韻に浸る間もなく青森空港へ出発!旅行中は地方限定のドリンクを自販機で見つけるのも楽しい。
バイバイ👋
19:00。もう月があがってきた。ぎらついてる太陽も良いけど、慎ましく輝く月も綺麗だね。
\青森空港着/
どこかの天気が荒れてるらしく、飛行機が遅延してるので、さらなる悪あがき。空港のフードコートで煮干しラーメンをいただく。好きなラーメンの味を聞かれたら、「豚骨・醤油・煮干し」を同列1位として答えていことうと思う。
フードコートの照明がりんごの形!
飛行機のゲート前に、青森県酪農発祥の地・新郷村特濃ソフトクリームを見つけてしまい、5分で食べた。青森vs私の胃。引き分けということにしておきましょう。




東京着🥲



これにて青森3日間の旅行は幕を下ろす。
とんでもないくらい食べ続けたけど、デザートに限らず毎度“別腹”が誕生してしまうほどの美食県。この海、この自然を守り続けないといけないね。

Keep smiling🤗
PEACE・LOVE・HELL YEAH


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