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子連れMBAの話

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「子連れMBA」の実録。世界から見た女性活躍やリアルな非営利組織の運営の話を綴っています。運営団体:一般社団法人ぷちでガチ
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#女性の働き方

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読みたい記事は以下のリンクから探すと便利です! 🌈子連れMBAの考える「新しい生き方・働き方」 ✳️子育てとビジネス 📕実証されていた!子育てが仕事力をアップする ✳️リーダーシップ 📕これからは誰もがリーダー!最新のリーダーシップ理論の話 📕最先端の経営学から、リーダーシップ3つの誤解 ✳️学び 📕大人は学ばないと子供以下になる?!〜大人に学びが必要な理由 📕ワーキングマザーでもできる!「大人の学び」の3ステップ 📕ボランティアするにもリスキリング(学びなおし)が必要な

ワーママの板ばさみと、変われない日本企業の正体

ワーママはサンドイッチの間のきゅうり 職場で言いたいこと、やりたいこといっぱいある! でも、あと1時間でお迎えに行かなきゃいけないし、今は言い出せない。 お願いだから話しかけないで・・ 仕事と子育てで板挟み、会社で思い切ったことをやりたくっても、言い出すと子育てに影響するので、やりたいことがあってもグイグイいけない。それがワーママ(ワーパパも)の日常です。 まるでサンドイッチに挟まれているきゅうりのように、身動きがとれません。 ワーママを挟むパンの正体は?こんなサンドイッ

日本のスタンダードを変える!〜国際女性デーによせて

3月8日は国際女性デーですね。 半径5mからのチェンジを起こすラーニングコミュニティ、子連れMBAはママもパパも大歓迎。ただ、6年前にスタートしたのが、平日昼間の育休者の集まりだったので(当時は男性育休は超レアでした!)女性が多いのです。 今日は「国際女性デー」によせて、ちょっぴり日本のジェンダーの現状をみなさんにシェアします。 実は去年、私たちは、Googleの非営利むけプログラム「 Google.org インパクトチャレンジ for Women and Girls」に

成功するキャリアはわらしべ長者?!〜実現する夢の描き方

みなさんが子どもの頃になりたかった職業は何ですか? そしてその夢、叶いましたか? なんとなく実感があるかもしれませんが、目指した夢の職業をドンピシャで叶えている人はそうたくさんいません。 「夢に向かって努力すれば報われる。」これは嘘だったのかでしょうか? 答えは、半分ウソで、半分本当です。 今日は、最新の経営学におけるキャリア理論を交えて、実現する夢の描き方をみなさんにお届けします。 キャリアを築くのは努力ではなく「偶然」1999年、ある画期的な研究結果にもとづくキ

「変わる」から「変える」へ|子連れMBAの話1

毎年、参加メンバーが水を得た魚になる子連れMBA。でも、育児休暇から復職して1年、2年・・数年が立つと、子連れMBAで一緒に活動していた、あの頃のような元気に満ち溢れたメンバーはほんの一握りに。 (外出が難しくなる前は、昼間に会場に集って実施していたため、ほとんどの参加者が育休中でしたが、今はオンラインで復職済みメンバーも多いです。) ワーママ業はハードだから仕方がないのか。子連れMBAでなんとか復職したメンバーを元気付けられる方法はないだろうか。と、感染症により劇的に、

ここが変だよ日本のジェンダー|子連れMBAの話2

(シリーズですが単独でも読めます) 「女性の多い会議は時間がかかる」発言で目が覚めた私たち。 会社や社会の型にあわせて変わるのではなく、子育てを通して得た視点を生かして、私たちが社会の「あたりまえ」を変えていく。これが、今後の子連れMBAの目指す方向となりました。 前回のnoteはこちら🔽 そのために私たちは何をするとインパクトを起こせるのか?まずは日本の現状を調べました。 ジェンダーギャップ最下位グループの日本「女性の多い会議は時間がかかる」発言を機に、急にメディア

女性は昇進意欲がないってホント?|子連れMBAの話3

(シリーズですが単独でも読めます) これからの子連れMBAを考えるため検討を始めたワーママチーム。前回までの検討で、世界の中の日本の現状を探り、ジェンダーギャップ指数が最下位グループの日本と、この理由「政治や経済など各分野で、意思決定のできるポジションに女性が非常に少ない(女性リーダーが少ない)」ことがわかりました。 それではなぜ、日本には女性のリーダーが少ないのか?私たちは管理職を中心に、Web上で様々な調査結果を調べました。その結果、多くの調査が真っ先にあげらていた理由

投資効果みてる?女性活躍の取り組み|子連れMBAの話4

(単独で読めます) 昨年から急変する世の中で、これからの子連れMBAは何をすべきか!これを考えるために、外資系企業プロジェクトマネージャー、子連れ海外単身赴任を経験した国際協力機関職員、研究者兼最年少マネージャーといった、全員バイリンガル・ハイスペックなワーキングマザーが集まり、赤子を片手に完全リモートプロジェクトが始まりました。この中からみなさんのお役に立てそうなネタをシェアします。 これまでの記事はこちら。 女性活躍の施策、投資効果も考えてる?「女性リーダーを増やして

MBA=Makers of Business Art|子連れMBAの話5

育休中に水を得た魚のようにいきいきとしていた子連れMBAのメンバーが、復職後どんどん水を失って行く様子・・これをジェンダーギャップからひも解くと、解決のカギは「意思決定ポジションの女性を増やすこと」が見えてきました。 7年目を迎える子連れMBAがこれから果たすべきミッションは何なのか?赤ちゃんを抱えながらハイスペックなワーママチームが、zoomとチャットを駆使したリサーチや議論を繰り返し1ヶ月。ようやく具体的なアプローチを(1)組織と(2)ワーキングマザーの2つの切り口で考