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電話のガチャ切りから考えたこと

失礼します、と言い終わる前に「ガチャン」と耳元で鳴り響いた。取材依頼をした後の電話の対応だ。電話口のおじいさんは「メディア」という言葉に疎そうな口調ではあった。「うちは間に合ってますから」なんてセールストークのお断りのようなセリフを言った後、まるで何かを急いでいるかのように切られた。

ガチャ切りをされることは特に初めてではないけれど、「いいところだから紹介させてほしい」というお願いを不快に思ってしまうなんて、どうしてなんだろうなぁと疑問は残る。私の依頼の仕方が悪かったのか、今まで受けた取材依頼が良くなかったのか。

相手に喜んでもらいたいので、迷惑ならしょうがないけれど、それでもあからさまな態度はしなくていいのでは?なんてモンモンとしてしまった。これぐらいのことで心を乱されるなんて情けないとはわかっているんだけどなぁ。

自分のやっていることに協力してもらえるかどうかは、相手との関係性に大きく寄与するんだろうなぁと思う。お世話になっている人や、よく知っている人からの依頼の場合は誠実に対応しようと思うし、引き受けることで自分になにかプラスになるなら頑張れる。しかし得体のしれない人から、突然ポンっとお願いされても判断が難しい。

特に人は「よくわからない」ものに不安になる。ポッと出てきたうまい話に疑い深くなる。だからこそ、私はどういう人かを知ってもらうこと、信じてもらうことが必要になってくるんだろうな。電話先ですぐに関係構築できるかなんてわからないけれど、「安心してもらえるように話す」は今後の課題になりそうだ。


そんなことを考えてしまうくらいには、ガチャ切りにダメージを受けました。けれどもう大丈夫、大丈夫。

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テーマ #協力してもらえるということ

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