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なぜ、女性の活躍を応援するのか

パラレルキャリア推進委員会代表
パラレルキャリアの専門家
美宝れいこです。

先日、3度目になるnoteの挑戦!ということで、自己紹介を初投稿したところ、たくさんのスキをいただきました♡PV数の反応もアメブロ時代の3倍となっていて、とても嬉しく思っています。ありがとうございます。さて、今日は私の原点となる今の活動。『なぜ、女性活躍を応援しているのか。』について書いてみたいと思います。

女性の社会進出と活躍の違い

似たような使われ方をしていて混同されている方もいますが、女性の社会進出と活躍推進。私の中では大きな違いがあり使い分けをしています。そして、私は女性の社会進出ではなく、「女性の活躍」推進と応援をしています。なぜなら、女性の社会進出については、達成していると思っているからです。女性の就業者数は3,000万人を超え、就業者全体の過半数近くになり女性の社会進出はできている。一方、女性の管理職割合は30%目標に対し、わずか11%。起業家や経営者もまだまだ女性割合が少なく、女性が活躍しているとは言えない現状です。そのため、私の中では女性の社会進出は進んでいるが、活躍できる環境や仕組みが企業にも日本にはまだできていない。という定義があり、活動指針に「女性の社会進出」ではなく、「女性の活躍推進」を掲げています。

女性の活躍が企業と日本を救う

色々なデータがありますが、簡単に言うと活躍する女性が増えることで、企業の株価や経営状況に大きなプラスが働きます。また、消費の8割は女性が担っていると言われるほど、女性には消費力と経済効果があります。私たち女性がもっとポジティブに、もっとアクティブに、活躍すればするほど、それと連動して企業にも日本の経済成長にも貢献することができます。もちろん、家庭にだって良い影響が生まれます。女性が活躍できる場が増えること、それは女性だけの問題ではなく企業を含めた社会全体にもプラスになる。だから、女性の活躍を応援することには大きな意義があると思っているので、私たちパラレルキャリア推進委員会は、大手企業をはじめ様々な企業や行政とパートナーシップを組み、活動の幅を広げています。

はじまりは2015年

この女性活躍推進に取り組み始めたのは2015年。私が会社員を続けながら、副業でアロマサロンをオープンした年です。会社員時代、管理職としても男尊女卑のような扱いや課題を個人としても抱えてはいましたが、それに対して強い思いや何かを変えようという具体的な行動は起こしていませんでした。不満があったとしても、企業という組織の中ではそれが当たり前であり何かを変えられる力が自分にあると思っていなかったから。でも、パラレルキャリアをはじめて、毎日働くことに悩んでいる女性のキャリア相談を受け、たくさんの女性から話を聞くうちに、私以外にも同じように自分を活かせる場がなく悩んでいる女性がこんなにも多いんだと気づき、活動をしていく中で、1人では無理でもみんなでならこの状況を変えていけるんじゃないか?そう思ったのが一番最初のコミュニティ結成のきっかけでした。

「パラレルキャリア」を広めたい

会社員とアロマサロンを並行しながら、さらに2015年9月から「パラレルキャリアコンサルタント」として、キャリア相談を本格的に始動。起業女子という言葉が流行りはじめ、SNS界隈では「副業」や「週末起業」などに惹かれる人が多く、そんな中、SNSにも巷にも「パラレルキャリア」という言葉がまったく浸透していない時代で、新しい聴き慣れない言葉に周りからは「なに?パラレルキャリアって?」と白い目で見られていました。それでも私は、副業でもない、週末起業でもない、「パラレルキャリア」という生き方こそが、これからの時代、自分の人生の選択肢の1つとして知って欲しいという強い想いでSNSを発信し続けていました。でも、まだこの知られていない言葉自体を広めるには個人では限界がある。さらに、パラレルキャリアを目指す人同志のつながりや情報交換できる場がない。周りを見渡せば、独立起業をしている人か怪しい情報商材の副業をしている人が多く、私が属したいと思える「人と環境」がなかった。そこで、「なければ創ればいい。」という気軽な気持ちから、翌月の10月には「パラレルキャリア実現委員会」というコミュニティを1人で立ち上げていました。

1つ目のコミュニティ結成

まずは、SNSで運営メンバーの募集。2015年はSNSで起業する人が出始めた頃でしたが、コミュニティを立ち上げる人は皆無。パラレルキャリアという言葉も新しいし、コミュニティを立ち上げている人も珍しい。ましてや、私自身、誰かのコミュニティに入ったこともなければ、コミュニティを立ち上げるなんて初体験。何からどうやるかも全くわからない状況でも、SNSの応募と個人的なスカウトから5人が仲間になってくれて私を含めた6人でスタートできました。初ミーティングは今でも忘れない。新宿の駅ビルカフェ。全員がパラレルキャリアのため、仕事が終わった夜7時過ぎから集まって10時頃までミーティング。どんなコミュニティにしていきたいか?どんな価値提供をしていくか?そんなことを胸を躍らせながらみんなで話していました。初のイベントは月に一回金曜日に開催される「パラレルキャリア交流会」。そしてこれが、大ヒット!毎月定員20名枠に対し、即満席でキャンセル待ちが出るという大人気がずっと続き、リピーターやクチコミも多く、交流会翌日にはSNSでこのパラレルキャリア交流会のレポが大賑わい!このイベントから「パラレルキャリア」という言葉を知ってくださった方も多くいました。そして、この大人気イベントは1年間毎月続き、関東だけでなく地方からも参加してくれる人も増えていきました。

1回目のしくじり

このパラレルキャリア実現委員会は、コアメンバーの入れ替えが何回かありました。一番最初は6人からスタートしましたが、最大で15人の運営メンバーが集まり、そこから本業が忙しくなった人、子育てが忙しくなった人、パラレルキャリアを辞めた人、個々の理由は色々ありましたが、一番の大きな原因は「続けた先の未来が見えない。」これが大きかった。と今は思っています。パラレルキャリア実現委員会の活動は、毎月1回パラレルキャリアの人たちが20名食事をしながら交流する「場」しかなかったんです。参加してくれた人も運営も、月に1回仲間ができて楽しいだけ。「こんな素敵な会をありがとうございました!」「この交流会で出会った○○さんと仲良くなりました!」毎月、たくさんの感謝の言葉もメッセージもいただきました。でも、仲間ができる楽しい会を開催しているだけで、このコミュニティを通して、私自身がどうしていきたいか?が明確じゃなかったから、きちんと設計できていなかった。だから、「パラレルキャリアを広めよう!」というビジョンを語れても、その先の未来やコミュニティとしてのプランがなく、この交流会という名の食事会はいつまで続き、どんな貢献ができているのだろうか?というのが見えず、辞めた人も多かったと思う。そこで、私自身もこのコミュニティとしての意義を見つめ直し、今のままではパラレルキャリアを広めていくことも、当初の目的であった「人と環境」を整えることもできない。という決断から1年間でこの活動に幕を閉じました。

母への想い

最初のコミュニティ結成から1年で幕を閉じた、パラレルキャリア実現委員会ですが、すぐに第2章「メゾンドプロフェッショナル」というコミュニティが立ち上がります。それについては、次回のnoteで続きを書きたいと思いますが、その前に「女性活躍推進」を語る上で、もう1つ。母への想いがあります。私の母は福島から集団就職で東京へ出てきました。母の実家はとても貧しく母は若い時からずっと祖母に仕送りをしていました。父と結婚してからも、私が小さい頃は掛け持ちで仕事をし、授業参観にもあまり来れないほど、朝から晩までずっと仕事をしている人で、私が就職してから母へ毎月支援をしていましたが、それでも母は働かないイコール怠け者という意識があり、60歳を過ぎて体を壊すまで、ずっと働き詰めでした。趣味も楽しみもなく、学校を卒業してから、ただただ家族のためだけに働き続けてきた母。好きな仕事や自分が向いている仕事など、そんなことを考える暇も余裕もなく人生を終えた母。ふと、母の人生は楽しかったのか。母にとって働くということは辛かったんじゃないか。母の人生のアルバムには働くことしか刻まれていないのではないか。そんなことを、母が亡くなってからずっと考えています。もし、母が好きなことを仕事にできていたら・・・。母が得意な料理や手芸を活かせる仕事を見つけてあげられていたら・・・。母の人生はもっと楽しめていたのではないか。そういう想いが、今の私のこの活動である女性が活躍していくことで、「いくつになっても、働く生きるが楽しめる社会を創る」というビジョンにつながっています。

まとめ

なぜ、女性の活躍を応援するのか。
その答えは、女性の進出は進んでいても活躍できる場が少ない。でも、女性が活躍することで、家庭も企業も社会も全て大きなプラスの影響が生まれる。そして、その土壌となる「人と環境」をパラレルキャリア推進委員会が提供し、女性が自分自身を活かしていくことで、「いくつになっても、働く生きるが楽しめる社会が創れる」と信じているからです。

女性が活躍することは、自分の人生だけでなく周りを幸せにするギフト。だから、私はこの活動をいつまでも続けていきたいと思っています。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

パラレルキャリア推進委員会
https://aile-official.co.jp/parallelcareer/


無料オンラインサロン(女性限定)
https://www.facebook.com/groups/698393807198180/



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