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「弱さたち」に守られて

怒涛の5月を終えて、今感じていること。

当初抱いていた就職活動への「モヤモヤ感」って、私の場合は「社会に対する違和感」とかではなく、「拒絶されることに対する怖さ」だったんだな、ということ。

4,5月、就職活動の波にもみくちゃにされていた。

自分はどう生きたいのか。どう在りたいのか。

承認欲求という、自分でもコントロールできない層にいるオバケの声を軸に人生を選択してきた私には、この問いに答えを出すのがすごくすごく難しかった。

そして、大人たちから「あなたは私たちには必要ない」という評価が下されることを、心から怖がっていた。だからできるだけ取り繕って、自分の表面上の上澄み(「評価されそう」なとこ)だけ抽出・アピールしてたなあ、と思う。

ただ、

就職活動の最中にいて たくさんの出会いを享受する中でやっと気づいたことは、弱いところを開示した方が 人って近づいていけるな、ということ。

私の場合、去年精神的にしんどくて体調崩したんです とか

嫌なことがあるとすぐに逃げてしまって… とか

そういう自分の弱さをそのまま開示したら、人はみんな興味を持ってくれて、近づいてくれたなっていう感覚がある。(もちろん、それをどう乗り越えたかをセットで話す必要はあるけどね)

そのうえで不採用だったなら「出し切れた。」って自分も納得いくし

採用だったなら 心からこの会社でがんばるぞ!って思えるし。


この2か月間を終えて思うこと。弱さってときには自分を守ってくれるなってこと。

そして、その自分が「弱いとこだな」って思うところに自分が大切にしたい想い、自分を形作る大事な要素が隠れてるんじゃないかな、とも思う。その、私の大事な要素については、また今度。

そんな気付きをもらえた就職活動、まだ終わりきってないけど、振り返ればきっと大切に温めていきたい思い出になる予感がするなあと考えていました。

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