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私の学生時代のこと

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今日は私の自己紹介シリーズ。

大学時代のことを書いてみたいと思います。


大学は慶応義塾大学理工学部管理工学科に進みました。

学部卒です。


正直、あまり勉強に興味はなく、もったいない4年間を過ごしましたが、

それでもこの大学に進んだことと、4年生に所属した研究室は間違っていなかったと思います。


私は「自分のやりたいことがない」人間でした。

(ちなみにこの問題は、30歳を過ぎても悩み続けることとなりました。)


そんな人間にとって辛かったのは

「進路を決めること」。

高校の時の文系理系の選択、大学の学部、そして研究室での専門。


あのころは

「勉強は別にしたくない。

けど、大学は一応出たいし、

何かを選ばなくてはいけない。」

という状態でした。


そんな私ですが、選択を間違わなかったと思うのは

「楽な方に逃げず、興味のある道を選んだ」から。


何につながるかはわかりませんでしたが、

理系を選んだこと、

その中で管理工学(生産工学とも呼ばれる)を選んだこと、

Industrial Engineering という学問の研究室を選んだこと。


その時々で一番自分が興味が持てると思ったことを選択してきました。


ちなみにIndustrial Engineering というのは、

主に工場などでの生産効率を高めるための学問です。


この学問に出会ったのは高校生の時。

進路を考えて色んな大学のHPを見ている中で見つけました。

その後、オープンキャンパスで実際に研究している人のプレゼンを見る機会があり、

やはり興味を持ちました。


なぜ興味が惹かれたか、それはまったくわかりません。

でも「自分の見えている選択肢の中では一番面白そう」

だと思って選びました。


そして、私はそれを専門とした職業に就くことになりました。

大学を卒業しP&Gという洗剤などの日用品メーカーに就職。

工場でまさに生産効率を考えていく仕事に就いたのです。


その分野を勉強してきたんだから当たり前、かもしれません。


でも、やはり就職するうえでも、

この分野に一番興味があると思えたのです。


結果的に12年ほど勤めて退職して、

今は全く違う分野の仕事をしていますが、

今でも工場や作業の生産効率には興味がありますし、

家事の時短分析などもできたら面白いなー、などと考えています。


ちなみにIndustrial Engineeringを活かした、

家事の時短分析って何?というと。


たとえば誰かが料理を作っている動画を撮影させてもらいます。

そこでどんな作業に何分かかっているのか、分析します。


そして

「AとBの作業はまとめた方が○○分削減できる」

「冷蔵庫と作業台を往復する回数が多すぎる。回数を減らすためには?」

「作業に悩んでいる時間が全体の〇%を占めている。悩まないためには?」

などのアドバイスをしていきます。


考えただけでも楽しそう!


過去のなにげない選択が、今につながっていく。

その時は何に役立つかわからなくても、

まずはやってみる。


こういう積み重ねが

「やりたい仕事」につながっていくんですね。

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