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詩「縛っていたもの」

わたしの中の
わたしを縛っていたもの
わたしを制限していたもの

それらから
ふわりと抜け出たら

こんなにも
軽やかだったのかと
なんだか拍子抜け

抜け出るとき
もっと辛かったり
もっと泣いてあばれたり
もっとわからず屋だったり

そんなことばかりを
想像していたのに

抜け出るときが
来ただけだったのだ

ただそれだけのことだった

「わたしの中」シリーズ

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