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資格も何にもないわたしだからこそ、外の世界が怖い。

長男を産んでから、約8年間、専業主婦だった。
何度も働こうと思った。

でも、そのたびに思いとどまってきた。

次男の体調が弱いことを理由にあげていたけれど
それが全てではないんだって気づいた

子供達の体調を優先しながら、在宅で働くという働き方を見つけ
有難いことに、たまたま重なった絵の仕事の受注

そのタイミングで今年の2月に開業届けを出して
フリーランスになった

有難いことに、お仕事を頂けて
今はそれに全力で取り組んでいる。

それに伴い、技術向上を目指して、日々試行錯誤中

収益も4月に初めて出て、不安ながら専業主婦から一歩踏み出したものの
出して良かったと思った。

収入が安定しないのがフリーランスだけど、
でも、私の一番の気掛かり(子供達の体調面)が解消できているので
満足している。


では、外に働きに出るという選択
それはどう考えているかというと

現在、次男が年長なので、次男が小学校に上がる
来年に考えていたりはする。

もちろん、フリーランを本業として
やっていきたいけれど、正直子供達が大きくなってくれば
必然的にかかってくる「お金」。

子供達が小さい頃、先輩ママさんから

この時は、そうなんだーなんて深く考えていなかったけれど…

今、子供達が大きくなってきて、習い事なども増えてくるし

もう、ビックリですよね(笑)

フリーランスとして一歩踏み出せたものの、まだ収益は
外で働いた方が収入は多い

でも、資格も何もない(運転免許のみ)
そして私は不器用で容量も悪い。

なおかつ、子供達は体が弱く、幼稚園などのお休みも多いし
長引くことも多い。
雇う方の気持ちを考えれば、まず難しいんだろうな


現状、夫婦で話し合って決めているのは
次男が今年長。
その次男が小学校に上がったタイミングまでは

フリーランスとして、精一杯やってみる!
夢を叶えられなかったとしても自分の心の落とし所を見つける

もう、不完全燃焼はしたくない。

今、この約一年でHPなど整えて
来年、外に働きに出たとしても、しっかり副業として
やっていける基盤が欲しい

欲を言えば、自分で決めている金額に収益が達することが
できれば、フリーランスを続けていこうと思う

夢、叶えたいけれど生活している以上、必要な額の生活費がいる
子供達がこれからもっと大きくなれば、もっと教育費もかかってくる

だからこそ、今はただ、毎日自分にできることをこなす。そう思っていたけれど…

先日、私が高校の時からお世話になっていたアルバイト先の方から
お声かけを頂いた。

もちろん、子供達がいることも承知の上で。

子供がいて、それも承知の上で、それでもいいと声をかけて下さった。
それがすごく嬉しかった。

突然のこともあり、夫とも相談しなければならないため、その時はまた
相談して連絡しますと電話を切った

子供達の急な体調不良にも理解があって、子供達の学校にも近い職場

これ以上な好条件はないと思った。

そう思っていた時、同じその日に一通のメールが届く。

それは、フリーランスとしてのお仕事だった

それも内容的には自分のずっとやってみたかったこと。
かなりの容量のものだった。
けれど、まだそれは確定でない 

まさかの同じ日に、みほははとしてと
本名みほとして、お仕事のご相談を頂けた

こんなことってあるんですね…

ただただ驚きつつ、ここの所
何が正解だったのか
どちらを選ぶべきだったのか・・・ずっと考えていました


まだ、答えがでない中で
再度アルバイト先の店長からお電話を頂きました。

もう、これは全て正直に話そう!
そう思い、伝えました。


「今、フリーランスとしてお仕事を在宅でしています。
 子供の事を考えて出した選択です。
 そのお仕事の中で、自分にとって
 夢の一つであるお仕事が確定ではないのですがきました。

その量をこなすとなると、例え、週一回とはいえ、ご迷惑をおかけすると思う。
それに加え、次男が体が弱く、お休みを頂くこともまだ多いと思う。

お仕事をさせて頂きたい気持ちはあるけれど、不器用な自分が
二足のわらじは履けないと思った」


店長はだまって私の話に耳を傾けてくれました。

そして…

「子育ては、大変なときが沢山ある。
でもね…」

まさかそんな風に言ってくださるなんて夢にもおもっていないから
本当にびっくりした…

子供が今以上に大きくなる未来、当たり前なんだけど
あまり考えられていなくて…

今ばかりを見てただ一人で焦っていた私。

母として何の資格もなく、8年も社会から遠ざかっていた私
資格もなく、外にでるのが怖く感じている中、社会復帰するには
絶好のチャンスだと思った。

今しかないって
ただ焦っていた

けれど、そのフリーランスとしてのお仕事もまだ決定でないからこそ

こんなに素敵な言葉をかけてもらえる方がいる職場なんて
逃していいのか…

そう心の中で葛藤していた私に…



そう、優しく声をかけて下さいました。


そして、この言葉を聞いて私の心も決まりました。

ふと出た言葉だった。


何度も、外に働きに出ようと思った。
でも、怖かった
自分に自信がなかった。

子供達の体調を最優先したかった

願っていたチャンスが目の前に来たのに…
あの時だったら喉から手が出るほど、欲しかったチャンス

今だって本当はそうだ
でも、私はもう不完全燃焼したくない

今度こそ、私なりの落とし所を見つけるんだ
夢を叶えるんだ
自信なんてない、確信もない

それなのに、こんな決断をした私。。。

電話を切った後、色んな感情が入り乱れ、、、
ひとしきり大号泣。

以前は、お母さんになったんだから
泣いちゃいけないなんて思っていたけれど、泣きたい時は泣いたらいい
それは大人も子供も関係ないって思えるようになってからは

私は泣きたい時は泣くようにしています。
子供達の前で泣くと心配するので、泣く場所は選びますが。。。

でも、泣くだけ泣いたらなんだか気持ちがスッキリした。


大切な選択を私は一つしたんだ。
この選択は結局、どっちをとっても後悔しないなんてない。

選んだフリーランスのお仕事も
まだ確定でない。

以前もそうやってやりたかったお仕事が流れてしまったこともある。

この選択は怖いけれど、ある意味覚悟が出来た気がした。
もし、また流れてしまっても

また探したらいい。

私は覚悟を持ってフリーランスとして
この一年はやりきろうって思えた

私は専業主婦からやっと踏み出したばかりだけど

この選択がバカだなーって思われるかもしれないけど

今の私の最善の選択を信じて

またちょっとだけ頑張ってみようと思う。

おしまい*

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