江戸川Qの「独想感想文」＃５
ーー現代アートとは何か？
日本人が聞かれたら一番困る質問ではないかと思います。
それは何故でしょう？
この本はそうした疑問に答えてくれる一冊ではありますが、また同時にこれほど「アート」というものが日本人という社会性からかけ離れているものか、とも考えさせてくれる一冊です。
そもそも「アート」とは美術なのか、思想なのか、それとも科学なのか。そして現代アートの「世界標準」とは何なのか？
そこを鋭く多角的な視点で鋭利に抉る著作は現代アートを知る上で非常に有意義であり、またこれから現代アートの世界で活躍したい方々への指南書として、本作は非常にジャーナリズムに富んだ一冊です。
是非、あなたに
そんな一冊を。
もしあなたが一冊の本を読み終えたら、是非、あなただけの「独創感想文」を。
文：江戸川Q
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