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どんな方に片頭痛の予防療法が必要? #22

急に寒くなって体調を崩したりしていませんか?

天候が急に変化して頭痛が増えたりしている方も

多くいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はこうした片頭痛を持っていらっしゃる方の中で

どういった方に予防治療が必要なのかを解説しますね。

頭痛が月に2回以上 

あるいは

生活に支障をきたしている割合が付きに3日以上ある場合に

片頭痛の予防治療を検討することが勧められています。

主な予防治療を行う目的は

①発作の頻度の減少と重症度の軽減と頭痛の持続時間の短縮

②急性期治療への反応性の改善

③生活向上と支障を受けている軽減が挙げられます。


頭痛がする時に飲む急性期の内服治療薬が多くなりがちな場合にも

こうした予防薬を使っていく方向が必要となります。

何と!

2021年は抗CGRP抗体という新規の片頭痛の予防治療薬が

発売された記念すべき年になります!!

画期的な作用をもつこの予防治療薬は

今のところ限られたDrしか処方できないことになっています。

確実に出していただけそうなのは頭痛外来という標榜している

頭痛学会の専門医がいる施設がいいのではないかと個人的には思います。

下のURLをクリックすると頭痛専門医一覧が載っていますので

気になる方はご活用くださいね。

https://www.jhsnet.net/ichiran.html

こうした予防治療薬が多くの方々に届けられることを願っています。

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