フェムテックと女性活躍 #20
10月18日は世界メノポーズデーという女性の更年期に着目した翌日の
10月19日の午後に「フェムテックの現実」という議題の会議がありました
そこに様々な分野の5人のパネラーがフェムテックの現実を語るイベントで
800名の参加者の熱い熱気を感じながら
5人のパネラーによる熱い議論が交わされました。
女性のライフイベントの多彩さは間杉様の記事が示す通り
その一つ一つのライフステージにどうテクノロジーが介入していくかを
考えさせられる非常に有意義な会議でした。
2025年に日本のフェムテックの市場は5兆円に達する試算もありますが、
私の専門領域である頭痛の側面からフェムテックの話題を提供しますと
若年~更年期に多い頭痛は女性の罹患率は男性の3倍であり
日本における片頭痛の経済損失の試算は会社全体では年64億円、
国全体で年間2兆円と試算されますが、
片頭痛に罹患している72%の方は病院を受診していない現実があります。
頭痛領域のテクノロジーの融合と今のマネタイズの現状としては
頭痛アプリが何社かありそこに新薬を発売している
製薬会社のアムジェン株式会社が前面広告を打ち
効果的なのマネタイズがなされています。
大手からベンチャーまで発想はあっても連携の面が異分野のために
未開拓な領域も多々あり、これからの発展性を感じました
特にヘルスケアビジネスの専門家である
女性医師が発信する情報は不可欠であることも再認識しました。
日本のジェンダーギャップは120位と150ヶ国中下から数えた方が早い社会で
女性が活躍と言わなくても当たり前に活躍できる社会になるように
フェムテックの技術の更なる発展を願わざるえませんでした。