kindle unlimitedで闇を見た
使っているようで使っていない kindle unlimited。Amazonにある本の読み放題サービスです。月に980円ほど払っているもので毎月1冊以上読めばもとは取れそうですが、なかなか読むタイミングがなく料金だけが消えていました。
自分にとってラインナップは魅力的であるものの、本を読む習慣がなかなか身につかないもので常に解約すべきかどうか悩むものです。
ただそう思っているとやってくるのが突然の読書ブームです。先日の有給3連休でメンタルが少々落ちかけていたこともあり、マイブームがきました。
読んだ本は小説だと芥川龍之介の「蜘蛛の糸」、個人的な話題に上がったので何度目かわからない再読です。あとは目についた参考書やなんやらの本をいくつか。
そんな本を探索して読んでいて一つ興味深いものがありました。それは要約本(?)と呼ばれるであろうものです。
これは簡単にいうと以前映画のあらすじをyoutubeにて公開するというファスト映画というものがありましたが、あれの本版です。つまりはすでに有名で定番化している「~思考」といったものをあらすじのようにまとめて電子上で出版するという仕組みです。
本でもこういうことがあるのかと驚きました。ちなみに一つの定番化した流れとしてマンガ化してわかりやすく伝えるというものがありましたがあれよりも直接的です。
ちょっと気になることがあったので試しにと読んでみましたが、まぁひどかった。映画のあらすじと違いそこにあったのは要約者の主観です。まとめているつもりなのに劣化したものを読まされるのは、文章量が短いだけでただの苦痛でしかありません。
そういえば親からのプレゼントかなにかで何かの考えについてのマンガ化したものを実はもっていますが、これは作者に対するリスペクトを感じつつわかりやすくしようという試みがありました。マンガ化する過程でちょっとした無茶は感じますけども。
ただ今回のは「詳しいことは本家の書を読んでください」で逃げている場合じゃないという感じでしたね。結論が結局分からないままで終わる確証なきブログと同じレベルなものを見た気がします。
そんなkindle unlimitedの闇をみた話。200万冊読み放題ということもあり当然その中には当たりもあればハズレもあるということですね。
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