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人生100年時代に向けて (完)

この二日間の休みはなぜか夜に仮眠をとることが多かった。日中の活動で思いのほか疲れてしまったのかもしれない。

といってもすごく頑張ってなにかをしたわけでもない。この二日間は近場に軽く出かけた程度でそれ以外には何もしていないと思う。

さてそろそろ何日か前に読み終わった「LIFE SHIFT ―100年時代の人生戦略」のまとめを書きたいなと思う。


今まで

3ステージ制の崩壊
3つの資産をあなたは持っているか

といった感じでnoteを書いてきたが、これらをまとめると人生がより長くなりそして多様性がどんどんと発生た。そして従来あったオーソドックスな「教育→仕事→引退」というように、学んで一つの仕事をして余生を過ごすという形が完全に崩壊し、そこに様々なステージが入り込むようになった。

この本で他のステージについての例を挙げると「探求者」や「ポートフォリオ・ワーカー」といったものが上げられていた。

探求者」とは自分の進むべき道を模索する段階のことで、今まで存在した半年や1年といった期間よりもさらにそして極端に推し進める段階といえるようだ。ここでは自分の内面よりも外的な刺激を応じて発見を行うのが目的だ。そしてこの発見をもとに次のステージに移行していくのが目的らしい。

なおこの「探求者」というのは何歳からでも構わない。この話を読んだ例として上げられるのは今だと転職をするにあたりの職と職の間の時期だと思う。この間の時期は仕事をしながらというか流動的に流れていくのが多いイメージだが、そこでピタッという感じで区切りができてより探求していく人たちが現れるかもしれない。そんなステージがこの「探求者」である。

ポートフォリオ・ワーカー」というのは異なる種類の活動を同時に行うことだ。日本的なことだと本業+副業というのが一番思いつきやすいが地域のコミュニティ活動や趣味を極めるための活動といったことも該当する。ようは仕事一筋だけではなくそれ以外の部分にも活動を充てることで充実した人生を送るということだ。

これらの見慣れない段階のステージが出現する背景には人生がどんどんと長くなったことが言える。また現実で言うと金銭面も一つ絡んでいて正直30すぎの自分が今の年金制度だけで生活できるかと言われればおそらくNOであるだろう。また60に定年を迎えたとしたらそこからなんと40年もまだ期間がある。こんなに長い期間をただの余生だけで過ごすには長過ぎるし、なんと言っても金銭面は圧倒的に足りないと思う。

最後にここまで長くなった人生を乗り切るヒントとして上げられているのが「見えない資産」を育てることだ。それが「3つの資産をあなたは持っているか」につながる。リアルの友人が極端に少ない自分からするとじゃあTwitterとかnoteとかで積極的に配信しなくてはいけないなということにつながっていった。

それが「Twitterを少し頑張ってみるday」につながったりしたが昨日はまったくつぶやいていない。資産を育てるというのは「見えるもの(主に金銭)」でも「見えないもの」でも難しい。



・・・と行った感じでややしつこいかんじになってしまった「LIFE SHIFT ―100年時代の人生戦略」についての話はこれでおしまいです。インターネットを見ているとまさにこれらの新しいステージがまさに今進行形で誕生しつつあるなということを強く感じるので、今の状況について解説をした本だと言えます。


#日記   #エッセイ#人生100年時代   #LIFESHIFT   #コンテンツ会議

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