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オリジナルの詩です。過激な内容だったり失恋した時だったり。ま、人生色々と思う事があるわけですよw曲を付けてくれる方募集中です。コメント欄にて仰って下さい。
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2020年5月の記事一覧

雨の日は嫌いだった
雨の日は憂鬱だった
雨は僕の心を曇らせるから
雨は周りの景色を霞ませるから

君に初めて会った日は
雨の降る日だったね
君に初めて会うのに
雨だけは降らないでほしかった

容赦なく降り落ちる雨の雫
僕たち二人を雨が覆う
それでも君は
晴天のような笑顔で僕を迎えてくれた

雨が降っているから
君と近づけた
初めて会ったのに
昔からの付き合いのように

雨の日も悪くはない
雨の日は

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時間

僕と君との時間は 
みんなの誰しもの時間でもあるけれど 
僕と君との時間は 
僕と君だけのもの

Twilight Venus

夕焼け染まる 帰り道
君を後ろに乗せ 漕ぎだす自転車
君の家まで 三十分
ゆっくり流れゆく 時間(とき)と景色

いつも君は 後ろから楽しげに
僕に話しかけ そして
僕の返事を待たずに 次の話題へ
いつも同じ 繰り返してきた

君の前で 僕はいつも
素っ気ない素振り 繰り返して
だけど本当は ドキドキしてた
過ぎ去ってゆく時間(とき)

太陽は 海の彼方へ吸い込まれ
周りは 赤から紫に
もうすぐ 

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君だけを

窓の外を見ている 君の横顔は
とても優しく とても綺麗で
僕を見つめる 君の瞳は
とても優しく とても綺麗で

僕を呼ぶ 君の声は
とても優しく とても澄んでいて
僕を招く 君の仕草は
とても優しく とても繊細で

君と出逢って 半年が経ち
もう半年? まだ半年?
でもその間 僕はずっと癒されて
僕は君を 癒せていただろうか?

君の愛に応えようと
君の視線 君の仕草
全てに応えようと
僕は君を愛

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Marionette

見えない糸で操られ
要らなくなれば捨てられる
自分の意志など存在してはいけない
そう俺は操り人形

決められたことを決められたとおりに
ただただ繰り返し
違う事をしなくちゃならない時でも
自分で決めてはいけない

常に監視され常に指示を出され
自分の意識を押し殺し
やりたい事もさせてもらえず
言いたい事も言わせてもらえず

ソレガアナタノタメ
と呪文を唱えられ
間違ってしまえば
叱責を受け続ける

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君待つ僕

君を待っている間
君の笑顔を 思い出してる
君の笑い声を 思い出してる
君の優しい眼差しを 思い出してる

もうすぐ 君は 
笑顔と一緒に 
僕のところへと
やって来る

待ち遠しくて
切なくて
ドキドキして
寂しくて

愛する君に
早く会いたくて
愛しい君に
早く会いたくて

1分でも1秒でも
長く一緒に居たいから
僕は君を待っている
君が来るのを待っている

ふたり

ふたりの涙色した星空が
ふたりの同じ未来には希望を
ふたりの違う未来には絶望を
ふたりの心の光を命の鼓動に変えて

朧月

朧月が水面に揺れる
案外近くにあるのだと手を差し伸べるが
そこに有るのはやはり水だけ
濡れた手をだらりと下げ見上げた空に
星々と一緒に月が輝いていた
下した手を挙げてはみたが届くはずも無く
月は遠く ただ俺を優しく照らしていた

What's the meaning of life?

醜く疼く 僕の温もりの
映像を遙か上から 見せられて
愚かに死するまで 眺め続ける
生の価値とは 死の意味とは

生物は産まれた瞬間 
死へと向かい歩みだす
当たり前の日常が
全て死へのカウントダウン

他人(ひと)から どう見られていようが
自分自身を どう見ていようが
絶対に外せない 世の真理
ただ僕に出来る事 それは

抗い 情けなくとも抗い続け
悲しくも 悔しくも
抗い 徹底的に抗い続け

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未来とは希望に満ちた言葉

目が覚めた瞬間
夢は消えて見えなくなる
夢の中では
あんなに楽しかったのに

いつもそうだから
枕元にメモ帳とペンを
用意してあるんだ
夢の中を記録するために

でも目が覚めた瞬間
夢は消えて見えなくなる
夢の中では
素晴らしい詩を読んでいたのに

いつも思う事がある
夢を録画出来たならと
ドラえもんの道具のように
夢の中を記録しておきたくて

これだけ科学が発展している世の中なのに
未だに実現出

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believed

たった一人の 愛を信じて
自分になるため 昨日へ行きたいの
たった一人の 空の過去を
全て永遠に そっと染まって

たった一人の 愛を信じて
自分になるため 明日へ行きたいの
たった一人の 未来の空を
そっと永遠に 全て染まって

アリガトウ

君は魔法使いだね
暖かさも色も無い
そんなどうってことの無い言葉も
君が言えば 眩い光となって
僕を暖め 景色に色を添える

だから僕は君に話しかける
ささやかで些細な言葉でも
君に応えてもらう事で
僕の中にチカラが満ちてゆく
今を生きる目標になる

僕が黙っているときでも
君は必ず話しかけてくれるね
君のココロを 君の笑顔を
何度救われただろう
明日へのチカラとなる

君への想いは 愛情とか

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違い

なあ
俺とお前らの違いって
なあ
いったい何なんだよ

偉そうに能書きたれてる
クソ政治家共
アナタノタメニ イノラセテクダサイ
似非信者共

俺とお前らってよ
本当は同じなんじゃねぇのか?
俺だって
人様のカネでメシ食ってる

根っこは同じだった
どこで差が着いた?
抜け出したいのに
抜け出せねぇゴミ暮らし

イヤダイヤダイヤダイヤダ
そんな我儘ばっかりかよ!
もう、うんざりだ!!
俺だって我儘

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根無し草

いつもと同じ事を
いつもと同じ道を
歩き続けようと
走り続けようと

覚悟を決めて 挑んできたけど
立ちはだかる 高すぎる山に
跳ね返されて また挑む
到達した頂上は 実はまだ麓

どうしたものかと 思案に暮れる
無い知恵 絞りだして 言葉にする
どう足掻いてみても 補えない
自分に足りぬもの 閃きと才能

麓からの眺めは 何も見えず
頂上からの景色を 思ってはみても
一度も見たことの無い そんな

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