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【北海道から。夢をカタる。それに応えられるか】参加第9回目 Startup Weekend宇都宮

札幌で引越し。1年ぶりの宇都宮へ。

さてと、9回目です。
SWは大学院まで、というよりかは、社会人になると忙しくなるから参加が難しいと思っていたのにも関わらず、入社して2ヶ月のタイミングで参戦してしまいました。
というのも、SW宇都宮自体は2回目の参加。
今回、リードオーガナイザー(会の運営のリーダー)の方が、前回のSW宇都宮で同じチームで、かなりお世話になったのもあり、再度お会いしたいと思ったのが1つ。
また、SW宇都宮の雰囲気が好きで、また行きたい!と思ったのも1つ。
何より、関東のSWに参加したいのも1つ。
栃木に住んでいる父に会いに行けると言うのも1つ。
たくさんのきっかけ、理由があって参加を決めました。
ものすごく楽しみにしていました。また、これがSW9回目になるので、そろそろ優勝したいなと言う思いと、成長したぜ!と思わせたいと言う思い、複数ありました。
そんなわけで、SWに参加じゃ!!
と思っていたのですが、初日参加することができませんでした。それは、札幌でテレワークをしていたからです。関東で働くことも考えましたが、札幌で働くことを選びました。それも、SW宇都宮に行くタイミングで、今住んでいる場所を引越しのために片付ける必要があったからです。とはいっても引越し準備を始めたのは、引越し前日の夜から(いらないもの捨てたりはしてた)。札幌にいるギリギリまで、お世話になった人たちに会っていました。会ってくれたみんな、イベントを開いてくれた友だちには感謝の気持ちでいっぱいです。
また、引越しの準備が相当大変でした。「パッキングするノリで引越しを」をコンセプトにしていたものの、想像以上に時間がかかる。。。
とりあえず、引越しの話をしますね。結論、引越しをしたその足で宇都宮に向かっています。SW宇都宮に来るまでに色々ありすぎたので、ぜひ見て欲しい。色んなことをしたと言う意味では、人生で1番充実していたかもしれません。もし、すっ飛ばしたい人は、******が終わるところまでいってみてください。

******
・18時退勤と思いきや、タスクの進捗が悪すぎて、研修期間中、日頃は許されていない残業が特別に解禁。1時間追加で働きます。
・19時業務終了。ここから、30分で運ぶ荷物がどれくらいあるかを確認します。ダンボールを購入する数、大きさを測るためです。
・19時半出発。レンタカーを借りて(レンタカーは午前9時まで)、車でホームセンターへ。ただ、理想的なダンボールがありませんでした。
・20時。目当てのホームセンター閉店。妥協せずに店舗をうろうろしていたら、ホームセンターの閉店時間になってしましました。くそー!
・20時半。24時間影響のスーパーにいき、そこそこ大きいダンボールを2箱取得。ただ、ホームセンターで売ってるものより若干小さく、値段も高い。激しく後悔。。。
・21時。帰宅。梱包をする。買ってきたダンボールに入らない。仕方がないため、1箱分に詰められる分だけ詰める。もう1箱はノータッチ
・21時半。最難関である。スタンディングデスクを緩衝材(プチプチ)で包む。疲れる
・22時。やる気をなくす
・22時半。近所に住んでいる方(普段お世話になっている人)から連絡をもらう。家に遊びに行く。1時間くらい話してました(引越し準備せいww)
・23時半。帰宅。やる気がでない。とりあえず、セイコーマートで購入したやきとりを食べる。美味しい
・24時。レンタカーのタイムリミットが8時間を切ったことに気が付く。kルマで、発送する荷物を運輸会社の営業所に送りたかったため、危機感がようやく生まれ始める。頑張る
・25時。バイオリンとバドミントンラケットを梱包。これが1番大変だった。まず、家に2つが入るダンボールがない。そのため、ダンボールのサイズを直すことで、ギリギリ入るようにした。頑張った
・25時半。残りの荷物も梱包完了。
・26時(午前2時)。出たゴミの片付け。一旦就寝。ベッドは片付けてしまったので、空いている床の上に寝転がる
・午前4時。起床。車に荷物を詰める
・午前4時半。出発
・午前5時。営業所に到着。無事、荷物を届けることに成功
・午前6時。帰宅。途中にすき家があったが、必死に我慢。
・午前6時半。ゴミの整理。リサイクルができる場所に車で行く
・午前7時10分。旭山記念公園に到着。札幌が一望できるところ。エモい。24時間営業のサンドウィッチ屋さんで購入したポテトサラダサンドを片手に景色を眺める。
・午前7時30分。旭山記念公園を出る。
・午前7時55分。レンタカーを返却。しっかり5分前に返却成功
・午前8時30分。ゴミ捨て、ある荷物の発送に成功
・午前9時。出発するための準備終了。飛行機の予約も完了。これにて引越し準備完了。
・午前9時20分。日用品を渡すために後輩に会う。
・9時30分。近所にシェアハウスに遊びに行く。DIYの様子を見る。携わりたかったけれど、30分後に電車がくるので、さすがに断念
・9時45分。シェアハウス出発。後輩とのエモいお別れに浸る余裕もなく、次来る電車に乗るために走る
・10時。札幌から電車に乗る
・10時45分。新千歳空港到着
・11時20分。飛行機出発
・13時。羽田空港到着
・13時40分。上野駅到着。近くの銭湯に行き、小休憩。銭湯にシャワーがなく、桶にお湯をいれて体にかけるスタイル。悪くない
・14時30分。上野駅から新幹線に乗車。乾杯のビールがしたいものの、SWがあるのでさすがに断念。ただ、諦めきれず、ノンアルコールビールで我慢。たまたまみつけたお弁当屋さんがあまりに美味しくて、びっくりした
・15時20分。宇都宮駅到着。あまりにも早く着くから驚く
・16時。SW宇都宮到着
まあ、ひとまずこんな感じです。ようやったと思います。引っ越しも終わったし、お風呂にも入れたし、SW宇都宮にいけたし、万歳!!
******

そんなわけで自分語りは十分にできたので、SWの振り返りへと行きましょう。

【チーム選び】15歳の夢をかなえるために集まった。君の夢は何だ。


到着したのは、16時。ちょうどコーチングが終わったタイミングでした。
SWに1度でも参加したことがある方なら分かるかと思いますが、コーチングとは「ケチョンケチョン」にされに行く場所です。中には、アイデアが白紙になることだってあります。そんな中で到着したわけですから、自分が訪れたときには「5分前に3チームに分断されて、これからどうしていこうか考えている」なんていうチームもありました。
そんなわけで、僕はどこのチームに入れてもらうかを考えるのですが、色んなチームがあるので、話を聞きに行きます。
ほとんどのチームの話を聞くことができました。「誰の何を解決するか」がはっきりしているチーム、白紙に戻ってこれから何をするか考えるチームなど、色々です。SW宇都宮のFacebookグループに送られてきたチームのテーブルをみて、旅行に関するサービスを提案するチームがあり、そこが1番気になっていました。話を聞いてみたところ、とても楽しそうな内容。「旅行×自然」をモチーフに、おすすめの観光地がリコメンドされて、選別を繰り返すことで、より精度が上がっていくみたい。これはまるで、自分のお気に入りの異性が出やすくなる「Tin○er」とか「Wi○h」みたいなものですね。(○にしているのは、読者に高校生がけっこういると想定してるからです(真面目かよwww))すごく面白そうではあったのですが、2日目の夕方の時点でMVPが完成していたんです。プログラミングができる人が2人いて、営業部長もいる。完璧かよ。このチーム。優勝するなーと思いつつ、自分にできることがなさそうだったので、他のチームにすることにしました。まあ、結局このチームが優勝しちゃったんですよね。。。
あれ?みぎー。もしかして、第9回目も優勝とれなかったの?
この時点で、察してしまった方。すみません。ネタバレが早すぎますね。だけど、惜しくも2位の可能性もあるのだから、もう少しばかり読み進めてみてはいかがですか?
他のチームの話も聞きました。「個人の才能をプロデュースする」「留学生向けのサービス」「学校でもらう書類の管理」などなど。聞いてみると、「たしかに困るわ!」ってものがあったんです。特に、「学校でもらう書類の管理」というのは、心に刺さりました。一体何枚の紙をくしゃくしゃにして、親を困らせたことだろうか。。。ただ、方向性が固まっているチームが多く、自分にできることが少ないなと感じたため、決定に至りませんでした。
そんなことを思っていたら、「だんだんの夢をかなえたい!」というチームに遭遇。だんだんとは、高校1年生の男の子です。ぼくは、楽しそうに夢の話と恋愛の話をしている人が大好きなので、「最高すぎる!」ってなったわけです。もっと聞かせてくれと。深く聞いてみると「だんだんの夢」とは、「不登校の友だちが不安なく生きれること」だそうです。素敵ですよね。ぼくが高校1年生のときは、自分に精一杯だったから、友だちのことを思えること、それが夢であること、本当に素敵すぎます。絶対にモテる!こんな出会いがあるのがSWの面白いところなんです。
ちなみに、このチームは分断されて、3人チームになりました。残り2人野方は、どちらも大人の方。すごく親切に接してくれたのが好印象でした。何より、2人とも夢を叶えようという姿勢がすごく素敵でした。
ただ、どのように叶えるか方向性が決まってないみたいでした。そうなると、「だんだんの夢」の深掘りが必要になってくる。ぼくはここに魅力を感じました。第8回のSW苫小牧で自分の実体験について感じたことをずっと深掘りしてもらう機会がありました。この機会を通じて、深掘りをする中で新しく発見できる世界があることに気がついたんです。この経験から、「自分をもっと深掘りしてほしい」「友だちの体験を深掘りたい」と言う思いになりました。また、第8回のSW和歌山では、抽象的な課題の深掘りを通じて、「誰の何を解決するか」「解決策は何か」を示すことができ、これをもとにヒアリング、MVP作成をすることができ、成功体験の1つとなりました。少し横道に逸れてしまいましたが、「だんだんの夢」を深掘りたい!そう思って、このチームに入ることを決めました。また、3人チームの構成について、高校生と大人の方の年齢も離れていたため、ぼくが入ることで緩衝材にもなれるかなとも思ったんです。SWや北海道での出会いから、高校生と関わる機会が何度かあったため、後輩とのやり取りに自信があったのも大きかったです。
チームが決定!というわけで、「だんだんの夢」の深掘りをしていきます。「どうしてそう思ったのか」「不登校の友だちにはどうなってほしいのか」「ぼくらにできることは何があるのか」たくさん聞きます。
けれど、たくさん聞けばよいというわけではなく、聞けば聞くほど、横道に逸れるんです。「あれ?なんか方向性が違う気がするなって」感じることが何度かありました。なんとなくではありますが、これが起きる理由は、話し手が前提としているものを聞き手が理解できていない、勘違いしていることが挙げられます。例えば、「不登校の人が安心する居場所がほしい」といってくれたとします。すると、居場所について考えると思うんです。この居場所が「同じ境遇にある人が集まる居場所」か「今通っている学校がより通いやすくなった状態の居場所」など、複数考えられると思うんです。「居場所をつくる」か「居場所をよりよくするか」。この2つのどちらについて話しているかによって、話すべきことってどんどん変わっていくんです。そして、これが混同してしまうと、話し合いがずれていくんです。改めて、人の話をよく聞くことの大切さを学ぶことができました。
これも少し横道に逸れますが、「求めてないアドバイス」をする人っていると思うんです。(お前だ!っておもった人。ごめんなさい(笑))これも、「話がが前提としているもの」を勘違いしていることによって起こることだと思います。例えば、「東京から北海道」に行くとしたときに、新幹線で行くのであれば、「飛行機のチェックインは30分前だから気をつけた方がよいよ!」っていうのが検討違いなことが分かりますね。あとは、飛行機に年間100回とか乗っていたら、このような助言ってしないと思うんです。つまり、すぐアドバイスをする前に、相手の状況とか前提としているものを把握することって大切だなということです。「求めてないアドバイス」をされるのは良い気持ちがしないことが多いと思うので、今回のSWの経験からも、気をつけようって思いました。
そんなわけで、深掘りをしていくのですが、なかなか「これだ!」ってものにたどりつけない。それもそのはずで、聞いている高校生の意見はだんだん、1人だけだからです。だんだん自身も、不登校ではないどころか、学校生活が楽しい!と言っているので、友だちの気持ちを考えるにも限界があります。なかなか前に進められない。。。。煮詰まり状態になりました。
そして、夜ご飯の時間になりました。宇都宮といえば、餃子!夜ご飯は餃子でした。この時間はチームメンバー以外の人と食事をすることに。インターナショナルスクールに通う高校生と話すことができました。すごいよね。エリートだ。けれど、すごく謙虚で、自分の話も面白がって聞いてくれた。すごく嬉しかった。改めて、大学院の2年間で旅行したり色んな人に会ってよかったなって思うんです。「こんな24歳いやだ!」とは思われてなさそうだから良い感じだ。
あとは、伊勢から来られた方ともお話しすることができました。自分の旅行の話、色んなところに住みながら働きたいって話をしたところ、すごく面白がって聞いてくださり、講演もしてほしいと言ってくださいました。実現するかは置いといて、こう言った言葉をかけてくださるだけでもありがたい。日に自分が世の中にプラスの影響を与えることができるんだなって感じ始めていて、もっと頑張ろうって思えるわけで。感謝しかないです。すごく楽しいおしゃべり会でした。

【ヒーローは遅れてやってくる】強力4人助っ人を奪取!?

そんなわけで、おしゃべりが好きなみぎー。チームメイトから「早く帰ってきて!」と怒られちゃいました(笑)話に熱中しすぎて、チームメイトを待たせてしまいました。。。切り替えもうまくできるようにしたいですね。
そんなわけで、再開。ただ、再開しただけで、煮詰まっていたものが解消はされませんでした。そこで、話を聞いてみようと、だんだんと同級生の5人にヒアリング。「学校楽しい?」から始まり、いろんなことを教えてくれました。「友だちと話すのは楽しいけれど、勉強が。。。」「人間関係が。。。」などなど。煮詰まっていたときよりかは、だいぶ解消されていました。何より、ペルソナである「だんだんの友だち」と近い人の話を聞けたわけですから。すごくありがたい。あともう1つ気になったのが、チームでの立ち位置です。今回のSW宇都宮、参加者も多く、1チームあたりの人数がすごく多かったんです。高校生たちのチームも大人数みたいで。発言しづらさを感じていたみたいです。「これ、もしかしたら、うちのチームきたらもっと貢献できるんじゃないかな?」って感じました。この考えは、僕に限らずチームメイトも同じだったみたいで。「よかったら、うちのチームきてくれない?」って聞いたんです。すると、「入りたい!楽しそう。だけど、元々いたチームになんて言おう」って。ここは大人の頑張りどころです。チームメイトの人が交渉しにいってくれて、なんと高校生4人をチームにいれることができたんです!おもしろいチームができあがりました。高校生5人と立派な大人の2人。そして、新卒1年目の大人である自分が受け入れられないみぎー。8人チームで再出発です。
と思っていたら、会場の片付けをしないといけない時間に。。。次の日の18時間後には5分間のピッチをしないといけません。何も決まってない!どうしよう。。。とりあえず、みんな残れるということで、カラオケにいくことにしました。もちろん、歌は歌いません。
カラオケでは、ひたすら高校生たちから話を引き出しました。するとちょっとずつ道が見えてくるんです。
まず、高校生の1人が「人間関係に不安がある」って
人間関係の悩みってなんだろう。
色々ある中ででできたのが、「自分をさらけだすこと」
自分の趣味を他の人に話せない。引かれたらどうしようって
この気持ちは分かります。自分だって、昔鉄道が好きだったのですが、これを押し出しすぎると「鉄オタだ」って思われそうで怖いし、自分も他人の趣味に対して偏見をもっていたこともあるし。
となると、自分を曝け出す場所がほしいよねって話になりますよね。
この議論にたどりついたとき、2つの方向性があると思ったんです。
「今いる場所で、自分をさらけだせるようにする」か「自分をさらけ出せる新しい場所を探す」か
これをチームメイトに聞いたところ、「人を変えることが難しいよね」ってなって「自分をさらけ出す新しい場所を探す」と言う方向性に進みました。
じゃあ、自分の素を出せる場所を探すためにはどうすればよいか
世の中には、フリースクールをはじめ、普通科の高校以外にもたくさんのコミュニティーがあるんです。日本全国の高校を見ると、普通科の高校が多いため、意外とフリースクールのような場所が知られていないと思うんです。(自分も話を聞く程度でしか知りません)また、これを知っているか否かで人生が豊かになる人ってたくさんいる気がしています。だから、フリースクールを知ってもらう、届けるための何かをアイデアとして出せば良いのではないかと思ったんです。
また、フリースクールを届ける以外に、もう1つ方法があると思っています。それは、「フリースクールのようなものを作る」ことです。作るってなんだか楽しそう。だけど、既にたくさんのフリースクールがあるため、新規で作るには難易度がとても高いと思いました。
ただ、フリースクールを作るアイデアは面白いし、楽しい。また、思いついたらすごく達成感があるし、「これやろう!」ってなるかもしれない。なにより作る方がやりがいがありそうだったんです。だから、夢を叶えたいだんだんに、「自分の素を出せる場所を紹介するか、つくるか。このどっちかなのかなって思うんだけど、どう思う?」って聞いてみたら、「作りたい!」って言ってくれました。これによって1つ。方向性が進んでいったんです。
議論はこれにて終了。次の日の午前中に、「どんなフリースクールが欲しいか。通いたいと思うか」を高校生たちに考えてもらいました。その間に、大人たちは既存のフリースクールについて調べることにしました。ちなみに、ぼくは、2時間睡眠を挟み、午前9時とかまで北海道で引っ越し準備をしていたため、さすがに寝ないとまずいと思い、家帰って0.1 秒で就寝しました。あのときほど、ベッドが恋しくなった日はないでしょうね。。。(笑)
あと、これはSW宇都宮最終日まで感じていたことですが、だんだんの最後まで夢を追いかける姿はすごく素敵でした。「学校をつくりたい!」っていってくれて、すごく大きな夢を追いかけてくれて、この気持ち自分も忘れないようにしたいなって思ったんです。めっちゃパワーをもらいました。

【みんなが取締役】自分の素を出したい。さあどうする


そして、3日目になりました。考えてきてくれたアイデアを教えてもらいます。この中で「人間関係で困ること」とか「自分の素を出すためには。出せるようにするためにはどうすればよいのか」など、たくさん教えてくれました。その横で、ChatGPTを開いて、解決策を聞いてみるのですが、なかなかこれだと思う答え、アドバイスがもらえません。ChatGPTは答えをもらうというよりかは、「誰かが思いつきそうだけど、思いつくのに時間がかかる」ものを爆速で教えてくれるものだと思って使っていたのですが、うまくいかず。また、色んな意見をくれるから、どの方向性に行こうか悩みに悩みました。ずっと動いていた口も止まりはじめました。
改めて、分からなくなったとき、チーム内で話していて何も出なくなったときは、なんとなく聞きたいことをリスト化して、ペルソナに近い人に聞いてみるのもありだなと感じました。「分からないことがあったら、抱え込まないで聞いて」と、先輩社員に言って頂くのですが、まさにこれ。仕事で大切なことは、SWで活かせます。逆に、SWで大切なこと、学んだことは、日々の学校生活、仕事でも活かせると思っています。
そんなわけで、またも手が止まってしましました。現在、午前9時半。ここで、チームメイトの方から「役割決めようよ!CTOとかさー!COOとか!」ちょっとエライ社長ということで、CEOになった人や、優しい人だからCYOとか、おもしろおかしく、だけど自分の役職に愛着が湧くように、みんな決めました。ちなみにぼくは、CTO(一応エンジニア。旅行・トラベルが好き。「ちょっとトラブルおっちょこちょい」)になりました。「ちょっとトラブルおっちょこちょい」の理由としては、3日目の朝、路線検索アプリ通り向かったと思いきや、目的地から現在地まで(つまり逆)の行き方を見ていたため、20分ほど集合に遅れてしまったからです。
役職が決まり、それぞれの視点から意見を述べてくれました。こう言う切り替えも大切ですね。答えらしきものが出てきました。「自分の素を出したい。だけど、相手に引かれたくない」あれ?匿名で趣味を公開すればよい?って思ったんです。地域密着の。となると、該当ポスターみたいな感じで、趣味を紙にかいて貼ればよいのでは?と思ったりしたのですが、「これ、○○が書いたらしいぜ!」っていう誰が書いたか見つけたい人っていると思ったんです。そして、紙をいたずらしてしまう可能性もあるかもしれない。そこで、オンライン上での掲示板みたいな感じにすればよいのでは?って思ったんです。だけど、SNSみたいに誰でも見れて、コメントが打ち込める、無法地帯では、「自分の素を出したい。だけど、相手に引かれたくない」が解決できない。どうしよう。
ここで思ったのが、「お互いが共通の趣味とか価値観について、素で話してみて、共感できたら繋がってみる。匿名だったものが誰が書いたものなのかわかるようにする」ことが良いのではと思ったんです。システム上で、面白いな!共感できる!と思った趣味に対して、申請を送ります。その申請とは、「自分はあなたの趣味、価値観に共感していて、それはどれくらいか」を伝えるものです。これが、申請した相手に届き、「この人なら素を出せるな」と思ったら、承諾をして、このタイミングで初めて相手の情報を知ることができます。ここまでいったら、会いに行く、コミュニティーに参加するなど、自由です。つまり、「自分の素を出せる人を見つける」ところまでを支援するサービスを提案する、と言う方向性を思いついたんです。この話をチームメイトにしてみたところ、みんな共感してくれて、このサービスを提案する方向性にいきました。なお、「学校つくるどこいった?」となるかもしれません。最初は、提案するサービスを使って、人を集めることはできる。集まった人たちで、コミュニティーができあがるように、何か支援したいよね。話をしていたのですが、ここには辿り着くことができませんでした。だから、この背景を知らないと、聞き手にとって「だんだんの夢」が自分の素を出しやすくするサービスを提案する、というように聞こえてしまっていたかもしません。ここについては、チーム内で、プレゼンテーションの構成について、考える余地はあると思います。今回、プレゼンテーションの構成に取り組む時間が少なかったものの、「相手に想いを伝える」と言う面においては、必ずといってよいくらい、取り組む必要のあることだと感じています。さらに、「夢」というワードを使っているのだから、ワクワクするように構成したかった。それがチームのポテンシャルを考えるとできたはずだ!くやしい!けど、これも勉強。自分に足りないのは、時間配分と大きな夢を見ること、大きな夢に応えることでした。
とはいえ、ここまで話すと、ピッチの方向性は決まっていきます。ここからは、担当に分かれてピッチするものを作り上げていきます。役割としては、ピッチ資料作成、MVP(サービスの概要。アプリの動き)、ヒアリング用アンケートの3つ。
ピッチ資料作成は大人方が頑張ってくださいました。圧倒的な経験量とデザイン力で作り上げてくれました。何より、デザインがすごくて、IPadでかく絵が動く素敵でかわいいんです。しかも絵が上手だけでなく、再現力もすごい。文字を図示するスキルが高すぎるんです。これだよ!これ!!もうずっと感動してました。最近、画像を生成してくれるAIが登場しましたが、AIの完敗です。想像の遥か斜め上をいく絵を描くことがAIにはできないからです。とにかくすごかった。あの絵を間近でみれたことは何より大きい財産です。
次に、MVP。ぼくの頭の中にプロトタイプ、画面遷移はあったので、それをデザインに自信があるという高校生たちにお願いしました。「こんな機能がほしい。。。」そんなことを投げてみたら、素敵な絵になって帰ってきました。惚れ惚れしたので、写真を貼らせてください。

すっごく可愛かった!Canvaを駆使して作ってくれました。頼んでよかった。あとは、アンケートを作ります。今までの経験を活かして作っていきます。アンケート作成も短い時間で作れるようになりました。自分がアンケートを作る際に気を付けている点としては

  • はい、いいえの2択は極力さける(つい、ポジティブな方を選んでしまいがち)

  • 選択肢は基本ポジティブに

  • 課題をなぜなぜして、辿り着いた項目を質問に入れる(誰のどんな課題の部分の認識合わせをするため)

これをチームメイトに確認してもらい、高校生たちにアンケート配布をお願いしました。今回のターゲットが高校生だったので、同世代にお願いした方が表は集まるかなと。ただ、アンケートの結果、思ったような声をひろうことはできませんでした。悩んでいたものが人間関係以上に勉強だったということ。これは聞いた人によるものかなとも思いつつ(首都圏に行くほど、人間関係に困っている人が多そうな予感)。アンケートを取った時間もピッチ本番直前だったので、もっとはやく聞くべきだったと言われるとその通りです。9回参加しているのだから、そろそろ進むテンポ感は早めていけるようにしないとなと。毎回のように思うのでした。

【結果】最後まで夢を語る姿が素敵


そして、ピッチ本番。発表者は夢を語るだんだん。緊張しながらも、準備してくれていました。5分間話し切ってくれて、言いたいことはいえた感じ。よかった。頼もしかった。メンバー全員で発表練習が聞けたらよかった!とは思ったものの、最後まで話しきってくれたのが素晴らしかった。時間が足りなくて、途中で終わってしまうこともあるから、想いを伝え切るのはすごく大切なことです。この発表機会が、だんだんにとって良い方向にいけばいいなと思っています。自分は絶対に良い方向にいくと思ってます。
結果としては、3位に入ることができませんでした。自身の反省点はいろいろあるものの、1番感じた(言ってくださった)のは、ピッチの中でなぜなぜはNGだということ。なぜなぜをして辿り着いたということは、顧客の課題として捉えきれていないと思われるからです。だって、顧客の課題がちゃんと理解できていたら、「○○なことで世の中課題に感じているという声を集めました」からスタートできる。ヒアリングが足りてません。そのためには、どんなことをヒアリングするか、ヒアリングした際に「状況による」と言わせないように深掘りができているか、これが大切なんだなと思いました。まだまだ、発展途上ですね。けれど、現状維持ということはなく、着実に前には進んでいるので、引き続き突き進んでいきたいですね。
また最後に、一緒に最後まで頑張ってくれた高校生へ。まずは、一緒のチームで頑張ってくれて、すごく楽しそうにやってました。それが本当に嬉しかった。「仕事があると嬉しい」「やれることがあると、楽しい」っていってくれました。それも、ただ指示したわけではなく、必要だからこそお願いしたことだし、創意工夫もたくさんしてくれた。前回のSW和歌山で一緒に参加していた高校生が複雑な表情(内容がむずかしかったから)をしていたこともあり、今回楽しそうに取り組んでいた姿をみれたのがすごく嬉しかったんです。本当にありがとう。あと、何より、「北海道にいきたい!」とか「SW行ってみたい!」、「ヒッチハイクしてみたい!」って、自分が経験してきたことに対して憧れを持ってくれてるのが本当に嬉しかった。同じチームになれて、関われて、少しでもプラスの影響を与えられたならすごく嬉しい。ぼくは、誰かの人生をプラスにすることが好きなんだと思います。それは、ぼくが直接きっかけになってもよいし、僕の友だちとかコミュニティーに連れて行って、プラスになっているパターンでも良い。どちらであったても嬉しんです。最近でいうと、北海道でヒッチハイクをして、その内容をnoteにまとめて発信した話とか、札幌のイベントに誘ったところ、そこで出会った人と新しいことをしようと、たくさん挑戦の種を植えることができた子、SWに誘って優勝して、起業して、CMにまで出るようになったこと(これを書く1時間前に知った!)とか、全部嬉しいです。僕は、近いうちに北海道の帯広という、自然豊かな街に引っ越すことになるのですが、その中で頑張っている人、活発な人たちに出会って、プラスの影響を与えられたらめっちゃ嬉しいなって思うんです。何ができるかは分からないですが、それは出会いながら見つければ良い。
よは、何が言いたかというと、「北海道行きたい」「ヒッチハイクしたい」といってくれるならば、あとはやるのみ笑。北海道で待っています。

【おわり】10,000文字超えの記録。感謝と次


そんなわけで、SW宇都宮のことはここまでにしようと思います。3日間たくさんの方にお世話になりました。老若男女関係なく交流ができました。自分と業界が似ている方とも会えたのが嬉しかった。あと、偶然にも福岡にすまれている方とも繋がれた。「素敵な出会いに感謝」ぼくが好きな言葉です。ありがとうございました。
結局、1万文字を超える文章を書いてしまいました。途中で書くのをやめようと思うこともありましたが、今後のことを考えると絶対書き切りたいと思いました。SWのnoteについて、有料化も考えていますが、どのような形にするかを模索しているところです。だから、とりあえず読んでもらおうと。綺麗な文章ではないですが、あったことをリアルに伝わるように書いたつもりです。ここまでだどりついた方には、心の底からお礼申し上げます。ありがとうございました。
今後のSWについてですが、7月につくばであるみたいなので、それに行きます。また、8月には長岡でもあるようで。高校生が頑張ってるみたい。長岡の人は特に好きなんだよなー。会いに行きたい。参加者で挑むか、旅行と並行して、ゲストとして挑むか悩んでいるところではありますが、会場には行こうと思っています。次は、あなたがいらっしゃる会場で出会えると思っています。「優勝するまで参加する」初期はそう思っていましたが、楽しいのでいつまで参加するかは未定です。けど、SWの楽しさをたくさんの人に知ってほしい。特に行動力があるならば、絶対にいくべき。こうやって文章をかくなど、色んな形でSWについて考えていけたらと思ってます。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。締めとして、これだけは自信があるので、この言葉だけ送らせてください

著 北海道でStartup Weekendを愛しているみぎーより

ありがとうございました!

*今後参加するSWのリンクとか色々はっときます

(まって!高崎いきたいんだが)


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