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【音威子府】北海道のまちについて考えた日

おはようございます
あれ?毎日投稿辞めたのでは??っていうツッコミがあるのだけど、昨日寝る前にふと思ったことがある
「noteに書きたいネタがたくさんある!」ということだ。
以前、「話したいこといっぱいあるけど、我慢してるんじゃないの?」って言われたことがある。半分あってる。話したことに対して無関心だと怖いから、話さない。けど、話せるなら話したい。
そしてふと思った。
「noteだったら、どれだけ話したいことを書いても、怒られないのでは?」
さてと、書いていきましょう。
なお、今日からはちゃんと見返す。きちんと届けたい内容が届くように。ってなわけで書いていく。

ぼくは、北海道歴2年と4ヶ月。長い間首都圏で生活していて、大学院のタイミングで北海道に引っ越した。当初は研究が目的で北海道に拠点を変えたのだけど、気がついたら北海道に惚れた。食、景色、街の様子、人、色々だ。
ただ、北海道のあらゆるところを旅行していくうちに、道外の人は北海道のことを知らないんだなと感じた。それはそうで、自分も元々知らなかった。恥ずかしながら、現在住んでる帯広って街すら知らなかった。十勝って言われたら分かるレベル。
だから、道外の人が北海道旅行をしようってなった時。行く場所はほとんど決まってる。札幌、小樽がメイン。あわよくば富良野とか美瑛に行ったりもする。けれど、これは北海道のごく一部にしかすぎず、ここには挙げきれないくらい沢山の街がある。すごく極端な話ではあるけど、北海道のほとんどの街を見ることなく、多くの人は一生を終えていくと考えるとすごく寂しい気持ちになる。
ではここで「北海道の色んな街に来させたい!」って言って来るようになるかというと、ならない。なぜなら、この段階では「行かなくて良いから行かない」から。来ないことでマイナスになることはない。むしろ、程よい田舎にたくさん人が溢れて、東京みたいになる方が、地元の人にとっては大きな迷惑になるかもしれない。
人生、「やりたい!」だけでは実現できない。そこには「作らなきゃいけない理由、課題」が必要なんだ。プラス1をプラス10にするより、マイナスを0、そして0以上にする方が重要なんだ。なぜこんなことを考えないといけないかというと、「やりたい!」を実現するためには、顧客が必要だからだ。顧客が何かしらに価値を感じて初めて、「やりたい!」が実現できる。つまり、北海道のあらゆる地域に行かせたいった思いを達成するのは難しいと思った。

ただ、達成するのが難しいとか、そんなこと言ってる場合じゃないと感じる経験をした。ここからが本題。

去年の6月に音威子府町に行った。その様子をSNSでアップしてるのでよかったらみてくださいな。

音威子府に行った目的は、真っ黒な蕎麦を食べるため。真っ黒な蕎麦とはなんぞや!?そう思って食べに行った。
ちなみに音威子府は人口が650人程度の小さな街。その中に黒い蕎麦を製造している街がある。すごく楽しみだった。
ちなみに、音威子府はかなり北の方にある。最北端の街稚内と旭川の間。ものすごく小さな街だ。

ただ、降りてみたら人は誰もいない。歩いていても人に会わない。まともに開いてるお店もあってなんてほとんどない。壊れてた橋がそのままになっていた。立ち入り禁止とだけ書いてあって、改修する様子なんて全くなかった。歩けば歩くほど、心にあるゆとりというか、豊かさがが削られていく感じがした。

そして肝心の蕎麦。何店舗があった。向かった。閉まってる。もちろん空いてるお店もある。入ってみた。蕎麦食べれますか?と聞いた。すると

「食べに来る人がいなくて、作ってないんだよね。麺だけ販売することにしたんだ。」

って

そうなのか、確かにご時世的にもみんなマスクをつけていた時期。そりゃ来ないのも分かる。
そして、もう1店舗行った。同じことを言われた。ただ、この店舗の店主さんから、もう一言。

実は、街自体で、黒い蕎麦の製造を終了しようと思ってるんだよね

って

え!黒い蕎麦の製造を終わらせ?!?ほんとに。。
頭の中にボカンと穴ができた。その穴に何か入れることはできない。ゾッとした。
人が来なくなることで、食べる人がいなくなる。作っても売れない。なら作るの辞めよう。
こうして、1つの文化が終わっていくのだなと感じた。

結局、音威子府で蕎麦を食べることはできた。道の駅で食べた

美味しかった。ただ、道の駅も良いが、個人経営してるお店で食べてみたかった。ちょっと悔しい。

そして音威子府駅構内にある資料館に立ち寄った。

音威子府駅は昔、もう一つ線路があった。オホーツク方面に行く列車。列車についても、半世紀で半分以上線路が配線。そして、今年も、来年も廃線になるものがある。
北海道民は列車がなくても困らないかもしれない。車社会だから。ただ、首都圏から北海道に来た人にとっては列車は欠かせないものだと思う。首都圏だと、どこに行くにも列車で事足りる。それもあってか、北海道に来ても、列車で行ける札幌、小樽に行くことが多くなるんだと思う。やはり、列車が走っていないと移動は不便だ。

そんなわけで音威子府でのひとときは終わり。

北海道について考える良いきっかけになった。人が集まらないと文化が廃れていく。ぼくが今まで見た景色たち。どれだけ素敵だなって思っても、多くの人が知らないから、人が集まらない。そうやって無くなっていうことを考えるとゾッとした。そんなの嫌だなって。
これがきっかけで、何かしらの方法で北海道のとある地域の良さを届けたいっていう1つの夢ができた。簡単に言えば街づくりだ。

ただこれは今やることではない気もしてる。1つは、北海道のことをまだまだ知らないから。どこの街を選ぶかまだ決めてない。決めるだけ訪れることができてない。この決め方については、別記事に書きたいなって思ってる。

もう一つは、北海道の街作りとかするには、全国各地見た方が良いなって思ったからだ。これも語り出すと長くなるから、また今度、別の記事にに書きたい

ここまでで

・北海道の街づくりをする場所の選び方
・北海道の街づくりのために色んな場所を知りたい

2つのnoteネタができた。書きたいことはいっぱいある。こんな感じで自分のペースで書いていけたらと思ってます。

というわけで、今日はここまで。
最近この話をすることがあるから、言語化できてよかった。分かりやすく伝えられるようになりたい

そんなわけで今日も頑張っていきましょう!

まとめ

北海道に関する記事と動画を貼っておきます!

最後までご覧頂きありがとうございました!

それでは!また!!

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