繊細さんとお肌。

私は小さい頃からアトピーでステロイドの塗り薬を手離せなかった。社会人になってお金とか通院の面倒臭さで脱ステロイドをしてだいぶ酷い症状を経験したんだけどそれが落ち着いてからはストレスを強めに感じると何年かに1度は悪化する感じだった。花粉症だし猫飼いだけど猫アレルギーだし典型的な肌弱さんである。今は漢方の魅力にすっかりはまっていて身体そのものの回復力を高めたいって思っているし魂が磨かれて生きる力が高まれば病気そのものも少なくなるとヨグマタ相川圭子さんの本にも書かれててそこはふんわり目指したいなーって考えてる。でもこれまでの生活習慣や不摂生の積み重ねは油断はならないと思っているし、定期検診も必要なのかとは思う。魂を磨いた先には健康面だけじゃなく内面が外見に影響されて美しくなるっていうんだから是非ともそこは着目したいところ。自分のポテンシャル内ね。

先日また肌が酷くなって何となく花粉の影響だけではない気がしていたんだけどぼーっとしてたら頭に「界面活性剤」っていう言葉が浮かんだ。直感を信じて界面活性剤フリーの化粧品、ヘアケア品に変えたら治ってきた。あと仕事を休職する前からストレスなのかずっと肌が酷くていつもと少し違ってステロイドを塗って表皮は治ってきたように見えても手で触れるとポロポロと何かが手に触れる感じだった。予想通りまた快方と悪化を何度か繰り返して去年は肌のせいでめちゃくちゃ凹んでたなー。

私は妹にずっと「肌薄そうに見える」って言われいて確かに比べてみるとそんな気がした。熱いものを持つのも苦手だし、素足で土を踏むなんて混ざりもののない黒土なら良いけど小石があったり砂浜なんか痛くてしょうがない。ステロイドを使ってると肌が薄くなるんじゃないか、そもそもアトピーはターンオーバーも早かった筈。ステロイド軟膏は皮膚の善玉菌も悪玉菌も殺してしまう。塗ることが習慣化するとそもそも皮膚表面の駐在菌が人より不足するんだって思った。近年、手術とかは日帰りや昔より入院日数少なくなってるけど抗生剤を一気に点滴して傷を塞ぐことを優先しているだけだと思うのね(きっと)。すると肌表面の常在菌環境も一時的に変わるから肌弱さんたちは肌トラブルの対策をして手術に挑まれた方が良いんじゃないかと思う。私は皮膚常在菌を含んだケア品を見つけて半年くらい使ってる。使ってみて肌が厚くなってきた気がするし、気になっていた色素沈着も薄くなった。ペラペラですぐ割れてた爪も厚くなった気がするな。昔はステロイド軟膏を良く塗る箇所とそうじゃない皮膚の色に差があってそれもコンプレックスだったけど今は気にならない。でもあまりにも悪化している患部はステロイド軟膏を使ってパッと治してしまった方が良いと思うけど普段は皮膚常在菌ケアを続けることにした。

最近はヘアケア品も肌に優しいけど機能性高いものが多いよね。美容室で紹介されると本当に感動してしまう。ヴィーガン専用品とか。私はヴィーガンじゃないけど身体に使うものはスゴく相性が良い。でも食べるものに関しては第一次産業である酪農家さんや農家、漁業、あと人の身体や環境に良いものをって努力してる企業とか、自分の仕事に誇りを持って頑張ってらっしゃる方々の信念を優先したいなって思うな。まぁそもそも口に入れるものの成分を把握するの大変だし。ある程度は仕方ないでしょって思う。赤い着色されたかまぼこを切ってるおかんの側に行って一枚貰ってつまみ食いして、切り終わった板を貰って前歯で削ぎ食う思い出を懐かしんで食べるのも良いでしょって思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?