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【神noteの要約】無関心層と誠意をもって向き合うこと



0. 神note

読み応えのある記事で、マーケターとしても、1個人としても要点を心に留めておきたいと強く感じました。

ぜひ深く読み込んで企業レベル・個人レベルでも活かすべく、書き認めます。
理解不足の点もあるはずので、松本さんのnoteを改めてご覧ください


1. 内容の要約

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三船なりに要約をしてみました。

①仮説:箕輪さんは確証バイアスとバックファイア効果により、世間の大半を占める無関心層からの信頼を失っていく過程に気づかず、大きな失敗となった

②考察:炎上ビジネスは一時的にコアファンを拡大するが、市場拡大の限界がある
「ファン>アンチ」の原則。大多数の無関心層を軽視するとアンチに流れて崩壊する

③要点の仮説:ファンの最大化は無関心層を絡めたマーケティング展開をが求められる(※ここの無関心層は、記事の「ライト層」を含む認識)


2. それぞれについて感じたこと

皆さんのご意見、勉強になります。ぜひお聞かせください。


■1. 確証バイアス/バックファイア効果と無関心層

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一番感じたのは、この2つは他人事ではなく自分事である、ということ。
批判に感謝し、共存の努力をもって自分の在り方を提示するのが大事では、と思います。


今回の1件、事実と捉えられる情報とみずほさんの勇気ある強力な批判によって、巨大な無関心層が反応した=興味を持った状態となりました。

そのタイミングで箕輪さんが下記の2つによって、自らを正しいと感じる状態と発信を続け、複数の社会的な権威の喪失を持って着地しました。

確証バイアス:認知の歪み。自分の考えに肯定的な意見のみを正しいとしてしまうこと。
バックファイア効果:都合が悪い事象があるほど、本来の信念をより強固に信じてしまうこと。
(記事より、三船が要約)
(確証"性"バイアス、って言葉で覚えたので、ちょっぴり違和感笑)


自分の信念を貫くのは大事です。
それでも、他の意見を受け止めた上で在り方を示すことを前提にするべきと感じました。

話はズレているかもですが、CSR活動はその批判するステークホルダーとの持続的なつながりを作っている行為なのではないでしょうか

スターバックスさんもストローを紙ストローにし、環境問題に向き合っています(プラスチックストローは動物の臓器に、刺さっちゃうそうです泣)

信念を貫いて物を生み出す時に、発生する誰かの危険
だからこそ、まずは自ら歩み寄るを模索することが大事です。


■2. コア・ミドルファンに対して無関心層とマーケティング

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無関心層の力は本当に膨大です。
コア・ミドルのファンは無関心層の巨大な土台の上でファンになっていることを再認識しました。


誠実に社会と向き合う意義の言語化になっていて、大変参考になりました。


例えば、若年層に人気のコンテンツや商品があるとしましょう。
ここで彼らの無関心層からの影響を考えてみましょう


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みずほ総合研究所:都道府県別の高齢化と個人金融資産の状況(2018.12.13)
(40~49歳と50~59歳に大きな差がある。)

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国税庁:年齢階層別の平均給与(2018)

金融資産の平均保有額は60~69歳がピーク、50~59歳は40~49歳から大きく上昇しています。
一方で、40-49歳は比較すると平均給与は高くても貯金は少なくなっています。
40~49歳は貯金よりも支出が増えていることを意味していると考えています。(子育てで最もお金かかるタイミングですよね)


これを踏まえると非ユーザー層である親御さん層、つまり40~60代から批判を受け続けると、購入する若年層の意識変化や2次的な売上減少につながります。
(マクロでは法律規制など、ミクロでは家庭内の禁止→親がお金を渡さなくなる、など)


だからこそ、無関心層からの信頼を得ることは、コア層が自分の信じることに誇りを持つことに。
そして、巡りめぐってコアファンからのマネタイズ・発展に繋がるのです。


例1)任天堂のみまもり設定


例2)親の信頼を得るメディア露出例

(前職のオフィスおかんがメディアに取り上げられたのを親御さんが見た、って報告のツイート。やぱ良いサービスや。ちょっと贔屓)

3. まとめ

(せやろがいおじさんのこの動画は必見)


最近自分の在り方を考えながら、価値観と異なる人との関係性に悩みます。
自分も今までのストーリーを大事にしたいし、他の人の考え方も理解出来る部分はある。共感は難しくても、色々な在り方を尊重したい。

批判してくれる人のコメントを一回受け止めることも大事です。

ただ、全力で受け止めると自分の精神が崩れてしまうこともあります。
どう共存するかを仲間と相手と、一緒に考えていくことが大事なのではないでしょうか。

お互い誠意をもって向き合うこと。具体的にはこれ。

・「その環境で歩んできたら確かにそういう考えになる」という相手のストーリーの直接理解と聞く姿勢
・真摯に今の自分について共有
・その過程の話し合いから、自分の思考と相手の主張の違いを明確化(むずい)

このやりとりを相互に。少なくとも自分から必ず行う共存のための働きかけを自分から働きかける。


これは人としても、会社としても同じ。
例えば、競合他社に対してもリスペクトを持つこと。
このあたり、身近な例だと住宅のtech系で、OYOさん、HafHさんNOWさんは良いな、と思っています。

(競合同士が連携し、市場の活性化を図る例)


そんな訳で、改めてぜひ松本さんのnoteをご覧ください。ではでは〜!
(読みたくなる記事の構成も勉強になります)



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