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震えるほどの

どんな時に
生きていてよかったと思うのか

どこに立っている時に
自分の居場所だとわかるのか

何のために
隠れてしまいたいほどの
恥ずかしい思いをしてきたのか

みんなの両手にあるものが
私だけ
いくつも足りない気がしていた

突然
陽の当たらない低いぬかるみを
歩いていたのは何の手違いだったのか

疑問ばかりを背負っていたけれど

すべては


私の奥底からの
形や色や味わいを
生み出すためにあったのか

生み出すことの喜びに
震えるためにあったのか

それではひとまず
お礼を言います

生きている今に
ありがとう
まだ尽きそうにない蓄えとともに

少しずつ明けてきた宵闇とともに

……………

これは私の喜びの話。

今の私は
刺し子をしているとき、
noteを書いてるときが、
胸骨がぞわぞわするくらい
楽しいのです。



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